【感想】『七つの大罪』第232話 最強VS.最凶
週刊少年マガジン 2017年39号[2017年8月30日発売] [雑誌]
第232話 最強VS.最凶
- メリオダスは、エスカノールの頭を足蹴にして嗤っている。
- 力が増しているはずのエスカノールを手玉に取るなんてと驚くディアンヌ。険しい顔でマーリンが言った。
「あれこそ団長殿が純粋なる魔神族の英雄だった時の姿」「<十戒>統率者 メリオダス!!」 - エスカノールは
神斧 の連撃で反撃を始めるも、全て魔剣 に受け止められる。 - ついに、メリオダスの右の素手に神斧の刃を掴まれた。重みと力で彼の足元はクレーター状に凹んだが、摑む手には傷一つ付いていない。
- “
無慈悲な太陽 ”
右手は神斧を握る力を緩めぬまま、エスカノールは左手で小太陽状の魔力を放つ。
「「全反撃 」」
こちらも斧刃を握る右手は緩めぬまま、メリオダスは左手の魔剣を振るって魔力を反射した。 - 弾丸のごとく跳ね返された
小太陽 を、のけ反ってエスカノールは かわす。それは高空で爆発し、巨大“完璧なる立方体 ”内に爆炎と爆風が充満、爆音は結界の外にも轟いた。 - マーリンたちは爆発を遠く眺めている。その すぐ後ろで、誰かが不気味な声で笑った。
『ハ…ハ…』『そうだ… あと一歩で…』
顔色を変え、バッと振り向くマーリン。 - だが、そこにいるのは馴染んだ顔ばかり。
エリザベス、ゴウセル、エレインを腕にしがみつかせたバン、そしてホーク。
皆、強張った表情で、「最強と呼ばれた男 」と「最凶と呼ばれた男 」の人智を超えた戦いに見入っている。
「今の声は…?」 - “
完璧なる立方体 ”内部。
充満した炎と白煙で視界の失われた中、目だけギロリ ギロリと動かして周囲を窺うエスカノールは、己の身体からも眩い炎と蒸気を噴き上げていた。
◆正午近くのエスカノールには、目立ちすぎて自分の姿を隠せないというデメリットがあるんですね。今まで自分最強で頓着したことなかったでしょうが、自分より強いか同等の相手と戦うときは不利かも。 - そこに白煙を突き破って現れた魔剣。ヒュンヒュンと縦回転しながら飛んできたそれを、咄嗟に神斧の柄で受け止めた、次の瞬間。
真下からのメリオダスの跳び膝蹴りが、神斧の柄を握っていたエスカノールの右手甲に炸裂。無残に骨を砕いていた。 - 同時にメリオダスは投げつけた魔剣を取り戻している。ガラ空きのエスカノールの胴を、それで横薙ぎした。
- 彼としては、胴から横真っ二つにするつもりだったのだろう。だが、気付けば手の中に魔剣がない。エスカノールの脇腹が予想以上に固く、食い込んだまま動かせずに、手から離れてしまったのである。
- エスカノールは小馬鹿にしたように鼻を鳴らすと、脇腹に食い込んだ魔剣を抜き去り、指先でピッと背後に捨てた。
- 砕かれた右手甲では、もはや神斧は握れない。彼は、左拳でメリオダスの頭を一発、強烈に殴りつけた。
- 直後にメリオダスから返る、カエル跳びからの激烈な拳の一発。
それはエスカノールの顔面にめり込み、巨体は吹っ飛んで“完璧なる立方体 ”の天井に激突、跳ね返って地面に、また跳ね返って天井や壁にと、透明な結界の箱の中でピンボールのように激突し続けたのである。 - カエル跳びから着地したメリオダスは血の混じった唾を吐き捨て、凶悪な笑みを浮かべた。
「…存外 楽しめた」「かわいい弟と兄弟喧嘩をした時以来か」「たいした人間だ…」「殺すのが惜しいぜ」
◆メリオダス、<十戒>時代に エスタロッサやゼルドリスと兄弟喧嘩したことあったのか。魔界の城が半壊とかしてそう。
「かわいい弟」という言い回しを、素直に「弟を可愛いと思っていた」と取るか、「皮肉の効いた言い回し」と取るか(笑)。
個人的にはヤクザが言う「かわいい舎弟」っぽい発言だなと思いました。表情 凶悪だったし。 - 弱々しく血を吐いたエスカノールは、血にまみれて大の字に倒れている。
- 結界の外から遠く見守る<大罪>一同。
- バンは苦しげに「くそ…!!」と歯噛みしていた。
- ディアンヌは、エスカノールにも無理ならどうやってあの団長を止めればいいのと愕然とする。
- 「…残された猶予は一分」
戦場から目を離さぬままマーリンは言った。その表情は険しいが焦りはない。なんのこと と訝しむディアンヌ。
◆マーリンさんの体内時計の正確さはブリタニア一 ィイイ! - “
完璧なる立方体 ”内では、投げ捨てられ地に突き立っていた魔剣 に、メリオダスが ゆっくりと歩み寄っていた。もはや動けぬだろうエスカノールに、それで とどめを刺そうというのか。 - 剣の柄を握ろうとした瞬間、ピク、と魔神は体を震わせた。
- マーリンは語る。
「奴の力は日の出と共に刻一刻と増し 正午キッカリに頂点 に達するのだ…」「時間にして わずか一分 奴は無敵の権化となる」「その名は――」
「“天上天下唯我独尊 ”」 - 剣を取り上げ振り向いたメリオダスの視線の先。
そこに立つのは、筋肉を更に膨張させ、全身に灼熱の炎をまとった巨漢の姿。表情は憤怒に歪み、瞳すらも熱く燃え輝いている。
◆星 飛雄馬にも負けない、瞳の燃えっぷり! - 「まだ隠してやがったか」
傲慢に嗤って剣を片手で水平に持ち、全身を分厚く闇で覆うメリオダス。一蹴りで飛び掛かるや、闇に包んで滅多矢鱈に斬り刻んだ。
“神千斬 り”
エスカノールの背後に降り立つ。 - しかし、肩越しに見たエスカノールの背の<
傲慢 >の紋様には…いや、全身にも、傷一つなかった。
「痒」
憤怒の顔をメリオダスに向け、吐き捨てる。 - それでも、メリオダスは余裕の笑みを消さない。全身を覆う闇を蠢かせて、再び飛び掛かる。
- 燃え輝くエスカノールは左手をスッと眼前に持ち上げた。
利き手の甲はメリオダスに砕かれたままだ。神斧は握れない。
左手を手刀の形にすると、肉薄するメリオダスに向け、垂直に軽く振り下ろしたのである。
「聖剣」「エスカノール」
振り抜きはせず、肘が直角になる程度でピタッと止める。 - それだけ。触れてすらいない。
なのに、メリオダスの左肩から右脇腹にかけてがバックリと裂け、ドパッと血が噴き出した。 - 強張った顔に冷や汗を流すマーリン。
- 愕然とするディアンヌとキング。
- バンは見ていられないとばかりに目を閉じて顔を背け、そんな彼をエレインは心配げに見つめる。
- 涙は流せても汗は殆ど かかないゴウセルは、冷や汗は浮かべず、それでも どこか哀しげに目を見開いている。
- 冷や汗をダラダラかいて見ているホークの瞳には、彼自身も知らぬことだろうが、大角兜の男の影が映っていた。常にメリオダスの傍にいる、この忠実な子豚の目を通して、男は地獄の底から息子の様子を見守り続けているのだろう。
- エリザベスは冷や汗に濡れて、不安と悲しみに瞳を揺らしていた。
- 手刀の剣圧に斬り裂かれたメリオダスは、踏ん張った両脚で地面を抉りながら10数mも後ろに滑った。
「貴…様ァァアァッ!!!」
先程までの傲慢さは失われ、憤怒の相で叫んだが、その口からも大量の血がドボドボと溢れ出す。 - 上位魔神は本来、心臓を全て潰されぬ限り死ぬことはない。体を真っ二つにされようと、闇の力で すぐに自己回復するものだ。
だが、このダメージは規格外のものであったらしい。 - ぐらりと傾いたメリオダスの身体が、ゆっくりと くずおれていく。
- 未だ
結界 は解かれていない。それでもエリザベスは駆け出していた。愛しい男のもとへ、涙を振りこぼしながら。 - 「魔の神とやら」
憤怒の色の消えた燃える瞳で見下ろして、人間 は傲慢に語りかけた。
「人間に見下 される気分は どうだ?」
うつ伏せに倒れ動かない魔神 に向けて。 - 次回「ダメージ」
一挙二話掲載の二話目です。
皆の命と、いつか我を取り戻した時のメリオダスの心を守り切りました。
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世界で唯一
昼の12:00~12:01までの一分間だけ、エスカノールは無敵の権化「
これは、桁外れの闘級に上り詰めるというだけの意味なのか。それとも、一切のダメージを負わなくなるという、ゲームで言う「無敵状態」になるという意味なのか?
個人的には後者であってほしいです。前者だと いつかインフレした闘級で負けるエピソード出そうだし。
それにしても…。
マーリンが魔力封じのメガネを作ってくれるまでは、エスカノールは毎日この状態になっていたのでしょうか?(汗)
(『エジンバラの吸血鬼』参照するに、大罪が離散する2年くらい前の時点では、まだメガネ かけてませんでした。)
6年間 同僚だったディアンヌが、エスカノールの この状態を全く知りませんでした。
仲間にすら完璧に隠し通せていたようだけど、一体どうやって?
毎日 正午には人里離れた地に隠れていたのでしょうか。
それとも、(王国騎士時代に彼がゴウセルと共に下宿していた)マーリンの館に、魔力を暴走させない特別な効果があった?
考えてみたら、王国騎士時代はゴウセルも、普段はマーリン作の魔力封じの鎧を着込んでいて、けれどマーリンの館では それを脱いで過ごしていたという設定でしたね。
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手刀でストンな聖剣エスカノール。
一見してシュールな場面でしたが…。
これ、神器を使うより素手の方が強いとか、手刀こそ究極の必殺技だとかいう意味じゃなくて、利き手を潰されて神器が使えなくなった絶望的な状況で、それでも諦めず、利き手じゃない方の素手で起死回生の大逆転をした、というコトですよね。
その手刀攻撃に「聖剣エスカノール」という名を付けたのは、エスカノールのユーモアだったのかなと思いました。
それはそうと、このページ、「聖剣」「エスカノール」のフキダシの字を消して、
「いいかげんに」「しなっさーい」とか
「なんでや」「ねんねんねーん」とか
「新婚さん」「いらっしゃーい」(エリザベスが駆け込んできます)とか、
台詞を入れ替えたい誘惑に駆られて仕方なかったです(苦笑)。
怒られるからしないけど。
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バンの表情
前回~今回のエスカノールとメリオダスの戦いの間、バンの 誰よりも辛そうな表情 が強調して描写されており、印象的でした。
彼は、何をそんなに苦しがっているのか?
仲間同士で傷つけ合う様子が辛いからでしょうか。
しかし、怨霊に憑かれたディアンヌが、キング・エスカノール・ゴウセルを攻撃したときは、特に表情の描写はありませんでした。
エスカノールがメリオダスにノックダウンされた三度も辛そうでしたが、バンが最も苦しい表情になったのは、最後にメリオダスがエスカノールに完全敗北した時です。
耐えられない・見たくないって感じに目を閉じていました。
以下は勝手な解釈です。
バンが あれほど苦しそうだったのは、仲間が傷つけあってるからとか・エスカノールが痛々しいから、というだけではなかったんじゃないでしょうか。
「メリオダスが仲間を傷つける」「メリオダスが負ける」のが特に辛かったのかも。
バンにとってのメリオダスは、親友の枠を超えた「恩人」で、ある種、「憧れのヒーロー」です。
自分を「生まれてからずっと つま弾き者のクソみてぇな男」だと思い込んでいたバンは、エレインとメリオダスだけが自分を認めて受け容れてくれたと考えていた。(後にはジェリコも。)
バンの評価では、メリオダスは 誰よりも優しく・誰よりも強い男 です。
だから、彼が凶悪化して仲間を殺そうとしたうえ完全敗北したのは、偶像が汚されたような意味でも辛いものだったのではないでしょうか。
第195~196話、メリオダスがフラウドリンを楽しみながら無慈悲に殺した時も、大きなショックを受けていたようでしたし。
誰より優しいはずのメリオダスに エスカノールを殺してほしくなかったし、誰より強いはずのメリオダスが負けるのも見たくなかった、みたいな。
(今回のエスカVS.メリオは、話の流れ的にメリオダスが勝つわけにはいかない戦いでしたが、「メリオダスが負けるはずがない、絶対負けてほしくない、負けるのはおかしい」という読者の声は一定数聞こえました。それら読者とバンの気持ちは近かったんじゃないかなーと。)
で。
「自分が強かったら、エスカノールだけに負担を掛けずに団ちょを救うことができた」と悔しく思うようになって、パワーアップイベントに繋がる?
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ひそやかな奇跡は続く
~~前回までのあらすじ~~
第230話、メラスキュラの消化液で全身ドロドロに溶かされたバン。
肉体再生後、てっきりスッポンポンになったかと思いきや、奇跡的にズボンを穿いていました。上半身は裸でした。
ところが、続く第231話ではシャツを着ており、それどころか肩や腕の鎧まで装着されていました。
溶かされる前の状態に、服も再生していたのです。(この回は登場3コマ全て この服装)
~~あらすじ終わり~~
そして今回、第232話。
1ページ目、バンの最初の登場コマでは、前回と同じくシャツを着ています。(腕や肩の鎧があるかまでは確認できず)
ところが次の登場コマでは。
あれ!?
シャツが なくなってる!!
脱いだ…? 溶け消えた…?
一方で、下半身が鎧に覆われていました。
第230話の時点だと、腰までしか見えないものの、鎧はないように見えるんだけど…。
今度は下半身の鎧が自己再生した…?
聖域の厳重ガードかしら。
(;^ω^)
勿論、ただの作画のケアレスミスなのでしょう。単行本では修正されるかも。
でも、「時間経過に沿って」服装が変わり続けてるように見えちゃったので、なんだか目が離せませんでした(笑)。コマ隅の小ネタって感じで面白かった。
ちなみに次回 第233話では、上半身は裸、下半身はズボンのみ(鎧なし)という、あるべき(?)服装でしたよ。
一件落着(?)
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瞳の中のあなた
凶悪化していくメリオダス。その戦いを見守っていたマーリンの背後から聞こえた、不気味な笑い声。振り返ってみてもお馴染みの仲間しかいない……。エリザベスとバン&エレインとゴウセルと、ホークしか。
とゆーわけで。
第183話で語られていた「魔神王の忠実な“目”」、ホークで確定っぽいですね。
今日も煉獄で黒モヤしてる魔神王パパは、メリオダスがバイゼルで<十戒>に殺された様子を
「我が忠実な“目”」
に全て見せてもらっていたのだという。
暇なんすねパパ。…エレインも死者の都にいた時はバンの様子をひたすら覗き見…もとい見守っていたようですし、死者(?)になると そうなりがちなんでしょうか。
魔神王の目に相応しいのは、出自不明で魔神族寄りっぽいキャラでしょう。
マーリンとホークママは あの場(バイゼル~リオネス王城)におらず、ゴウセルは魔神王に反発して脱獄したという過去から魔神王の目とは思い難い。
出自不明の新キャラを見ても、吟遊詩人ソラシドや破戒僧アーバスは女神族側のキャラだと思われますし、ななしは異邦人です。
消去法で、怪しいのは「常にメリオダスの傍にいる」ホークだろうとは予想されていて、ついに確定したかなという感じです。
何故って、ホークの瞳の中に魔神王らしき影が映っていますから。
きっとホークに自覚はないんでしょうが。
となると、王都決戦で死んだホークが生き返ったのも、メリオダスが生き返るのと同じで、死んで魂が煉獄に行って魔神王に送り返されてたのですかね?
実はホークも、メリオダスと同じタイプの不死者だった?
考えてみたら、メリオダスが少年のまま成長しないのと同じように、ホークも、生まれて16年経つのに子豚のままでした。
(豚は生まれて1年くらいで大人になる。そして寿命は10~15年程度だと言われている。)
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今回の一挙掲載二話では、かねてからの読者応募企画の発表も行われていました。
一つは、単行本25巻帯や本誌に付属していた応募券を貼ったハガキのみで参加出来る「描いてよばっちょ スペシャル版」企画。
「もし<大罪>が〇〇だったら」「もし こんなストーリー展開だったら」という妄想シチュエーションを、作者さんが実際に扉絵に描くという、以前も行われていたものです。
第231話の扉絵は「もし<大罪>たちが部活に入っていたら」で、
メリオダス…サッカー部(超弾丸シュートを放つ)
バン…ゴルフ部(普通)
ディアンヌ…弓道部(的が壊れる強さで百発百中)
ゴウセル…フィギュアスケート部(ジャンプもできます。衣装は女子用)
マーリン…空手部(黒帯。灰色魔神も空手で倒すぞ)
エスカノール…卓球部(昼のムキムキ巨体で、フォームは小ぢんまりと)
キング(おっさん)…相撲部(張り手されてボロボロ。それにしても全身 毛深い。熊だ)
でした。
(何故キングは わざわざ おっさん姿で、しかも苦手な運動部に入ったのか…)
そして第232話の扉絵は「マーリンの薬で子供になった<大罪>たち」。
メリオダスは最初から子供の姿ですけど、更に小さく。
<大罪>たちの『姿は子供、頭脳は大人!』な姿(3歳児くらいの全裸)が お披露目されていました(笑)。
仕掛け人のマーリンと、人形なので若返らないゴウセルは元の姿のままです。
(ただし、着ている服が普段と違う。ゴウセルは ヘソ出しの新しい服、そしてマーリンが何故か<豚の帽子>亭 旧ウェイトレス服でした。原作で披露したのはこれが初めて?)
メリオダスは幼児状態で闘級300(ホークの闘級の10倍)だそうな。
注目すべきは、みんなと一緒に薬を盛られたらしいキングが いつもの少年姿のままで、マーリンが以下のように内心で呟いていたことです。
(妖精は元から あのサイズだったな……)
つまり、キングは生まれた時から あの12~14歳くらいの少年姿で、あれより幼い姿だったことがないと。
やはり、妖精族は母親の胎から赤ん坊として産まれるのではなく、植物などから成長した姿で生まれてきて、生まれた時点で人格も確立してて、既に自立してるってことなのかな。
となると、下手すればキングは、生まれたその日から妖精王として働いてた(本当の意味での子供時代が無かった)可能性もあるんですね。
…しかし。
妖精族って、老人の姿をしてる者も結構いるでしょう。
まさか、生まれながらにして老人なんでしょうか?(大汗)
新たな疑問が発生してしまいました。
妖精族の中にも、ある程度まで成長・老化するのと、生まれてから死ぬまで基本的に姿が変わらないのがいるってことかなあ。
もう一つの企画は、毎週恒例の読者質問コーナー「答えてばっちょ!」の大回答祭り。
普段は一話に一回答なのが、今回は七回答もありました。
うち、興味深かったもの。↓
●エスカノールは、夜から明け方にかけての ごく短い時間眠る
そんな睡眠で大丈夫なのか…?
ファンブックには、エスカノールの趣味は詩作と「昼寝」だと書いてあります。夜にあまり寝てないから昼寝するのかな?
●ディアンヌやマトローナ以外の巨人族は、「ちらほらと あちこちに隠れ住んでい」る。
えええ!? ちらほらと隠れ住んでる!?
じゃあ巨人族の里は既に滅んでいるということなんでしょうか。16年前はメガドーザなど幾つかの集落が存在していたようなのに。いつの間にか絶滅危惧種になってる? 何かがあったのでしょうか。