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『七つの大罪』ぼちぼち感想

漫画『七つの大罪』(著:鈴木央)の感想と考察。だいたい的外れ。ネタバレ基本。

【感想】『七つの大罪』第125話 打倒<十戒>!!

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週刊少年マガジン 2015年24号[2015年5月13日発売] [雑誌]

第125話 打倒<十戒>!!

  • 16年前の回想からスタート。
    ダナフォール滅亡の日、雨に濡れて立ちつくすメリオダスは、死に逝くリズを看取っている。
    「リズ… 俺は… 結局お前を守ってやれなかった」
    涙の懺悔。リズも微かに涙。微笑んで
    「泣くな… また……逢える…」
    アニメ第一期最終回、Bパートラストシーンの再現ですね。ちょっと驚きました。
    あの場面、アニメ視聴者の感想では「第二期があるという予告だろう」というのが主流でしたが、普通に、リズがエリザベスに生まれ変わることの暗示でよかったんですね。
    つーか、リズは死に際になって、自分が生まれ変わり続けていたことを「思い出した」ってことなんでしょーか
  • 頬に暖かい滴を感じて目を覚ますメリオダス。タンクトップの下の胸に包帯を巻かれてベッドに横たわっている。目の前にはリズ…ではなく、エリザベスの泣き顔。滴は彼女の涙だった。
    エリザベスは目覚めたメリオダスを強く抱きしめ、二度と目を醒まさなかったらどうしようってすごく怖かった、とまたも涙。泣くなよ、と微笑むメリオダス。
    ここでエリザベス、「様」を付けずに「メリオダス」と呼んでます。リズと同じように
  • そこはキャメロットの王城だった。他の<大罪>やスレイダーも生きており、治療を受けている。
    スレイダーの潰れもげていた右手は、キャメロットの魔術師(ドルイド?)によって神経まで繋がった。
    しかしマーリンは、二人のドルイド(?)が治療しているにもかかわらず、石化したまま戻らない。台上に横たえられた石マーリンの傍らに座って泣きじゃくり、自分ばかり守られて君を守ることができなかったとグズグズ懺悔しているアーサー。
    スレイダー、男がいつまでもメソメソするんじゃないわよ、お姉さまはきっとそう言うわねと軽く叱責。しかしアーサーは、マーリンはきっと私に失望していますとグズグズをやめない
  • エリザベスに肩を支えられつつ、メリオダスが部屋に入ってくる。足元にはホーク。
    あの後何がどうなった、ガランがとどめを刺さずに帰るとは思えねえと尋ねる
    メリオダス、胸を貫かれて以降の記憶が飛んでるんですね。意識があるように見えてたけど、気を失ってたのか
  • 「奴の記憶を少し操作した ”団長たちにとどめを刺した”――ようにな」
    全裸にバスタオル女巻き、でも立ちポーズは堂々たる男立ち、靴だけは履いてますという、マニアックな姿のゴウセルたん、キュピーンと推参。
    アーサーが泣くのも忘れて汗タラで凝視し、流石の団長が「なんだ その格好は?」と尋ねてしまう破壊力でした(笑)。
  • メリオダス、ゴウセルに顔を寄せて、やや辺りを憚るように尋ねる。
    「お前… もう大丈夫なのか?」「何が…って だからホラ…」
    あれ? 珍しく歯切れの悪い団長。ゴウセルの暴走は、大っぴらに言えないほど深刻なことだと、彼は受け止めていたんですね。自分自身の暴走と重ねて考えていたからかな?
  • 暴走ならもう心配ないと、芝居のヒーローじみた動作で左腕に着けた腕輪を見せるゴウセル。それはマーリンの魔法具No.174「鎮静の護符アミュレット試作型プロトタイプ
    お前自分で着けたのか? とメリオダスが尋ねると、「ガランが去り――ゴウセルが団長殿たちの前から逃亡しかけた不意をついて 私が着けた」と、聞こえるはずのないマーリンの声が。
    逃亡しかけたことを暴露されたゴウセルは、「てへ」と可愛らしく? 自分の頭をコツン。どこで学んだの。(ディアンヌの動作の真似かな?)男に、しかも無表情でやられると恐ぇーですよ(苦笑)。子供の前で迂闊なことをすると真似されて困る、って現象でしょうか。
    あと、鎮静の護符はマーリンの魔法具No.174か。ミニマム・タブレットが172でしたから、ゴウセルが捨てた魔力安定薬がNo.173だったんですね。
  • 慌てて周囲を見回したり、石化したマーリンを見やったりのアーサーとスレイダー。メリオダスだけは最初から、人知れず宙に浮いていた鉄球を見据えていた。
    そう、喋っていたのは宙に浮いた鉄球、マーリンの神器・明星アルダンだった。体が完全に石化する寸前に魂を移したのだと言う。
    体が無いと不便だが、魔神の王由来の”戒禁かいごん”による石化は彼女の魔力でも解けない。対抗できるとすれば女神由来の力だろうと。
    思うところがある様子のエリザベス
    疑問なのですが。自然の理で治癒術を使えるのはドルイドだけ、なんですよね? つまりスレイダーの腕を繋ぐ治癒術を使ってる魔術師はドルイドなんですよね。では、その力は「女神由来のもの」ではないんですか? 女神由来だけど力が足りない? それとも、女神の使徒でないとドルイドでも女神由来ではない??
  • 昨日のガラン戦の反省会を開始。
    魔力の尽きた状態のガランに全くなす術がなく「完敗」だった。そんな化け物が十人もいる…。
    冷や汗をダラダラ流して暗い顔になっているホーク、エリザベス、アーサー
  • が。メリオダスは「作戦でも立てるかね!!」とあっけらかんと言って、ニヒヒッと笑った。
  • 3000年前の人間や他種族達は<十戒>に対抗していた。戦乱の続いていた当時の人々に比べ、平和ボケした現代の我々は弱いのだとマーリン。即ち、<七つの大罪>が強くなれば<十戒>に勝てる!
  • 魔力が回復した状態を予想しての彼らとの戦力差は、現在の<大罪>と王国聖騎士全てを併せても闘級15万を超えてしまう。普通なら歯が立ちようもないが、その巨大な戦力差を<七つの大罪>のパワーアップで埋めればいい!
    簡単ではないがやるしかないと、(表面的には)絶望も力みも感じさせないメリオダスとマーリン
  • 更にマーリンは言う。この闘いにおいて、エリザベス王女とアーサーの魔力の覚醒は不可欠だと。
    「マーリンは私を買い被りすぎてるよ… 私は結局 民も聖騎士も 君も守ることができなかった」とアーサーはグズグズ。
    対してエリザベス「私やります!! 私にできることなら… いいえ… 今はできなくとも そのための努力なら なんだってしてみせます!」
    複雑そうに彼女を見つめるアーサー
  • 続けて、マーリンとメリオダスは表情を改めて言った。もう一つ忘れてはならぬ鍵。あの男を捜す時が来たようだと。
    そう、<傲慢の罪ライオン・シン>エスカノールを!
  • 話が手打ちになると、メリオダスは、ディアンヌにも伝えておいた方がよさそうだなと言い出す。エリザベスは小走りして「私もディアンヌのところに!!」と付いていき、再び彼に肩を貸す。ホークもメリオダスとじゃれあいながら付いていく
    エリザベスがディアンヌを心配している様子が窺えてよかったです。また、メリオダスも仲間全員の様子を自分の目で確認したいんだな、やっぱ団長なんだなぁと思いました。
    そんで、メリオダスは平気そうな顔してますが、本当はかなり調子が悪いんですね。なんだかんだ、エリザベスに肩を貸してもらわないと歩けないのか…
  • 歩廊を歩くうち、空中に変な穴が揺らめき開いた。「なんだ こりゃ」と立ち止まって見ていると、中からどアップで
    ディアン…
    と叫びながら飛び出してきたのはキング
  • メリオダス、キングの顔面をわしづかみにして「危ねぇな!」と無造作に投げ飛ばした。
    わしづかんだ団長の親指が、キングの目の端に入っちゃってるよ~。イタタタ。ベタに鼻の穴でなくてよかったです(苦笑)
  • 勢いよく床にぶつかったキング、頭には大きなタンコブ
    「イタタ… あれ…団長?」
    「なんだよ キング いきなり変な所から登場すんな」「今まで どこに行ってたんだ?」
    「ちょっとね… それで王国リオネスに戻ったら みんなキャメロットにいるって話を聞いてさ」
    ホークが「こっちは魔神族が街中まちじゅうに現れて てんやわんやだったんだぞ」と、鼻息荒く訴える。キング、ハッとして
    「魔神族がここにも?」「ディアンヌは無事なの!?」
    どこ行ってたと訊かれて「ちょっとね」で済ます。キングは開け広げで解りやすいようでいて、何気に秘密主義というか、踏み込ませない一線がある人ですよね。バン曰く「やましいこと、隠しごと」があって嘘ついてる人だからなァ。
    個人的には、団長が開口一番に「どこ行ってた」と訊いたことにちょっと驚きました。姿が消えててもまるで気にしてない様子だったから、去るもの追わず主義なのかなと思ってたので。ああ、気にはしてたのかなあと
  • メリオダスらと共にディアンヌのもとへ急ぐキング。
    (早く キミに会いたい…)(会って オイラの気持ちを伝えたい!)
  • 大広間に丸くなって眠っているディアンヌのもとに到着。彼女の額には大きな濡れ布が載せてあり、頭の下には巨人サイズの枕もある。
    急ごしらえで用意できたのかな? それとも、キャメロットには元々巨人族用の寝具のストックがあったんでしょうか
  • 「ディアンヌ!!」
    キングの声で彼女が目を覚ます。
    「んにゅ… 誰?」
    キング、感極まって目の端に涙が浮かんでいる。彼にとっては、ハーレクインとして200年ぶりの再会のようなもの?
    「ディアンヌ!! オイラだよ…」
    ディアンヌ、身を起こして浮かぶキングをじっと見つめる。が。
    「…キミ」「誰…?」
    怪訝そうに汗タラ。
    「はい?」
    キング愕然。メリオダスとエリザベスも戸惑った様子
  • 次回「記憶が目指す場所」

 

久々の<大罪>登場回~!! やっぱ彼らが出てると楽しいです。

 

情報が多い回でした。

第121話でメリオダス達が殺されたのはやっぱりゴウセルの幻覚でしたってこと。

第114話で張られていた、ディアンヌがゴウセルによってキング(大事な想い)の記憶を消されているという伏線の回収。

 

あ、それとゴウセルがバスタオルの前を開いて裸体を見せる場面があって。

キャラ達の反応見るに、男性器は普通についてるんですね。

第121話見て抱いた「付いてない?」って疑問への回答をいただいた気がします(笑)。ありがとうございます。

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赤面して顔そらし悲鳴のエリザベスちゃん、瞬間移動の勢いで食いつき凝視のスレイダー、シラッとして「見せんなよ」と突っ込むメリオダスと、三者三様の態度が面白かったです。あはは。

どうでもいい話ですが、『銀河鉄道999』でメーテルが鉄郎に自分の(機械の)体を見せた場面を思い出しました。

 

あと、明かされてなかったキングとバンの闘級が、総合数値だけですが明かされて、とても興味深かったです。ずっと気になってたから。

名前闘級魔力武力気力
ホーク 30 0 25 5
聖騎士見習い 145 50 50 45
バルトラ・リオネス
(リオネス国王)
530      
ドゲッド
(白金)
860 290 470 100
グリアモール
(蒼玉)
1520      
デスピアス
(金剛)
1690      
ワイーヨ
(白金)
1710      
ハウザー
(白金)
1910      
ギルサンダー
(金剛)
1970      
ゴウセル 3100 1300 500 1300
バン 3220      
ディアンヌ 3250 900 1870 480
メリオダス 3370 400 960 2010
キング 4190      
マーリン 4710 3540 70 1100
イズラフ
(吸血鬼族の王)
4890      
魔神化ヘンドリクセン(灰色) 5500
程度?
     
アルビオン 5500      
ガラン
(魔力枯渇状態)
26000 0    

※スレイダーの気力は400以上。サイモン、ギーラ、リオネス国王の気力は400以下
※リオネス王国では闘級300以上が聖騎士として認められる
※吸血鬼族の王イズラフの数値は闇の中でのもの。昼の光の中では1/2の2445になる

おおー。

<大罪>初期メンバー中では、キングが闘級的には突出してたんですね、やっぱり。

ゴウセル加入の宴会時に、キ「さっきの戦闘では見物を決め込んでいたくせに」ゴ「俺が加勢する必要はなかった なぜならキング お前の本来の魔力であれば 十分に倒せる相手だったからだ」って会話があったから、その時点のメンバー中ではキングの闘級が最強ってことでは? と推測したことがあって、けど、誰にも賛同してもらえたことなかったのです。そんでちょっと悲しかったのさー(笑)。うん、そう外れてなかったじゃないですか。

 

序盤でキングが強かったのは神器を持ってたせいで、全員が神器を持ったらむしろ弱いだろう、ストーリーが進めば下位に落ちるんだろう的な意見が、昔は主流だった気がします。

しかし第117話で、武器(神器)の有る無しでは闘級は変化しないと説明されました。

素手のメリオダスの闘級は3370。神器を装備したメリオダスの闘級も3370。変わらないんですよね。

つまり、素手だと基本闘級3370内の一部の力しか使えない、神器を装備すると3370の力をほぼフルで発揮できる、ってことなんでしょうね。

で、基本闘級は精神状態や体調、本人が普段封印してる能力解放でも変化する。

 

メリオダス

  • 基本
     ……3370
  • 第一部王都決戦・バンとの対戦時、エリザベスへの愛で増力
     ……3800
  • ガランとの対戦時、魔神の紋章を出した状態
     ……4400
  • ガランとの対戦時、半身が闇に覆われた状態
     ……10300

バン

  • 基本
     ……3220
  • 第一部王都決戦・メリオダスとの対戦時、エレインへの愛で増力
     ……3870

キング

  • 基本
     ……4190
  • 第118話、森や仲間、家族を守るために増力
     ……11000程度

 

第118話ではキングが神器解放で闘級を11000程度まで上げましたが、武器の有る無しは闘級を左右しないという前提を鑑みれば、神器が凄くなったからその力が上乗せされた、なんてことではないはずです。

キング自身の魔力がアップしたから、それに応じた、グレードアップされた神器(真・シャスティフォル)を使えた、ってことなのかなと思います。

とはいえ神器解放で闘級アップしたのは確かなので、彼の魔力を高める鍵の役を果たしているのも間違いないはずですが。(シャスティフォルは妖精王専用武器っぽいので、彼に直接働きかける何かがあるんですかね。)

 

 

団長がキングの顔面をわしづかんで投げ飛ばす場面。流石の動体視力と反射神経でしたが、ベタに、頭と頭がごっつんこなパターンも見たかった気がします(笑)。

その場合、タンコブ作って悶絶するのはキングだけで、団長はケロッとして立ったままなのかな? なんとなく石頭そう。

キングは、バン辺りに同じように投げられたらとりあえず怒るような気がしますけど、団長相手だと殆ど怒らないですよね。

 

16年前の回想場面、例の巨人族(?)のゴーレムが、今回もしっかり描かれています。やっぱ意味のあるものなのかな。

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 右奥の大きな長ものの屍骸、第11話の回想絵で見てた時は、下の階で口開けて死んでるドラゴンの胴体の一部だと思ってたんですが、今回の絵で見ると、それとは別で大きな虫型モンスターの屍骸だったんですね。つーことは、下で死んでたドラゴンは「ワンドルの正体」でよかったのかしらん。

 

次々号はいよいよディアンヌ外伝が掲載だそうで、ワクワクです。

キングがかなり絡んでくれるみたいだし。

魔神族との戦いは始まったばかりですから、恋愛的に結ばれたとしてもまだまだ危機は起き続けるのだろうなと思いますが、とりあえずはつがいの誕生を見届けたいですね。

 

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