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『七つの大罪』ぼちぼち感想

漫画『七つの大罪』(著:鈴木央)の感想と考察。だいたい的外れ。ネタバレ基本。

【感想】『七つの大罪』第154話 悪魔は微笑む

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週刊少年マガジン 2016年4・5号[2015年12月22日発売] [雑誌]

第154話 悪魔は微笑む

  • ゼルドンの研究棟入口は賑やかだった。
    「なあっ みんなでバイゼルに行こーぜ!! いい男だっているかも! な!? デルドレー!」
    子供のようなアーデンに「しょうがないわね じゃあ見張りの番が終わってからよ」と姉のように言い聞かせつつ、デルドレーは結局折れている。ワイーヨは無言で傍らに控えていた。いつもの光景なのだろう。
    ◆懸命に「みんなで」喧嘩祭りに行こうと誘うアーデンの本心は?
    ホントに仲間みんなで行きたいだけ?
    それとも、本当はデルドレーとお祭りデートがしたいのに、言い出せなくて誤魔化してる?
    この後の馬車の場面見るに、前者っぽいですが(苦笑)。
    魔神の見張り番をしているのに全く緊張感がありません。王都決戦の無残さやキャメロットの惨劇を知らないから、恐ろしさが真には解ってないんだろうな。
  • そこに近付いてくる男がいた。
    「なんなら 今 行ってこいよ」
    <蒼天の六連星>の一人、ドゲッドだ。勲章授与式でメリオダスにこてんぱんにされた、バンなみに長身の男である。
    「ドゲッド! 陛下への報告は もう済んだの?」
    デルドレーの質問に「ああ」と返し、彼は言った。
    「だから ここは俺が引き受けてやるからよ」
    なんとも気前のいい申し出に、アーデンが顔を輝かせる。
    「ほら しゃあねぇ」ドゲッドは笑んで左手を差し出した。「呪言の玉をよこしな」

  • 研究棟の中では、魔神の告白にデスピアスが戦慄していた。
    「<七つの大罪><色欲の罪ゴート・シン>ゴウセルが――――…」「<十戒><無欲>のゴウセル!?」
  • 「信じる信じないは貴様たちの勝手だ」「なんせ 私ですら半信半疑だった」
    フラウドリンはリラックスした様子で頭を掻いている。
    「まさか<七つの大罪>の鎧の巨人の中身がアレとは―――― 誰も予想できまい?」
    鷹揚に腕を組んで、ふてぶてしい態度で見やった。
    「ところで 私を殺すのは やめておくのが吉だぞ」「その拍子に戒禁かいごんが 元の主… つまりゴウセルに戻るかもしれん」「そうなれば」「事態は より深刻になるだろうからな」
    ◆つまり、今はフラウドリンが「無欲」の戒禁に縛られてるんですね。
    …んじゃ、己の中に芽生えていたグリアモールへの父性愛を自覚し、ドレファスら人間みたいな家族が欲しいと願ってしまったら…。その瞬間、フラウドリンは呪われてしまうのだった……。みたいなのを想像してしまった(笑)。

    …ゴウセルに戒禁が戻ると事態が深刻になるとはどういう意味なんでしょうか? 戒禁が戻ると記憶も戻り、人間にとって脅威になるって意味?
    だったら、誰かを「代理の<十戒>」にして殺せば、簡単に、行方不明だったゴウセルも魔神族に復帰できてたんじゃ。

    そう思うと、「フラウドリンを殺すと戒禁がゴウセルに戻る」ってのは、半ば嘘の情報なんでしょうね。「~かもしれん」と言ってますし。正確には、「誰も試したことがない」じゃないかな。
  •  デンゼルの表情は崩れなかった。衰えぬ鋭さでフラウドリンを睨む。
    「貴様を逃がすと思うのか?」
  • 魔神は真顔で返した。
    「私が勝手に出ていくのさ」
  • その時だ。ピシピシとひび割れる音が響き、空間に蜘蛛の巣状に光の亀裂が走ったのは。ハッとしてデスピアスが見廻し、狼狽する。
    「「完璧なる立方体パーフェクト・キューブ」に亀裂が……!!」「合図は まだだぞ!?」
    パリンと高い音を立てて結界は消失した。
  • と同時に、魔術仕掛けの大きな扉が重い音を立てて両開きになる。靴音を鳴らし、ゆっくりと歩み入ってきたのは、デスピアスにとって見慣れた男だった。ドゲッドである。
  • 「ドゲッド!? なぜ 勝手に術を解除したのです!?」
    いきり立ったデスピアスを、己の剣に手をかけつつデンゼルが制止する。
    「待て! 様子がおかしい…」
  • その言葉通りに。
    ドゲッドの首や肩の何か所もが不自然に膨れ、異様に盛り上がった。見る間に頭ほどの大きさになったそれらには顔のごとき造作がある。とは言え眼球や舌は見当たらず、ぽかりと開いた目口の作り出す顔面は、あたかもシンプルな仮面のようだ。
  • 無数の顔持つ異形に変貌していきながら、男は、無機質な口調で取りとめなく呟き続けていた。
    「フラウドリン」「なんで こんなところにいる」
    「切り立つ大地に建てられた塔」「いや大地でなく 長い時間を経て石灰化した大樹」
    「微弱な魔力が二つ… 人間か」「一つから嫌なモノを感じる」「嫌なモノだ」
  • ほどなく肉塊は見上げるほど大きな、絡み合う根のごとき形を下に垂らした闇の塊となる。その全身には仮面めいた…灰色の魔神そっくりの顔が無数に貼りついていた。
    そう。フラウドリンがフェルゼンの町で捕らえられる顛末を見ていた<十戒>の一員・灰色魔神亜種だったのである。
  • 「こ… こいつは!?」デスピアスはうろたえるばかりだ。
    「この尋常ならざる魔力… ただの魔神ではあるまい」デンゼルは冷静である。
  • 不気味な魔神の傍らに並び、フラウドリンが鷹揚に口を開く。
    「私の友人だ 紹介しよう」「<十戒><不殺ふさつ>のグレイロード」

  • その頃。
    研究棟から少し離れた街道を、三人を乗せた馬車が進んでいた。
    「よっしゃ ワイーヨ 飛ばせ―!!」座席にふんぞり返って はしゃいでいるのはアーデン。ちょこんと隣に座ったデルドレーは、小声で「ガキ」と呟いている。
    「でも デンゼル様に直接 断らなくて良かったんですかね」
    馬車を御すワイーヨに不安げに尋ねられて、「ドゲッドが伝えてくれてるわよ」とデルドレーが返した、その時である。前方に、馬に乗ってやって来る人影が見えたのは。「おーい!」と、気安く手を振って呼びかけてくる。
  • 「お前ら 研究棟の番は もう終わったのか?」
    そう不思議そうに訊ねる姿には見覚えがあり過ぎた。先ほど研究棟の見張りを任せたばかりの……いや、これこそが本物のドゲッドではないか!
    してやられたことを悟り、愚かな聖騎士三人は戦慄して息を呑んだ。

  • 再び、研究棟内部。
    「さて…」指の関節を鳴らしながらフラウドリンが不敵に嗤う。「仕切り直しで 二対二の勝負といくか…」
  • すると。デンゼルがスッと剣を鞘に収めた。
    「……今回は見逃してやる」「だが 次はないと 肝に銘じておくがいい…」
  • フラウドリンは せせら笑った。
    「ヘンドリクセンと違って物覚えは苦手な方なんだ…」「―――が 一応 覚えておこう」
    ◆ここでヘンドリクセンの名前が出ちゃうって。なんだかんだ、フラウドリンはドレファスとして過ごした10年間の影響を多大に受けてるんだなあ。
  • 「デンゼル様!?」「なぜですか!?」
    叫んだのはデスピアスだ。
    「今 奴らは私の魔力範囲内で魔力を封じられたも同然!!」「討つなら 今しかありません!!」
  • 「冷静になれ デスピアス 奴らを殺すすべはあれど」「捕らえるすべがない」
    「?」デンゼルの言わんとすることが理解できないデスピアス。
    フラウドリンはと言えば、意を得たりとばかりに ほくそ笑んだ。
  • 「その<十戒>は<不殺>と言ったな」
    グレイロードを見上げ、デンゼルは続ける。
    「仮に我々がドレファスを殺せば ”戒禁かいごんの呪い”を受けることは 火を見るより明らかだ」
    ハッと、瞠目するデスピアス。
    ◆<蒼天>メンバーは、戒禁の存在やルールを承知していたんですね。
    古文書で調べてたのか?
    まんまと戒禁に引っ掛かったマーリンよりも、デンゼルさんの方が思慮深さはあるのかもしれない。
  • 「切れるジジイは一味違うな~~?」小馬鹿にしたように、フラウドリンは指先でトントンと己の額を叩いてみせた。「何より 貴様は まだ何かを隠している」「ん?」
  • デンゼルは視線をそらさず押し黙る。
  • 「じゃあな」
    ここで追究するつもりは無いらしい。魔神はそう言うと、あっさりきびすを返した。剣持つ手を軽く振って、塔の外へ開く円扉へ向かう背後に、グレイロードが無言で従っていく。
  • ふと思い出したように、背を向けたままフラウドリンが言葉を落とした。
    「最後にデスピアス… 貴様は我々の魔力を抑え込めば 対等に戦えると―― 本気で思い込んでいるのか?」
  • 「フ… 違いますか?」
    笑ってみせたデスピアスに、フラウドリンがギロリと漆黒の目を向けた。
    「次は皮を脱いでろう」
  • 「…!!」ビクッとデスピアスは震え、冷や汗を流して半歩 後ずさっていた。
    なんとおぞましく強大な気配か。とても人のそれではない。
    ドレファスそのままの姿に錯覚させられていた。これは得体の知れぬ化け物なのだ。今更それに気付かされ、本能的な恐れに呑まれたのである。
    ◆「次は皮を脱いで」か…。全裸で……いや、げふん。

    王都決戦でキングがヘルブラムと戦った時、変身していたヘルブラムに「元の姿に戻れよ… そんな姿じゃ本当の魔力は出せないだろ」とキングが言ってました。
    魔神も、他人の肉体に憑いた状態だと、本当の力は出せないってことですかね。確かに今のフラウドリンは、基本的にドレファスの技や魔力しか使わないみたいです。たまに闇の翼を出したり、鳥みたいな奇怪な生き物に変身してた(?)くらい。
  • 対して、傍らのデンゼルは動じない。変わらぬ冷徹な顔で魔神を見送った。
    ◆デンゼルさんは、文字通り「隠し玉」を持っていそうですね。
    グレイロードは人間の一人から「嫌なモノを感じる」と言い、フラウドリンは「まだ何かを隠している」とデンゼルに言い。
    予想ですが、ドルイドの<浄化パージ>の魔力を封じ込めた呪言の玉を用意していたのでは? 現時点で最も確実に魔神を葬り去れるとされている力ですから。
    (デンゼルが実はドルイド族で…とか、ザラトラスの形見を持っていて…なんていうセンもあるのかもしれないけど、切り札のように思われてた<浄化パージ>が誰でも(?)使えるアイテム化してたって方が面白いかも。なにせ「完璧なる立方体パーフェクト・キューブ」や「絶対強制解除アブソリュート・キャンセル」すら呪言の玉化できてたんですもの。技術革新すごい。)
    これを持っていたからデンゼルはずっと余裕だったし「魔神を殺す術はある」と断言もしたんじゃないでしょうか。


  • 魔術で制御された円扉を開けて、魔神たちは悠々と外へ出た。
    途端に「ドレファス!?」と叫ばれて目を丸くする。
    デルドレーら三人にドゲッドを加えた<蒼天>メンバー。今しも戻り来た彼らに、ちょうど鉢合わせたのである。
  • 「な…なんで奴が出てくるんだ?」と、冷や汗を流すアーデン。
    「それより 後ろの化け物は何だよ!?」と、緊張した顔でドゲッド。
    「デンゼル様と デスピアスは!?」ワイーヨも焦っている。
  • デルドレーは、不満げにフラウドリンを睨みつけていた。
    「ドレファス!!」
    聖騎士たちの間を通り抜けて行こうとする男を、高圧的に怒鳴りつける。
    アタイの命令なしに勝手に――」
  • 男は、一も二もなく彼女にこうべを垂れるはずだった。一度<衝動ラブ ドライブ>にかかれば、彼女の虜のはずなのだから。
  • ところが。男の態度は、ひどく つれないものだった。
    「ああ… さっきの呪言の玉―――――「絶対強制解除アブソリュート・キャンセル」で 貴様の下卑た魔力も解除されたらしい」
    「え」と彼女が虚をつかれた、その直後。
    まるでリンゴをナイフで刺すように。
    容易く、フラウドリンの剣がデルドレーの腹を貫いていた。
    彼女の胴鎧の、幾枚か重ねられた鉄板の接合部分。その僅かな隙間に刃を差し入れ、鎧に阻まれることなく刺してのけたのだ。
    「次はないぞ?」
    言い捨てて、無造作に抜き去る。勢いよく血が噴き出し、デルドレーは苦痛に顔を歪めて声もなく倒れた。
    ◆「完璧なる立方体パーフェクト・キューブ」を解除するための「絶対強制解除アブソリュート・キャンセル」によって、デルドレーの魔力も ついでに解除されていた。となると、デンゼルに掛けられた「死人の復讐デッドマン リベンジ」も解除されたんでしょうね。
  • 「デ…」声を詰まらせるアーデン。「デルドレーさーーん!!」ワイーヨが絶叫した。
  • 内臓が傷ついているらしい。口から血を流し朦朧としている彼女を、アーデンが抱き起こす。彼の怒りと憎しみの目など意に介さず、フラウドリンは通り抜けて悠々と歩み去りながら、片手を軽く挙げて気安く告げた。
    「そうそう… 中のドレファスからの伝言だ」「ああいうことは 一番 大事な相手とだけしろとな」「……」
    が。不意に口をつぐむ。足を止めて独りごちた。
    「なぜ 生かしておく必要があるんだ?」「いかんな… 人間の中に長く居すぎた影響か」
    自問自答を終えるや、冷たい目を背後に――<蒼天の六連星>に向ける。
    「やはり 今 死ね」
    唖然とした聖騎士たちの眼前、片手で向けた剣から、爆発的な貫通の魔力を放つ。
    それは、その場の聖騎士たちのみならず、背後の研究棟をも巻き込んで貫通、粉砕していた。
    ◆ドレファスのデルドレーへの「そういうことは本当に大事な人と」って伝言が、おっさんっぽい(笑)。
  • 塔の天辺近い僅かな部分を除き、ほぼ全体が一瞬で崩壊。轟音と共に崩れ落ちたのである。
  • 未だ土煙の収まらぬ瓦礫の中から、背に生やした闇の翼をはばたかせてフラウドリンが、翼は無いグレイロードが飛び立つ。
    「よし 仕事を再開するか」
    剣を片手に邪悪な笑みを浮かべると、魔神たちは魂を食らう任務に戻っていった。
    ◆持ってっちゃったけど、ドルイドが数年清めたという剣、そんなに気に入ったんですかフラウドリンさん。
  • 次回「死の罠の迷宮」

<蒼天の六連星>、完全敗北!

 

闘級では格下でも、状態変化系の魔力やチームワークで、魔神フラウドリンを捕獲してみせた<蒼天の六連星>。

人間族でも工夫すれば上位魔神にも勝てる…と希望を抱かせておいて、この完敗でした。 

しかも、「次はない」と断言されてしまいましたのことよ。

聖闘士セイントに一度見た技は通じない」と『聖闘士星矢セイントセイヤ』って漫画のキャラが言ってましたが、<十戒>もそうみたい。一度食らってどんな能力かが解れば、対処が出来るから引っかからないってことなんでしょう。

 

あーあ。

フェルゼンの町で気絶させた時点で、即座に<浄化パージ>でも掛けていればよかったのに~。

人間の力を見せつけてやる、なんて色気を出したせいで、千載一遇のチャンスを逃してしまいました。

 

尤も、遠くからグレイロードが見ていましたから、もしフラウドリンを殺せていたら<蒼天>側の誰かも呪われてたんでしょうね。

 

 

上のコメントにも書いたように、デンゼルは<浄化パージ>を込めた呪言の玉的なアイテムを持っているか、自身がその魔力を使えるかなんだろうと予想します。

ですから二対二になった時、一か八かで挑めば、どうにかはできたのかもしれない。

けれど、彼はその道を選びませんでした。

 

かつて<暁闇の咆哮ドーン・ロアー>が鎧巨人アーマージャイアン処刑の任務を帯びて現れたとき、「無論<暁闇の咆哮アタシたち>の内 二人…… いや一人は確実に死ぬ」「だが確実に”鎧巨人こいつ”の首も討ちとれるわ」と言うスレイダーに、団員の誰も異を唱えなかったものです。

彼らは任務達成の過程で自分や仲間が死ぬことに迷いを持っていない。

 

一方デンゼルは、大義のためならとドレファスごと魔神を殺そうとはしましたが、<蒼天>メンバーが呪われる(死ぬような目に遭う?)ことは良しとしないんですね。

(結界の中に魔神と共に入ってた時点で、自分だけ安全圏にいようとは思わない人なんだなというのは判ってました。)

周到に準備していたようですし、むやみな蛮勇は嫌うタイプなのかな。(「とにかく突撃! なんとか なるなる」なメリオダスとはウマが合わなさそう?)

 

 

 

<蒼天の六連星>は、最後のフラウドリンの攻撃で壊滅したのでしょうか。

いやいや、生きてることを期待しています!

 

デルドレー、アーデン、ドゲッドは、ワイーヨが例の瞬動的な力で、一瞬で移動させたりして守ったんじゃないかなあ。ドゲッドが魔力を発揮したのでもいいし。

デンゼルとデスピアスは、彼らがいた塔の最上階部分が直撃を免れてたので、即死はしてないはず。崩壊する塔の中で、魔力か呪言の玉を用いて身を守った…と思います、きっと。

 

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フラウドリンさん、言い回しが庶民的と言うか、ユーモアある感じですね。

「やめておいた方が吉」とか「切れるジジイは一味違う」とか(笑)。

こういう人だったのか~。あはは。

 

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グレイロードのこと。

 

15巻おまけページの「灰色の魔神」の解説に、

灰色の魔神の突然変異種が、過去に一例だけ存在し、その闘級は計り知れないと言う。

とありました。 

読者の間では膾炙したことですが、その突然変異種こそがグレイロード…ですよね。

灰色の魔神の王者だから灰の王グレイロードって名前なのかな。

 

 

初登場した時、「体に顔がいっぱい貼りついてる悪魔」って姿で、『デビルマン』のジンメンを連想した読者もいたんじゃないかと思います。

(ジンメンは亀型の悪魔で、人肉が好物で、喰らった人間の魂を己の甲羅に飼っており、甲羅に無数の人間の顔が人面瘡のように浮かんでいました。その顔には生前の記憶も人格もあり、苦しみ嘆いていて、攻撃して顔が潰れれば断末魔の悲鳴をあげて、その顔が死ぬのです。

「生き物を殺すのはいけないことだ、だからこうして生かしてやっている」と嗤って、甲羅の顔を人質に攻撃してくる、トラウマ級の敵でした。

こいつもある意味「不殺」ですかね 苦笑)

 

しかーし。

今回、グレイロードがドゲッドに変身し、姿だけでなく言動まで瓜二つに擬態してたのを見て、こやつ 演技派だな!? と思い、また別の物を連想してしまいました。

はい、『ガラスの仮面』の主人公・北島マヤを(笑)。

女優の道を歩む主人公を指導する月影先生が「かぞえきれぬほどの仮面を 役者はかぶらねばならないのです!」と教えて、類まれなる演技の才能を持つマヤを「千の仮面を持つ少女」と称していました。その際、無数の不気味な仮面が闇に浮かんでいるイメージ画像があったりして。

 

あらゆる者に擬態し、ちょっと観察した(?)くらいで完璧な演技をしてしまう…。千(?)の仮面を持つ魔神。

グレイロード……おそろしい子!(高笑いする月影先生の気持ち)

 

(実際には、対象の容姿や人格をコピーする能力か何かがあるんでしょうけど。それがグレイロードの魔力なのかな?)

 

 

ところで。

正体を現したときのグレイロードさん、目の前に元からデスピアスとデンゼルがいたのに

「微弱な魔力が二つ… 人間か」

と、まるで今 存在に気付いた、それも視覚ではなく魔力によって判別したみたいな物言いしてて、気になりました。

人間とは違う 物の見え方・感じ方してるのかな。

 

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戒禁かいごんのこと。

 

今回、グレイロードの戒禁が「不殺ふさつ」だと明かされました。

更に、<十戒>はメンバーが抜けると人員補充され、代理で入った新メンバーに、前メンバーの戒禁が受け継がれるとも判明。

 

んん? これって…。

 

以前、第136話感想に、メリオダスは元々<十戒>の一員で、己の戒禁を破って呪われており、その戒禁とは「不殺生」だったのではないか、という考察を書きました。

で。

もしもグレイロードが、フラウドリンと同じように「代理の<十戒>」で、その席に以前はメリオダスが座っていたのだとしたら。

 

メリオダスの戒禁は「不殺生(不殺)」って考察、当たっていたかも?

(とゆー三段跳びな妄想で盛り上がる私)

 

 

グレイロードの戒禁「不殺」。

自分では直接 敵を殺すことができないので、擬態して騙す戦法をとってるのか。

 

ところで「不殺」の戒禁を破ると、どんな呪いを受けるのでしょうか?

今まで明かされた呪いは、どれも命を取るものではありませんでした。

 

もし「不殺」の戒禁が元はメリオダスのものだったとしたら、彼はその呪いを受けているということになります。

…「姿が子供に戻って、固定化される」呪い?

 

あれ。その呪いにかかったキャラたちを見たい気がしてきました(笑)。

バン・ディアンヌ・エリザベス・わんぱく三人組・ヘンドリクセンの幼少姿は明かされてますから、キング…は多分姿が変わらないか。成長しないのも元のままだし。マーリンかエスカノールかな。子供の<蒼天の六連星>もいいですね。

 

呪われずにグレイロードを倒すには、恐らく、不死身のバンを倒すのと近い方法をとればいいのだと思います。

キングが、石化か(そんなことできるか知りませんが)樹木化すればいいんじゃないかなー。

 

ゴウセルの精神攻撃もいいでしょうけど、彼は<十戒>の一員だったから、とりあえず考えから除外。

となると、生かしたまま半永久的に戦闘不能にできる系の能力持ってるのは、現時点ではキングくらいなんですよね。

 

あるいは、グレイロードにわざと誰かを殺させ、戒禁の呪いを彼自身に発動させる。

 

 

それにしても。

<十戒>が戒禁の呪いを受けてメンバー離脱すると、補充メンバーにその戒禁が移る(?)、補充メンバーが死ぬと戒禁は元の主に戻るかもしれない(?)っていうの、謎ですね。

妖精王が神樹に選ばれるように、<十戒>も、戒禁に相応しい者が選ばれるんでしょうか。

たとえば、ガランは元々嘘をつかれるのが嫌いな性格とか、メラスキュラは盲信的な性格とか。

 

 

 

戒禁は、適用範囲や発動条件にも謎が多いですね。

 

適用範囲は、基本的に「戒禁の主の目の届く範囲で、戒禁に背く行為を行った」ときなんだと思うのですが。

それにしては、メラスキュラの「信仰」は、遠く離れた盗賊都市内で勝手に発動していたようでした。(恋人への愛を失った若者が目を焼かれた)

 

ただしこれ、彼女の「怨反魂おんはんごんの法」で蘇った死者の前で起きています。

彼女は、己の術で蘇らせた死者の魂をモニターしていたようでした。(だから、術に抵抗したエレインに気付いて見に来た。)

なので、彼女の術で蘇った死者の前で起きたことは、彼女の前で起きたことと同義に扱われる、ってことかもしれない。

 

そして発動条件。

戒禁に抵触する言動でも、程度が小さい場合は発動しないっぽい?

ガランが「年寄りはもの覚えが悪い」とうそぶいたり、ボロ負け直後に「メリオダスに勝てる」と虚勢を張った時は発動しませんでした。

また、記憶を失ったディアンヌが「ガランを知らない」と言っても発動しなかったように、本人が心から真実だと思い込んでいる場合は、嘘とはみなされないようです。

  

グレイロードの「不殺」も、植物や虫などを気付かず殺した場合や、殺すつもりなく過失で怪我を負わせ、後に死んだ場合などには発動しないのかもしれません。

 

 

しかしグレイロードの「不殺」って、彼の周囲で<十戒>の仲間が敵を殺した場合も発動するんでしょうか?

そんなことだったら<十戒>はマトモに戦えないと思うのですが…。

 

今回、グレイロードの目の前でフラウドリンがデルドレーを刺したり、「死ね」と明らかな殺意を向けて<蒼天>を攻撃したりしましたが、何事も起きていません。

 

<蒼天>の誰も死んでいないからでしょうか?

フラウドリンは、口では「死ね」と言いつつ、死なない程度に手加減したのでしょうか。

でも、あんな激しい攻撃では、うっかり死んでしまうことは十二分にあり得ます。

そんな危ない橋をフラウドリンが渡るでしょうか?

 

…戒禁は、戒禁の主自身と敵(異種族)にのみ効果があるもので、<十戒>の仲間には効かない、ってことかな?

 

つまり、ガランは<十戒>の仲間に嘘をつけないけど、<十戒>の仲間はガランに嘘をつくことができる。

メラスキュラは<十戒>の仲間の前で心変わりや不信を見せることができないけど、<十戒>の仲間はメラスキュラの前で「あのお菓子食いあきた」「カノジョと別れた」とか言ってもOK。

グレイロードは誰のことも直接には殺せないけど、<十戒>の仲間はグレイロードの前で誰を殺しても大丈夫、と。

 

もし、戒禁が効かない範囲が「現役の<十戒>の仲間」だけでなく「魔神族全体」なら、ゴウセルやメリオダスにも戒禁が効かない可能性はありますね。

 

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前回の感想で、ゴウセルが魔神王? という説に触れました。

もうちょい真面目に書いておきます。

 

<十戒>の誰とも(リーダー格のゼルドリスとも)対等な物言いのフラウドリンが、ゴウセルだけは「そのお方」と尊敬語で呼び、行方不明だった彼を発見して「内心 小躍り」するほど嬉しかったと言いました。しかも「三千年前の大戦以前<十戒>の一員として君臨していた」と言っています。一般に、「君臨」は王や支配者に使う言葉です。

 

以上から、ゴウセルが<十戒>中、突出して上位にある存在で、特別に敬愛されていたのは間違いありません。

なので、最低でも<十戒>団長。あるいは王弟デンゼルのような魔神王に準じた身分。または魔神王本人ではないか、という予想ができるかと思うのです。

 

<十戒>は魔神王に「仕える」精鋭なのだから、魔神王本人が一員のはずはない、と思う向きもあるかと思います。

ただ、そう言っていたのはメリオダスです。

彼はフラウドリンを「<十戒>の一人だ」と断言しています。彼が語る<十戒>は、基本、ゴウセル失踪後の形態だと思われます。

なので聖戦以前の<十戒>は、「王と、彼に仕える九人の精鋭たち」だった可能性も なくはないんじゃないか? と妄想を逞しくしてしまいました。

 

 

そもそも、魔神王の存在って不思議だと思っていました。

 

王はどこにいるのか?

魔界にいるのなら、封印から解放された<十戒>が連絡を取ろうとしてもいいはずです。けれど、その様子はありません。

未だ封印の中にいるのなら、王を早く封印から助け出そうという話が出るのが当然です。けれど、その様子はありません。

 

ならば、王は死んでいるのか?

その割に、王の力だという戒禁は生きており、<十戒>は「我らが魔神王の名の下に」と宣誓して行動開始していました。

少なくとも影響力は生きている。風化した存在ではないようです。

 

魔神王は、魔界にも封印の中にもいないっぽい。

死んでいないらしいが、姿がない。

 

これ、ゴウセルが魔神王で、記憶を失って失踪していたのだとしたら、色々な辻褄が合ってくると思いませんか?

 

…なんて、妄想すぎて痛々しいですね。すみません。

 

 

妄想ついでに。

もしゴウセルが魔神王(または、それに準じる魔神族の実力者)なら、未来が明るくなるかなあと思いました。

何故って、魔神族と和解できる目が出てくるからです。

いずれブリタニア統一王(人間族の王代表)となるアーサーがゴウセルと仲がいいのにも、意味が見えてくるかもしれません。

そうなったら、第三部では<十戒>の誰かと共闘できちゃうかも。

 

 

 

今まで明かされてきた<大罪>メンバーの罪や過去って、少しずつ似ている・重なっている面があるじゃないですか。

メリオダス・バン・キングは「大切なものを守れなかったことを己の罪と考え、悔いている」点が同じ。

メリオダスとバンなら「愛する女性を魔神に殺された」「それでも諦めず、生き返った彼女との愛を貫こうとしている」点が同じ。

メリオダスとキングなら「国を魔神の襲撃で失った」「かつて愛し合った女性が、今はその記憶を失っているが、それを告げず傍で守り続けている」点が同じ。

バンとディアンヌは「幼少時、過酷な環境に耐えかねて家出。孤独に生きてきた」「保護・教育してくれる年長者と出会って幸せに暮らしたが、彼が失踪。また孤独になった」点が同じ。

 

で。

もしゴウセルが魔神王だったら、彼とキングの過去に相似の面が出てきます。

「異種族の王だが、記憶を失って永い間 玉座を空けていた」という。

 

なんだか面白いなと思いました。

妄想だけど。

 

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前回、ゼルドンの研究棟について「キングが200年禁固されていた牢獄はこんな感じだったかも」と妄想を書きました。

 

あの不思議な風景を見て、そうでは? と思いはしたものの、デンゼルが「自分たちが左遷されてから塔を建てた」と断言してたのがネックだったんですよね。

 

いずれにせよ、オーダンの山の巨大な風穴のように、特に説明されず流されてしまうのだろーな、触れられることがあるにしてもずっと先なんだろうなと、半ば諦めていたのです。

が。

なんと、早くも今回、この不思議な風景に触れているじゃないですか!

 

グレイロードさんが分析・解説してくれました。

「切り立つ大地に建てられた塔」「いや大地でなく 長い時間を経て石灰化した大樹」

うんうん、やっぱりあれは巨大な樹だったんだ! そして石化していたんですね。白黒原稿じゃ判んなかった。

 

あえて これに触れるってことは、それなりのエピソードがあるってこと? エジンバラの溶け城みたいに。

それがキング絡みかは判りませんが、「大樹」「石灰化(化石化)」とくれば、私はつい彼を連想してしまいます。

 

 

単純なもんで、嬉しくなって気が大きくなりました(苦笑)。

なので、前回「あんまり書きすぎたら恥ずかしい」と思ってやめていた、妄想の続きを書いちゃいます。

 

もし、あのゼルドンの研究棟が、元はキングの牢獄だったとしたら、な話。

 

あの塔の入口って、塔のてっぺん近くにありました。で、そこへ至る道は、塔に絡みついた(生え出た?)巨木の幹でしたよね。

つまり、元々あった入口ではなく、巨木が塔に絡みついた後に、新しく作られたものだと思うのです。

この入口、円くて一風変わった形でした。

 

以上から、私が妄想したこと。

 

16年前にメリオダスが、キングを<大罪>に入れるべく訪れた時、塔には200年かけて大樹が絡みついていて、中に入れない状態になっていた。または、出入口は最初から作られていなかった。

(1000年は人間にとっては「永遠」に等しい。国家が継続しているとも思えません。キングに人間の王国が処した1000年の禁固刑とは、実質、死刑と同義です。妖精王を封印して、あわよくば衰弱死させる意図だったのかも、と思っています。)

そこで、メリオダスは絡みついた樹木を歩いて塔のてっぺんに近づき、壁を破壊して中に入ったんじゃないか。

その穴を、後に補修して作ったのが、例の円い扉だった…のかも。

 

バンが<大罪>に勧誘されたとき、すぐには従わず、喧嘩勝負になって、牢獄は半壊していました。

同じようなことが、キングの牢獄でも起きたかもしれません。

このとき塔は半壊したのかもしれない。元は ほぼ巨樹に包まれた状態だったのが、縦半分、そちら側を包んでいた巨樹ごと、大部分が消し飛んだとか。

そして、キングが<大罪>に入って牢を去った後、10年くらい放置されていた。

それを、デンゼルらが左遷された際に修理して、研究棟にした。

大部分が壊れていたものを作り直したので、デンゼルは「建てた」と表現した。

 

……とかいう(苦笑)。

 

こういう妄想を書いておくと、大外れだったとき(私の場合 高確率で外れる)恥ずかしくて死ねる気分になるものですが、まあいいや。その時は記憶から抹消します。はは。

 

 

キング絡みでないのなら、何が起きた場所なんでしょうね。

気になります。

 

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最後に、どーでもいいオマケ。 

アーデンとデルドレーの名前のこと。

 

アーデンという名は、ケルトの古い言葉で「高い」という意味が取れるそうです。日本名だったら「タカシ」みたいな感じ?

彼は鼻っ柱の高い性格ですから、こういう名前になったのかな。

 

デルドレーの方は、意味がある名前かどうか判りませんでした。

ただ、もしかしたら「ディルドレー Deirdre」をもじった名前なのかな? と思いはしました。

この名前は、ケルト神話に登場する悲劇のヒロイン「哀しみのディアドラ」のバリエーションです。

 

 

語り部の長に身重の妻がいました。酒宴のあった日の夜中、妻の胎の中から赤ん坊が大きな声で叫ぶという怪奇な事件が起き、居合わせたドルイド僧は「これは女の子で、多くの戦士たちに災いと死を招く。災いと悲しみを招く者ディアドラと名付けるが相応しい」と予言したのです。

 

果たして女の子が産まれました。戦士たちはこの子を殺そうと言いましたが、コノール王は「それはならぬ。この子の不吉な運命は私が祓い、幸せにしてみせよう」と止めて、赤ん坊を引き取り、年頃になったら妻にすると決めたのでした。災いの手が届かぬよう森の中の砦で育て、乳母夫婦と教育係の女詩人のみが砦に入ることを許されました。

 

この三人しか知らずに、ディアドラは美しく育ちました。

ある冬の日のこと。乳母の夫が夕食のために子牛を屠殺していました。その血が純白の雪を真っ赤に染めたところに、漆黒のカラスが舞い降りました。

これを窓から見たディアドラは、その白・赤・黒の色彩が鮮烈に目に焼き付き、こんな感じの人と結婚したいと思いました。白い肌、血色のいい頬、黒い髪。うかつにも教育係は言ってしまいます。そんな方なら近くにいますよ、王に仕える戦士のノイシュ様ですと。

ディアドラはまだ見ぬノイシュに恋い焦がれ、ついにある日、彼が近くの丘で歌っているのに気付いて家を抜け出し、王ではなく若いあなたを選ぶ、連れて逃げてほしいと告白したのです。

ノイシュは断りましたが、女にここまでさせて出来ないなら、あなたは名誉を失う、物笑いの種だと言われると、何より誇りを重視する当時の戦士気質ゆえに、兄弟たち(ノイシュは三兄弟の長兄)と共にディアドラを連れて他国へ逃げる道を選んだのでした。

ディアドラとノイシュはそこで夫婦のように暮らしましたが、その国の王がディアドラの美しさを知って、奪おうと何度も戦いを仕掛けてくるようになり、逃亡生活を続けることになりました。

 

この噂はコノール王の耳にも届き、王は、彼らを許して国に呼び戻してやることにしました。ノイシュ達は喜んで迎えに応じました。

けれど、これは罠だったのです。王は本当は許していなかったのでした。

策略によって誘き出された戦場での激闘の果てに(一説に、この戦いで300人の戦士が死んだ)、ノイシュと兄弟たちは殺され、ディアドラは後ろ手に縛られて王の元へ連行されました。彼女はコノール王の所有物となりました。

 

それから一年が過ぎても、ディアドラは笑わず、ろくに食べも眠りもせず、膝に顔を埋めて哀しく歌ってばかりいました。

コノール王は尋ねました。お前の一番嫌いなものは何かと。すると彼女は答えました。あなたと、ノイシュを殺したファーンマグの王・イーガンだと。

王は、ではこれから一年の間、イーガンにお前をくれてやろうと言って、彼女を馬車に乗せました。馬車にはイーガンとコノール王も乗り、ディアドラは彼らに挟まれた形でした。コノール王は「お前は二頭の雄羊に挟まれた雌羊そっくりだ」と嘲笑いました。

これを聞くや、ディアドラは走る馬車から身を投げました。そして岩で頭を打って死んだのです。

ディアドラとノイシュの墓から、それぞれイチイの木が生えました。大きく育って、いつしか互いの枝を絡ませ、引き離すことはできなくなったそうです。

 

 

こんな感じの話です。

デルドレーも「多くの男の心を惑わす美女」という点は共通しているかもしれません。

 

今回、デルドレーはフラウドリンに刺されてしまいました。

今回のことがなくても、いつか誰かに刺されただろうなと思います。

人の恋愛感情を弄ぶ力は、そうしたリスクのあるものだと思うからです。

 

ディアドラは愛する人と結ばれず悲劇的な結末を迎えました。

デルドレーは、ドレファス言うところの「一番大事な相手」と、念願のお祭りデートでもして、幸せな結末を迎えられたらいいですね。

 

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2015年の『七つの大罪』本誌連載はここまで。

ではみなさん、よいお年をお迎えください。

 

 

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