【感想】『七つの大罪』第259話 戦渦のブリタニア
週刊少年マガジン 2018年 16号[2018年3月20日発売] [雑誌]
第259話 戦渦のブリタニア
- 魔神軍へ突撃していく掃討部隊。
- 空に浮かぶ強襲部隊にも魔神たちは迫る。焦って剣に手を掛けたギルサンダー以外は、目前まで至ったそれを悠々と眺めていた。
- 「さて…」「
強襲部隊 は敵本拠地 に乗り込むとしよう……」
パチ、とマーリンが指を鳴らした直後に魔神らの腕や吐いた炎が雪崩うったが、そこに彼らの姿は無かったのである。 - ハウザーが吠えた。
「全員 よく聞け!! まともに正面から やり合おうと思うな!!」「数も力も向こうが上だ …撹乱して手数で押し込んでいけ!!!」
傍らの女聖騎士に命じる。
「頼んだぞギーラ!!」 - 「いきます!!」
彼女は馬上槍を掲げた。
“ブリリアント・デトネーション”!!!
槍の先に膨れ上がった炎の塊が爆散し、無数の炎弾となって撃ち放たれる。 - ドドド ドド ドドドドドッ
最も手前のアルビオンに全弾命中すると同時に、他の聖騎士たちも一斉に武器を突き出した。
「今だーーー!!」
「追撃を続けろー!!!」
撃ち放たれる様々な魔力。アルビオンや灰色魔神は ものともしないが、赤や青の魔神には それなりのダメージを与えられたようだ。 - 「喰らえ化け物共がーーー!!!」
最後に、ハウザーが槍を突き出した。 - 極大のワール・ショック。巨大な風の渦が地に添って走り、赤・青・橙の魔神らの肉を抉り食い千切る。
- だが、体の半分を失って なお、魔神たちは口から獄炎や光弾を吐いた。
- 「うお…っ」
疾走させている馬を急停止させることもできず、声を上げるだけのハウザーや聖騎士たち。 - ところが獄炎や光弾は勝手に外れて、すべて騎士団の背後に着弾した。
「!!」 - 「魔力が軌道をそれた…!?」
馬上で振り向いて驚くギーラ。
「一体 何が?」 - 「魔力とは音楽!! その強弱・速度・高低を操る 私の「
旋律 」の前に攻撃魔力など まったくのナンセンス…」
ハウザーの脇をすり抜けて、一騎が前に飛び出した。
「デスピアス!!」 - 「はあっ!!」
彼は拍車を入れ、魔神めがけて単騎特攻する。
「待て!! 正面からぶつかるな!! 魔力抜きでも相手は化け物だ!!」
血気に はやった若者のように、聖騎士長 の諫めも耳に入れる様子はない。 - コアラ顔の橙色魔神の前に至るや、彼は馬の背に立ち上がった。そして跳躍一閃!
「ぬぅん!!!」 - 「パフォッ」
苦鳴を上げた橙色魔神の頭が傾いで落ちていく。
デスピアスが一撃で魔神の首を斬り落としてのけたのである。 - 「な… なんつー
力 だよ!!」「人間技じゃねぇぞ?」
◆人間のアーサーは、魔神たちの首も胴も剣で軽々とバラバラにしてましたけどね…。魔力 目覚めてない状態で…(汗)。
闘級見るに、デスピアスは素の状態で1690。橙色魔神は1300~1600ですから、一撃必殺は無理でも倒すだけなら、「祝福の息吹 」がなくとも不可能ではない、か。 - 唖然としつつ訝しんだハウザーの前で、橙色魔神の後ろから現れた銅色魔神が、未だ空中にあったデスピアスを巨大な拳で殴打した。
- 「コル!!」
ゴッ - 無防備に全身を打たれたデスピアスは、呆気なく地面に叩きつけられる。
子供が投げ捨てた人形のように手足を投げ出して、うつ伏せに、半ば地面に埋もれさえしていたのに。 - 数瞬の沈黙の後、勢い良く立ち上がったのだ。
- 「フ… フハハ… 全く痛くも痒くもない!!」
そう言って笑った顔は血にまみれ、左手の指は三本も折れてしまっている。歪んだ指や鎧の隙間から噴き出る血を、彼自身も視認できているはずだが。
「これも すべてリュドシエル様のご加護の賜物!!」
まだ全力で戦えるという喜びに彼は笑うのだ。 - 「血痕!!」
「コル?」
デスピアスを打った銅色魔神は、頭上に飛び乗ったワイーヨに容易く兜割された。
◆ワイーヨさん、「祝福の息吹 」のせいで口癖の「結婚」が「血痕」に変わったと思っていたけど、もしかしたら「血痕」の方が元々の口癖で、デルドレーに恋してから「結婚」に変わってたって可能性もあるのかな? - 「アハハハハ!!!」
デルドレーは飛んできた青色魔神を杖で殴って笑い、彼女を相乗りさせた馬を駆るアーデンは矢の連射で白色・黄土色の小型魔神らを次々と屠 っていく。なんとも目覚ましい活躍だ。
◆デルドレーやアーデンが青・白・黄土色の魔神を倒しているのは、本来の闘級から見ても不可能ではない範囲です。しかし、本来の闘級1710のワイーヨが、闘級3800~4500の銅色魔神を一撃で倒しているのは凄すぎる。
ワイーヨの闘級が4000~5000前後に上がっているということなら、「祝福の息吹 」は闘級を2.5~3倍増くらいさせる効果がある? ということになりますね。すごい。防御力は上がっていないようですが…。
ちなみに、ヘンドリクセンが魔神の血で灰色ヘンドリクセン化した時は、本来の闘級2650が5800に上がっていました。およそ2.2倍増ですね。魔神の血より女神の祝福の方が効果が高い? - 一方。聖騎士と女性魔導士が橙色魔神に両手で連続殴打されている。
地面にめり込んで沈黙していた二人が、やがてブルブルと震えながら起き上がり、折れた骨や噴き出す血をものともせず意気高く笑いだしていた。
「フヒヒ… まだまだ」
「リュドシエル様 我らに力を!!」 - 「ウゲゲ~~!! 聖騎士の連中 変な
残飯 でも食ったのか!?」
ホークママの頭上からそれを見降ろして、ホークが冷や汗を垂らした。
「……」
両手を握り合わせて戦場を見つめるエリザベス。 - 「
ペテンの光 だね…」
彼女の護衛役であろうゴウセルが、その術の魔神族側の蔑称を眉をひそめて口にした。
「ゴウセル様」
彼を見るエリザベスも物憂げである。 - ホークママは魔神を蹴散らして戦場を進んでいた。その頭上のホーク、ゴウセル、エリザベスは無傷のままだ。泥にも血にも汚れることなく、高みから物哀しげに戦場を見渡している。
まるで地上の愚かさを哀れむ神のように。 - 戦いは続く。
ワイーヨが一撃で倒した銅色魔神も、「祝福 」を受けていない聖騎士たちでは数人がかりで傷一つ付けられない。 - 「しっかし この物量差はこたえるぜ!!」
風の渦を放ちながら、ついに弱音を吐いたハウザーに、近くにいたギーラが鋭く叫んだ。
「ハウザー聖騎士長 ここは一旦 退却を!!!」
弾幕を越えて迫りくる魔神の群れで空も見えないほどだ。
「やむを得ねぇ…」 - そう呟いたとき。
低く地鳴りが響いて一帯が暗くなった。魔神も聖騎士も、何が日を翳らせたのかと仰ぎ見て、一様に硬直したのである。 - 「うそ…」
冷や汗を流すギーラ。
「うそうそうそうそうそ…!!」
ハウサ―は半笑いで目を剥いて繰り返している。 - “
女王の抱擁 ”
聖騎士たちの戦場からは幾分離れた地点。その大地がアルビオンをも しのぐ高さに立ち上がり、大津波となって押し寄せていたのだ。 - ボードもなく身一つで波の頂に乗るのはディアンヌである。
「いっけぇぇ~~~~~っ!!!!」
勇ましく吠えれば土砂津波は雪崩落ち、魔神たちを ぐちゃぐちゃに押し流した。
◆大地を変動させる これだけの大技を使って、近くの聖騎士たちを巻き込んでないというのが、めっちゃ器用。 - 殆どの魔神が押し流され埋め潰されるなか、流石と言うべきか、その場にあった二体のアルビオンのうち一体は踏みとどまっている。波に乗って眼前に迫ったディアンヌめがけ、埋まりかけた口から光線を発射した。
- 避ける
暇 もない。が。
“重金属 ”!!!
直撃したはずの体を金属状に硬化させた彼女は無傷だった。振るった戦鎚 でアルビオンの脳天を叩き潰す。 - 壮大な この技は、しかし弱点もあると思われた。頂点に達した津波は低く落ちて鎮まっていくしかない。
- 下がりゆく波の頂にある彼女の頭上から覗き込む、新たな三体のアルビオン。
- さて、どうするかと思案するまでもなく、波に並ぶように巨大な槍の穂先が ぬっと出現した。
瞠 ったディアンヌの目に映る、投擲 の動作を取るキングの姿。
真・霊槍シャスティフォル
第一形態「霊槍 」
“暴君の嵐 ”!!!!- 土砂波と共に流れ下っていきながら、ディアンヌは恋人の仕業を見上げて ぽかんと大口を開けた。荒れ狂い無尽に回転した巨槍は、アルビオンたちの頭部から胸にかけてを、一度に削り砕いてしまったのだから。
◆アルビオンは胸部に核があり、それが弱点だと、初出現時にメリオダスが言っていました。
今回のディアンヌはアルビオンを土砂で押し潰したり頭を戦鎚で叩き潰したりしていましたが、一時的な機能停止にはできても、核(胸部)を破壊していないと、また3000年後とかに再起動したりすることもあるのかしら。
話変わって、キングの新技「暴君の嵐 」。「飛び回る蜂 」の上位版なんでしょうか?
「暴君」という言葉がキングの性格に不似合いで、彼が自分で技名を考えたんだろうなと思うと、ちょっと面白かった。彼的に、過剰に暴力的な技だと思ったんかな? - ゆっくりと巨体を倒していくアルビオンたち。
その足元で土砂に埋もれ、殆どが沈黙した各色の魔神の群れ。 - 「信じられない… あれほどの数を一気に倒した!!!」
「あれが<七つの大罪> <嫉妬の罪 >と<怠惰の罪 >の力…!!!」
それらを遠く見ながら一時撤退の馬を駆り、聖騎士たちは感嘆の声をあげている。 - 「彼らが味方で心底 ほっとしています…」
王都決戦でキングがヘルブラムから護ってくれた際と同様の感想を、ギーラが再び漏らした。
敵であれば恐ろしいが、味方であれば心強い。
人間から見れば彼らも十分に化け物である。そして、ほんの二ヶ月ほど前までは敵対していたのだから。
◆ギーラのこの台詞。キングたちを無条件に信頼しているわけではなく、「恐ろしい存在」として どこかで線引きしているのだなと判りますね。
ハウザーの方は線引きしてないっぽいけど。 - 「差を見せつけてくれやがって…!!」
ハウザーは唖然と見やりながらも悔しがる。
「だが 本番はこっからだ!!」
表情を引き締めて一方を睨んだ。
「敵は じゃんじゃん湧いてくんぞ!!」 - あれほどの数を倒したというのに、魔神の群れは未だ空を暗く覆うほどの数なのだ。
- すると、辺り一帯が光に包まれた。
光の中で、魔神たちの輪郭が泡のようにモロモロと崩れていく。 - 「キング!!」
見覚えのある光景に、ディアンヌがハッとした。
「ああ… この光は…!!」
応じて背後を見やったキングの視線の先で、空に幾つもの超巨大な光球が広がり、内部に包まれた魔神たちを容易く消していく。 - 「“
極大聖櫃 ”」
ホークママの頭上で、ゴウセルが その技の名を言った。<四大天使>サリエルやタルミエルの得意技だ。彼の眉は ひそめられ、嫌悪が覗える。 - その隣で、エリザベスも不本意そうに表情を曇らせていた。
◆恋人と生き別れることを阻止する目的(痴話喧嘩)で、自ら進んで盟約を結び、みんなを積極的に戦場に導いた総大将の立場であるエリザベス。
けれど己の手を汚す方には参加せず「戦いは悲しいわ 敵でも殺すなんてひどいわ」という、不本意に戦争に担ぎ出された非戦論者のような顔をしています。彼女だって聖櫃 を使えるのにね。
開戦前から、例によっての「エリザベス(&メリオダス)は正しい・愛を語って間違っている周囲を『許して救ってあげる』」系の展開になりそうで嫌だな…と不安に思っていましたが。やはり こうなっちゃいましたね。
この流れにしたいなら、その前の段階で、メリエリに罪咎が感じられない土台を作っておいてくれたら、ヒネた読者にも優しかったのにな~。
たとえば、メリオダスが戒禁吸収で眠りに就いた「後で、彼の知らぬ間に」魔神族が出陣して、それを感知したエリザベスが「王都を護るために、やむなく」盟約を結んで出陣、みたいな。
実際の展開だと、二人の痴話喧嘩(私的な事情)に積極的に周囲を巻き込んで利用し、戦争の拡大を「知りながら」放置・「促進している」ので、メリやエリが「非のない・正義の」存在であるように扱われるとモヤモヤしちゃいます…。他の奴も悪いが、メリとエリも十分悪いよぅ。この漫画では悪くないことになってるけど。 - 「さ…流石は<四大天使>様だーー!!!」
一方、絶望の中に まさに希望の光を見た聖騎士たちは歓呼する。 - 天空で刀印を構えたタルミエルとサリエルは、器の瞳に大きく
女神の紋様 を浮かべて、冷ややかな怒りを言葉に込めた。
「これじゃ<十戒>と …特に あいつと戦うための」「肩慣らしにも ならなくな~~~~い?」
「三千年前 とれず終 いだった… マエルの仇を 必ず とらせてもらう」「十戒<慈愛>のエスタロッサ!!」 - その頃、リオネス王都郊外の村。
- 泣き叫ぶ赤ん坊を あやすのも忘れて、村人たちは村の外を進むアルビオンや魔神たちを仰いでいる。
- 「あ… あわわ… あの化け物の軍勢は…!?」
「北の山向こう…リオネスに向かってるんじゃ……」
「知るかよ! この村だって いつ襲われるかもしんねぇ」
「この世の終わりじゃっ」
「みんな 避難するんだ!!!」
◆つまり、この村は山を挟んでリオネスの南にあったんですね。ペーネスの湖に近いの? - 村人たちが慌ただしく動き始めたなか、三つ編みの女が村の奥に焦った顔を向けた。村外れの斜面の上に ぽつんと建つ納屋。最近住みついたばかりの不思議な男女が、まだそこにいるはずだ。
「大変だわ… 二人に知らせないと…」 - 納屋の中では、藁で作ったベッドに腰かけたモンスピートが、静かな顔で外の気配を窺っていた。
「結局戦 は始まるのか…………」「…本来ならば<十戒>の我々が指揮をとり 戦線に立たねばならないのだろうけど…」「人間の里で 二人 のんびりまったりしているとは夢にも思わないだろうね ゼルドリスは……」 - 彼の膝に頭を乗せたデリエリは猫のように身を丸め、その髪をモンスピートは優しく撫でている。
- 「ゼルドリスは関係ねえだろ…」「モンスピート ……アンタは どうしたいのさ」
彼女は問うた。モンスピートの腹側に顔を向けているため表情は窺えない。 - 「そうね………… 私は案外 お前との こんな暮らしも 気に入ってはいるんだ」「もちろん 居場所が知れれば ゼルドリスに咎めは受けるだろう… それに村も―――」
- 「…………」
しばらくの沈黙の後、デリエリは身を起こした。
「………私はゼルドリスの所へ行く」 - 「そうか… いや… そうだな 私としたことが甘い考えを――」
「違ぇよ」
後ろめたさを見せた男を、デリエリは言葉で止める。その頬に浮かぶ魔神の紋様…いや、戒禁の紋様が、スゥゥ…と薄れて消えた。 - 「デリエリ………?」
モンスピートは ぎょっとする。彼女が魔神の力を…戦闘態勢を解除するなど、エリザベスに浄化された時ぐらいだったというのに。 - 閉じていた目を彼女は開ける。
「行って 戒禁を返してくる」
いつぶりかに見た彼女本来の瞳 は、静かに澄んでいた。 - まさに その時。
- 「こんな所に隠れてやがったか …手間をかけさせやがって…」
村を見下ろす天空に浮かぶ、闇の翼を広げた魔神一人。 - 「「純潔」と「沈黙」…」
言いながら、エスタロッサは掌の上に「真実」の紋様を浮かべる。
「これで三つ手に入るわけだ」
闇に淀んだ瞳で薄く笑った。 - 次回「キミに伝えたいこと」
闘級とチート
今回、扉絵が色付き魔神たちの名前と闘級の一覧になっていました。
あの ちっちゃい魔物や、オーダン村で威張り腐ってた舌が一杯ある丸坊主も色付き魔神だったのか…!
この一覧を見て判ったこと。
闘級3800~4500の銅色魔神を、素の闘級が1710のワイーヨが一撃で容易く倒しています。
上の感想にも書いたように、ワイーヨの闘級が4000~5000前後に上がっているのなら、「
名前 | 闘級
|
備考 | |||
---|---|---|---|---|---|
ホーク | 30
|
魔力0ということになっているが、「 残飯で釣れば闘級が無限にUPする |
|||
白色魔神 (ホワイト) |
150~250
|
個体差がある 小型で群れを成す 人語は喋れない模様 |
|||
ジェリコ | 270
|
王都防衛戦後、兄グスタフと同じ「 |
|||
青色魔神 (コバルト) |
400~1300
|
個体差がある 鳥型 人語は喋れないようだが、ビラ配りをこなす程度の知能はある |
|||
緑色魔神 (グリーン) |
600~900
|
個体差がある 電車のように走り回るだけの巨大ムカデ |
|||
黄土色魔神 (オーカー) |
800~1100
|
個体差がある 流暢に人語を喋り、知能は高め 人間と同じくらいの大きさ |
|||
デルドレー | 930
|
「 |
|||
赤色魔神 (レッド) |
1000~1300
|
個体差がある 基本喋らないが、呪文を唱えて魂の回収をする |
|||
橙色魔神 (パーシモン) |
1300~1600
|
個体差がある コアラ顔 人語は喋れない模様 |
|||
アーデン | 1320
|
「 |
|||
ギーラ | 1350
|
魔神の血で闘級UPしている | |||
グリアモール | 1520
|
||||
デスピアス | 1690
|
「 |
|||
ワイーヨ | 1710
|
「 闘級が一時的に2.5倍憎していると仮定すれば闘級4275、3倍増と仮定するなら闘級5130になっている? |
|||
エリザベス | 1925
|
女神の記憶を取り戻したので、闘級はこれより遥かに上がっていると思われる | |||
ギルサンダー | 2330
|
||||
ハウザー | 2350
|
||||
ゲラード | 2370
|
||||
ビビアン | 2580
|
||||
ヘンドリクセン | 2650
|
||||
灰色魔神 (アッシュ) |
2700~3200
|
個体差がある | |||
スレイダー | 2790
|
||||
ドレファス | 3000
|
||||
ジェンナ | 3000
|
||||
ザネリ | 3000
|
||||
オルロンディ | 3100
|
現在 使い魔化しているため、闘級低下の可能性あり | |||
バン | 3220
|
「 煉獄で どうなっているか不明 |
|||
銅色魔神 (カッパー) |
3800~4500
|
個体差がある 人語を喋るが知能は低く、怪力で食欲旺盛 灰色魔神の次に巨体 人間の魂を好んで食べたがる |
|||
マーリン | 4710
|
「 |
|||
アルビオン | 5500
|
闘級は一律 | |||
魔神化ヘンドリクセン(灰色) | 5800
|
||||
マトローナ | 7600
|
「ドロールの舞い」で闘級UP可能 | |||
ディアンヌ | 8000
|
「ドロールの舞い」で闘級UP可能。現時点で闘級48000までの上昇を確認 | |||
キャス | 10010
|
||||
エレイン | 21050
|
||||
メラスキュラ | 34000
|
||||
ゴウセル | 35400
|
||||
アーサー | 40000
|
||||
キング (ハーレクイン) |
41600
|
||||
デリエリ | 52000
|
||||
モンスピート | 53000
|
||||
エスタロッサ | 60000
|
||||
ゼルドリス | 61000
|
||||
メリオダス | 142000
|
||||
エスカノール | 15(夜) 114000(正午近く) 測定不能(正午の1分間)
|
※リオネス王国では闘級300以上が聖騎士として認められる
※武器(神器)を装備しているか否かは闘級を左右しない。素手だと闘級範囲内の一部の力しか発揮できないが、武器(神器)を持つと闘級範囲内の多くの力を発揮できるというだけである
ただし、戦闘力は飛躍的に上げても、防御力は上がらないようですね。
あたかもゾンビのごとく、非常に不気味な感じに描かれていて、ゴウセルもエリザベスも不快そうに眉をひそめて眺めているし、ああこれ、リュドシエルにヘイトを集めて彼を ぶち殴るか(聖騎士たちが手のひら返してリュドシエルを憎んだり)、エリザベスが「愚かなリュドシエルを救ってあげる」 流れになる布石なのかなと、少し悲しく感じました。
(彼女に救われるよりも、いっそ嫌われ役を全うして信念を通してほしい気もする。)
バトル漫画には殴るための悪役が必要なので仕方ないけど。
でも悪い面を否定するだけで終わらず、リュドシエルがチートをかけなければ、聖騎士たちは そもそも ろくに魔神に対抗できず潰されていただろうことも、考慮はしてあげてほしいですね。(^^;)
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大地と語らう
ディアンヌの新技「
大地の大津波という凄まじい技です。
この技、遥か昔の第152話で伏線が張られていたものですね。
(マトローナに教えられたドロールの舞いを練習していると、同化したかのように大地の上と中の生命の様子が手に取るように感じられ始め、大地が大津波になって迫ってくる幻を見た)
懐かしい。リアルで二年以上前…。
これ結局、ドロールの舞いとは無関係の、ディアンヌ自身が掴んだ新たな境地であり極意なのかしら。(やっぱりディアンヌは天才ですね。)
そして この技を使うためには、ドロールの舞いと同じく、踊って感覚を高めないといけないのかな?
だとしたら、戦いの度にある程度 時間を取って踊らなければならないわけで、それが彼女の弱点ということになるんでしょうか。
踊ってる間はキングさんが護らなきゃ!
天災レベルの大技なのに、同じ戦場にいた聖騎士たちを巻き込まなかったのも凄かったです。十分かつ慎重に距離を取ってから使ったのかな。
聖騎士軍とディアンヌが一緒に戦うのって、足元に元気な ひよこが うじゃうじゃしてる状態で一羽も踏み潰さないようにしながら襲ってくる狼の群れに立ち向かうようなものだと思うんですよ。
ディアンヌは実は誰よりも器用で俊敏なのかもしれない。