【感想】『七つの大罪』第286話 閃光
週刊少年マガジン 2018年 47号[2018年10月24日発売] [雑誌]
第286話 閃光
- マーリンとキューザック、エスカノールとチャンドラー、マーガレットの器に宿るリュドシエルとゼルドリス。それぞれの表情で睨み合う六人。
- 「…恐ろしいほど濃密で強大な六つの魔力が空間を支配している! 立っているだけで気を失いそうだ…!!」
数10mほど離れた後方でギルサンダーが声をも震わせた。
「まぎれもなく… あの六人は地上最強の戦士たちだろう… もはや この戦いの結末は神々にも予測不可能」
と、ギルサンダーよりは幾分落ち着いた様子のヘンドリクセン。
◆この時点ではエスタロッサ(マエル)が戒禁を四つ取り込んでもキングが覚醒してもいなかったので、正しく、この六人がブリタニア上最強だったわけか。 - 最初に動いたのは黄金に輝く戦斧。
ドォウッ - エスカノールの
神器 の一撃だけで猛風が吹き抜けたが、血の臭いはない。 - キューザックは飛んで、ゼルドリスは首を僅かに傾けて、チャンドラーは かざした杖で、それぞれ斬撃を受け流していたからである。
- 横目で見やるマーリンとリュドシエル。
- キューザックがフワッと元の位置に舞い降りた。その隣で
「気は済んだか?」
と静かにエスカノールを見たゼルドリスに、チャンドラーが「?」と怪訝な顔を向ける。 - エスカノールの目は、対面のゼルドリスたちに向いてはいなかった。見ていたのは右側面。
「ほう…?」「私の一撃に無傷とは おこがましいですね」
彼が斬撃を向けた本命は、メリオダスの眠る巨大な繭だったのである。 - 微かに煙を上げはしていたが、繭は全くの無傷だ。
- 「坊っちゃんに危害を加える
輩 は殺す!!!」
それでもチャンドラーは顔じゅうに血管を怒張させて怒鳴る。 - 「それは無理だな」
直後に、素早く無数の印を結んだマーリンがチャンドラーの斜め頭上に瞬間移動、軽く開いた両手の中に二枚重なった薄い魔力円盤を生み出していた。
“二重衝波 ” - 重なった円盤は壁のように拡大、一枚目が横合いから三魔神にぶつかる。
- ドン
- 巻き込まれかねない位置にいたエスカノールがバックステップで軽々避けた前で、二枚目が続けてぶつかった。
- ドン
- もうもうと舞い上がる土煙のなか、マーリンは床に降り立つ。
- 「それでも
魔神王 と最高神を欺いた天才悪童か!?」
朗々と響いたチャンドラーの声にハッとし、「…」と表情を引き締めた。 - 「正直…」
と続けたキューザックの腕には幾つかの ひっかき傷が走っていたが、それだけだ。血が滲みもしていない。 - 「ガッカリじゃのう!!!」
再び台詞を引き取ったチャンドラーは微かに電気のようなエネルギーを放出していたが、それ以外に何事もない。
◆この放電は何の意味があるんだろう? - ゼルドリスに至っては完全に無傷だ。
- (これが<十戒>すら超える化け物共…)
静かに観察し、黙考するマーリン。
その眼前に、仕込み杖を抜いたチャンドラーと長い腕を振り上げたキューザックが獣のように飛び掛かってきた。
(最上位魔神キューザック 闘級16万8000)
(最上位魔神チャンドラー 闘級17万3000) - モニターでも見るように闘級を測っていたマーリンの前に割り込んだのはエスカノールだった。ハッとした彼女を背に、突き出した神斧の柄で魔神の攻撃を受ける。
- ギャン
- そして吹っ飛ばされた。
これまで無敵を誇ってきた男が仰のけに飛んで犬のように両手両足をつき、ガリガリガリと床を引っかき後ずさって どうにか止まる。すぐに顔を上げ、
「マーリン!!!!」
普段の敬称付けも忘れて叫んだ彼の視界に映ったのは、振り向いてこちらを見ている彼女と、その背めがけ二撃目を叩き込まんとする二魔神の姿。
◆緊急の場で、普段の「さん」付けも忘れてマーリンの名を叫んだエスカノール。…いや、時間的には呼び捨てになる頃合いなんでしょうが。
第一部のバイゼルで、女神の琥珀に封じられたメリオダスをエリザベスが初めて敬称を付けずに呼んだ場面を思い出しました。 - 風に舞う前髪が目にかぶさって彼女の表情はよく見えない……と思えたが。
パチッ
彼女が軽く指を鳴らすや、パンッと弾かれて二魔神は後方に吹っ飛んでいた。
まるで手品だ。舞い上がった前髪の下に見えた彼女の表情は、いつも通りの余裕綽々な不敵顔である。 - ホッと安堵の息を吐いたエスカノールから目を外し、マーリンは冷静に背後を返り見た。
(…たしかに 奴らの実力は途方もないが この戦闘を いかに制しメリオダスを元に戻す鍵を手に入れることが一番 重要だ)(数値ではない…) - そう、「倒すこと」がこの戦闘の目的ではないのだ。あくまでメリオダスを正気付かせて味方に戻すことが目的。闘級的な差が桁違いであろうとも、やりようはある。受け流し続けて隙を見つけられればいい。「
無限 」の魔力を持つマーリンならば魔力 切れもないのだから。 - 「今 奴は何を!!?」
ゼルドリスより遥か後方まで飛ばされてチャンドラーが唸る。
「おかしな術を…!!」
同じく、並んで床に降り立ってキューザックも構え直した。
二人共、ダメージは全く負っていない。弾き飛ばされただけだ。それでも何が起きたのかが判らないので警戒している。 - そして気配なく二人の背後に移動していた者が、ス…と
刺突剣 を構えた。
「そうでなくては」「組んだ甲斐がないというもの」 - 二魔神が ぎょっと目を見開いた…振り向く
暇 はない…のと同時だ。
まるで瞬 きの間に過ぎた光のように。
リュドシエルが空気を唸らせて残像も残さぬほどの剣の猛襲を見舞ったのは。 - ドゴッ
- 二魔神は別々の方向に飛ばされて背中から壁に激突、半ば埋もれた。
- 「<うたたね>の!」「これが悪名高き「閃光」のリュドシエルの技か…!!」
めり込んだまま、チャンドラーが歯を剥いた口の端を上げる。
「…まったく じじいになると体が温まるまで時間がかかるなぁ」「<おしゃぶり>の」
同じくキューザックも嗤い返した。
とは言え、二人とも めり込んだまま動けないのだから、ダメージは相応に あったのだろう。 - それらを眺めてから、マーリンは冷静な目で見やった。障害を排してゼルドリスに歩み寄っていく男…今は女の器を借りているが…の後姿を。その背にキラキラしい光が生じて左右に立ち昇り、純白の四翼になっていく。
- (数値ではない)(とはいえ)
彼の闘級を測り見た。
(<四大天使>長 リュドシエル 闘級20万1000)
(奴の力は暗黒の領域において絶対に不可欠だ) - 魔力の特性や使いようで闘級の高い者に対抗することはできる。だが決定打に欠くのも事実。確実に目的を達するには、本当に強い力を持つコマが必要なのだ。この闇に覆われた空間で、それを切り裂くほどに輝く光が。
◆マーリンが、戦いは闘級ではないがリュドシエルの力は不可欠、と言うのは どういう意味なんでしょうか。
なんだかんだ言って闘級的に強い奴は必要というだけの意味?
あるいは、暗黒領域で魔神に負けずに活動するには女神族の強い光魔力が必要ということ?
はたまた、チャンドラーの「夜」に、リュドシエルは対抗しうる切り札ってコトなのか? - リュドシエルはゼルドリスに一歩ぶん開けて対峙した。
本来の彼の体からすれば低いが、それでもマーガレットはゼルドリスより頭一つは背が高い。女神の紋様 浮かぶ両瞳で見下ろして傲慢に訊ねた。
「魔王子 よ… 貴様の剣速は魔界屈指だそうだな…?」 - 無言で、ゼルドリスは己の腰の剣に手を掛ける。
- 直後、二人の周囲を旋風が走り狂った、ように思えた。
ゼルドリスは剣の柄に手を掛け、リュドシエルは佇んでいる。その姿勢のまま動いていないように見えたというのに。 - キン
- 何故か響いた鋼が打ち合う一音。リュドシエルの剣持つ手の位置が僅かに変わり、ゼルドリスの掛けていた手が剣から降りる。
- ピッ、とゼルドリスの右頬に微かな赤い切り傷が走った。
- プシュッと、リュドシエルの…マーガレットの左頬の切り傷から血が噴き出した。
- 遅れてゼルドリスの右上腕の袖と肉が裂け、ドッと噴水のように血が噴き上げたのである。
- 「ゼルドリス様……!!」
未だ壁にめり込んでいたキューザックが顔面に血管を怒張させて叫んだ。 - それでもゼルドリスは身じろぎ一つしない。痛みなど露ほども感じさせない無表情でリュドシエルを睨んだままだ。傷口にズズス…と闇がうごめき、たちまち修復していく。
◆メリオダスすら、キングの術 で似た感じに肩が裂けた時、苦鳴あげて痛い顔して暫くうずくまってたのに、ゼルドリスは凄いですね。痛覚遮断か何かできるのかなと疑うレベル。 - 「ひどい奴だ… 女の顔に傷をつけるとは…」
リュドシエルは芝居がかった動作で揶揄してみせた。その頬の傷も、立ち昇るキラキラしい光の靄 で痕一つ残らず修復されていく。
「貴様は己の兄から女の扱い方を学ばなかったのか?」 - 「あいつ…」「マーガレットの体を…!!」
片隅ではギルサンダーが悔しげに拳を握っている。
◆ここでギルが言った「あいつ」って、ゼルドリスとリュドシエル、どちらのことなんでしょうね。私はリュドシエルに一票。 - すると、隣のヘンドリクセンが全力で駆けだしたのでギルサンダーは驚いた。
- 「少なくとも俺の兄は女の体に乗り移るような真似はしない」
リュドシエルに向かい、ゼルドリスが そう返したときだ。 - 「危ない!!」
駆け寄ったヘンドリクセンがリュドシエルを抱きしめて跳んだのは。 - ドンッ
- 直後、一瞬前までリュドシエルのいた場所が爆散した。壁から抜け出たキューザックが飛び掛かりざまに長い腕を振り下ろしたのだ。
- 空振って地面だけを殴り抉った彼は憤怒の顔を上げる。その後ろにチャンドラーも舞い降り、ゼルドリスは教育係の過保護に むっつりと目を伏せた。
◆ゼルドリス大事のキューザックの横槍。むつっとしたゼルくんの表情が可愛い。 - 一方、諸共に転がった地面から跳ね起きたリュドシエルは、勢いよく振り向いてヘンドリクセンを睨みつける。
「私を救ったつもりか!?」「バカめ!!奴 の攻撃など読んでいたわ…!!」 - 声の勢いがしぼんだ。未だ転がったままのヘンドリクセンの左脛のズボンに少なくない血が滲み広がるのを見たからだ。キューザックの攻撃を まともに受ければ そんなものでは済むまいから、掠ったか、瓦礫が当たるかしたか。
- 「ぐ…」
半身は起こしたものの立てず、歯を食いしばって震えている。
「…仕方のない奴め」 - 「!」
キラキラしい光が沸き上がって傷も血の汚れさえも拭い去り、ヘンドリクセンは息を飲んだ。リュドシエルが差し伸ばした左手をかざしている。
「だが 私を護ろうとする その覚悟は受け止めよう」「邪魔せず見ていろ」
その表情には微苦笑が浮かんでいた。頼りない戦友を労 うような。 - 盾になるつもりだったヘンドリクセンは困惑したように
主 を見上げる。その目が捉えることのできぬ速度で、リュドシエルの背後に襲い来る影。 - だが、微笑んでリュドシエルは振り向いた。
振り向きざまに剣持つ右手と刀印結ぶ左手を突き出し交差させ、放つは強烈な八角星の光輝。
“黄金の輝き ” - 「我が恩寵「閃光」に焼かれ悶えよ…」
正面からゼルドリスを叩き包み込んだ眩い光輝は、マグネシウムを焚いた残滓のように、バチバチと美しい火花を散らしながらゆっくりと鎮まっていく。 - 「ほう」
リュドシエルは口笛でも吹きそうに感心してみせた。襲撃の足は止め得たものの、ゼルドリスが傷一つなく立っていたからだ。
「デモンストレーションとはいえ私の技に平然と耐えるか…」
全力ではなかったが、魔神族にこそ絶大なダメージを与える光の力を受けて小傷一つ付かないとは。並の事態ではない。
「それが「魔神王」とやらの魔力か?」
ゼルドリスは父である魔神王の魔力を借りると聞く。彼本来の魔力もあるだろう。そうした魔力の特性に拠るものか。 - ゼルドリスは無言で剣を抜き、両手でその柄を握った。
- 何気なく見えた動作に激しい反応を見せたのは、彼の仲間であるはずのキューザックとチャンドラーだ。顔色を変えて一斉に背後に跳び、ゼルドリスから距離をとったのだから。
- 「?」
訝しむリュドシエル。 - キューザックは嗤った。
「ゼルドリス様の あの構えは…!!」
「やるならやると言わんかい!!」
チャンドラーは憤慨している。 - 両手で持った剣を、刃先を下にしてゼルドリスは眼前に掲げた。
「今から見せるのは このゼルドリス本来の魔力だ…!!」
その足元から膨大な闇が蠢き湧き上がる。
「…とくと味わえ!!」 - 次回「暗黒の王子」
サブタイトル通り、リュドシエルの能力・性格の紹介回でした。
「閃光」の恩寵の効果は強力な光属性魔法、そして光のような素早さ。
…いや、素早さ(超速剣技)は元々のリュドシエルも ある程度できたことかもしれませんが。(元々強かったからこそ<四大天使>に選ばれて恩寵を授かったと思うので、なにかしら突出した能力は持っていたはず。)
そして性格。
前回「戦力としては乏しいが~(私とマーガレット)を護るためなら命は惜しまぬ者たち」「盾としてだけでなく~器の代用にもなるだろう」なんて冷たいこと考えてたくせに、ホントにヘンドリクセンが盾になったら、怒って、治癒術までかけちゃう。
あら? この人、実は無自覚ツンデレ? 結構 情にもろいんじゃないの?
「悪いのはこいつだ、他の魔神族や女神族は本当は平和を望んでる」とリュドシエル一人に責任(悪役)を負わせる展開になるんじゃないかとハラハラしてたので(メリオダスが目覚めたらマーリンとエスカノールがリュドシエルを『メリオダスの敵』と見做して裏切って攻撃するのではとか、土壇場でヘンディが「私が本当に守るべきはマーガレット様だ」とリュドシエルを裏切るのではとか…)、どうやら彼を ただの悪人にする展開にはならなさそうでホッとしました。嬉しい。
過去修行編の頃から、リュドシエル(のような立ち位置のキャラ)だけを戦犯にして片づけてほしくないなあと思ってました。
あの章では、リュドシエル悪、<十戒>被害者、エリザベス正義、という配置がされていたけれど、個人的には その視点だけで終わるのは納得しがたい部分があったから。
あの章のディアンヌがリュドシエルを あからさまに嫌ってたのはまだしも、同時に魔神族に異常なほど肩入れしてたのは、視点が変に偏ってるようで嫌だったなあ。片寄りを嫌う混沌の母じゃないけれど。
あの章のメリオダスは「戦争にいいも悪いもない」と言っていました。
その通りで、「メリ&エリを含む」聖戦に関わった皆んなが、それぞれの正義と言い分と罪を持っています。だからエリザベスにも、己の正義を受け入れさせるだけでなく、相手をもっと見て部分的に
彼女が本当に慈愛を以て平等な平和を望むというのなら、避けては通れないことだと思うのですが…。
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閃光のように!
閃光というと『ダイの大冒険』ラスボス戦のポップの台詞を思い出してしまう私です。なので割といい印象があります(笑)。ハニーフラッシュなら変身できちゃう。そういうパロディ見たいかも。
リュドシエルの「閃光」には、昔のマグネシウム点火式のフラッシュのイメージも付与されてるっぽい。光った後で火花がバチバチして鎮まっていく様子が描かれてたので。作者さん、謎のこだわりですね(笑)。
ゼルドリスとリュドシエルの剣速勝負はカッコよかった!
バイゼルでの戦いを見るに、剣技(剣速?)に関しては、ゼルドリスはメリオダスより上に見えました。
そのゼルドリスより
武力10の運動苦手なマーガレットの器でこれだけできるんですから、本来の肉体なら もっと速いのかもしれません。
ところで、リュドシエルがゼルドリスを剣で傷つけた件には、ひとつ注意すべき疑問点があります。
今回、マーリンの「
ところが、剣では傷ついてるじゃないですか!
ゼルドリスは父の魔力を完全には借りられず、物理攻撃を無効化できないのか?
それとも、攻撃をしながらだと「
単なる作者さんのミスか?
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「数値ではない」と言われても。
圧倒的な闘級を誇る最上位魔神たちに対峙したマーリン曰く「数値ではない」。
確かに、初めて「闘級」の設定が語られた時点で、ゴウセルが
「闘級はあくまで目安であって 様々な状況・相性・条件により数値は変化する」
と言っていました。
それでも流石に、闘級4710のマーリンが闘級17万前後の魔神たちを指パッチンで軽々とあしらったのには、激しい違和感と納得いかなさを感じて仕方ありませんでした。(^^;)
いくら「反則だー!」で全てを済ませられる作者さんお気に入りのチートキャラとは言え…。
マーリンは「
でも、闘級2万程度のガランのスピードに全くついていけず、魔法も効果的に使えず完敗したエピソードを過去に見ているので、ガランより遥かに速いだろう魔神たちの速度に、肉体的に楽々対応して魔法を使っているのは、納得いかないなぁーとどうしても思ってしまいます。
まあ、ガランの時は意図せぬ遭遇だったけど、今回は自分から殴りこんだんですから、準備万端、自分の肉体にも魔術ブーストを予め掛けまくっているんだと思えばいいのか。
それに、チャンドラーたちを吹っ飛ばしたとはいえ、現実には、何らダメージを与えられてなかったですしね。
数値ではないと言っても、大きすぎる数値差を無視することはできないのだなと思いました。
そんなマーリンが、数値ではないとは言え暗黒の領域において絶対に不可欠と述べたリュドシエルの力。
気になりました。
単に、戦闘は必ずしも数値ではないけど、数値的に強い奴も必要だよね、くらいの意味でしかないのか。
そうではなく「閃光」の恩寵持つ最上位女神族である彼でなければできないことがあるのか。
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ちょっとツッコミ。
マーガレットの鎧の胸部分の飾りの形。
「●」に描かれてますが、本当は「♥」です。
リュドが憑依してリオネスに戻って後のエピソード辺りから、コマによって「●」になったり「♥」に戻ったりでしたけど、小さいコマだし気にしてませんでした。
でも今回、大アップで「●」になってて、以降これで固定してたので、流石にマズいのでは…と気になった次第です。(;^ω^)
単行本で修正入るかな?