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『七つの大罪』ぼちぼち感想

漫画『七つの大罪』(著:鈴木央)の感想と考察。だいたい的外れ。ネタバレ基本。

【感想】番外編 大罪Vacation

感想・番外編

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マガジンSPECIAL 2016年No.8 [2016年7月20日発売] [雑誌]

番外編 大罪Vacationバケーション

マガジンSPECIAL』掲載の9P番外編です。

これまでの『マガスペ』番外編の多くが、キャラの過去や心情を描く、本編の補完的な内容でしたが、今回は完全な「お遊び」回。

 

王国騎士時代の<大罪>が、全員で海や山に遊びに行く話。

夏らしく、楽しくて可愛かったです♡

 

 

…しかし、まあ。

これまで本編の感想で、散々「メリオダスは本当は仲間を大事にしてないんじゃないか、いいように利用してないか」と書いてきましたが。

今回のこのお話、まさに「メリオダスが仲間を騙して利用する話」でした(苦笑)。

何かの皮肉なのかしらん。(;'∀')

 

あくまでギャグですし、最後にメリオダスが(一応)罰を受けてたので、罪なく楽しくまとまってましたけどね。

 

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ある日、唐突にメリオダスが提案しました。「明日から、海と山にバカンスに行こう」と。

この場面、エスカノールがひょろひょろなので、深夜に近い時間帯だった模様。(そんな時間帯なのに全員集合してるんだなあ。)

ちなみに、彼が団員をバカンスに誘ったのは、これが初めてだったみたいです。

 

メリオダスの引率で海に行くと、漁村なのに何故か誰もいない。

訝しむマーリンに「細かいこと抜きに楽しもうや!!」とメリオダスは笑い、マーリンが魔法で出してくれた波竜ウェーブドラゴンで、皆で楽しく波乗り。

 (ゴウセルは「錆びるから」と浜辺で読書。)

 

そうしながら「こんだけ騒げば出てくんだろ…」と呟くメリオダス。

やがて大魔獣クラーケン(巨大イカ)が出現。

メリオダスは、バンには「最高に旨い酒の珍味らしいぞ!!」、エスカノールには「マーリンに男を見せろ!!」と煽って張り切らせます。(彼自身は見物のみ。)

マーリン、キングも加わって、イカを さばいて焼いて刻んで美味しく食べました。(ゴウセル不参加。)

「ニイ…」と したり顔で笑うメリオダス。

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(あっ、キングが焼きイカを食べています。やっぱり、魚介類は食べられるんですね。人間界で暮らし始めてから慣れたのでしょうか。

♡マーク出てますけど、イカが美味しいって意味じゃなくて、美味しそうに食べてるディアンヌを見て「♡」飛ばしてるんかな。)

 

次の日は山へ。

そこには、巨大な毒蟲ポイズンビートルが大量発生していました。

泣いて暴れて蟲を潰しまくるディアンヌに「ニヤリ」とほくそ笑むメリオダス。(彼自身は見物のみ。)

その後は、泣きじゃくる彼女を「なでなでなーで」して、優しく褒めたのでした。

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(ますますメリオダスが好きになった様子のディアンヌと、ムッとしてるキング)

 

 

バカンスは楽しく終わり、王都に戻ったメリオダスは、密かにザラトラスのもとへ…。

実は「クラーケン討伐」「毒蟲ポイズンビートル駆除」は、騎士団への依頼だったのです。

メリオダスは それを仲間には伏せ、自分だけ特別給金をゲット。(国王たちは<大罪>全員への報酬として渡しています。)

更に、ディアンヌが潰した毒蟲ポイズンビートルの一匹を持ち帰って標本にし、博物学好きのギルサンダーにお土産として渡したので(ギル感激)、喜んだザラトラスからも特別給金が出たのでした。

 

しかし、悪の栄えた試し無し!?

メリオダスの思惑を見抜いていたマーリンが登場。

「この大罪は見過ごせんな 団長殿…?」

ギクッとしつつ「結果的には みんなで楽しくバカンスできたんだし いーじゃないの」と悪びれないメリオダスでしたが。

「では バカンスの打ち上げに 一番高い酒を全員で呑み明かそうか もちろん団長殿のおごりでね」

「マーリンさん …それは厳しいッス!!」と嘆くメリオダスでしたとさ。

 

 

 

全員で呑んだら、特別報酬なんて たちまち飛んで、足の出た分をメリオダスの財布から支払うことになりそう。巨人のディアンヌもいますし。

 

充分な給金をもらってたでしょうに、どうして こんなセコいことしたんでしょうか?

お金に困ってたの?

メリオダスは大酒呑みっぽいから、呑み過ぎて お金が無くなっちゃってたんですかね(苦笑)。

 

 

人間社会を3000年 彷徨ったメリオダスは、きっと お金にも苦労してて、結構がめつ…げふん、シビアな面があるんだろーなと思います。

<豚の帽子>亭で<大罪>やエリザベスを働かせてますが、多分、誰にも ちゃんとした給料は払ってないですよね?(苦笑)

飲み食いと寝場所だけは保証してるけど。

あと、エリザベスだけには制服も支給。バンにはエプロンだけ支給(笑)。

 

 

しかし。

メリオダスの欺瞞に気付いたのはマーリンだけ。

あんだけ判り易かったのに(笑)。

他の<大罪>たちの、あまりの無邪気っぷりに驚きました。

 

…いや。

たとえメリオダスが何か企んでたとしても、別にどーでもいいやと思ってただけですかね?

キングとエスカノールは、好きな女性の水着姿が見られれば良かったし、バンは美味い酒が呑めれば良かった。ゴウセルは人間観察。

それに やっぱり、メリオダスを信頼してたからでしょーか。

 

(だがしかし、非情の魔神・メリオダスは仲間を平気で利用するのであった! 苦笑)

 

楽しいお話でしたが、ちょっと考えさせられる面もありましたね。(;'∀')

 

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気になったこと幾つか。

 

■エスカノールとキングは「インドア派」

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言われてみれば、そう…か。

 

なのに違和感があるのは、妖精族のキングは基本 野外で生活してて、エスカノールも長らく流浪者で、真の意味での「アウトドア」なイメージがあるからですかね(苦笑)。

 

考えてみたらこの二人、どちらも昼寝が好き(?)でした。

結構気が合うのでしょーか。

 

 

■<七つの大罪>は多忙だった?

メリオダスがバカンスを提案したとき、キングが言いました。

「でも 明日から二日は久々の休暇なのに…」

「久々」にしか休暇が取れないほど多忙だったらしい。

 

王直属の独立騎士団だった<大罪>には、他の聖騎士たちのような決まった警備の仕事はなかったでしょうし、大事件が起きない限り待機で、割と暇だったんじゃないかなと想像してましたが、そうではなく、常に飛び回っていて忙しかったっぽいですね。

 

 

■エスカノールは昼も普通に生活できてた

てっきり、昼は任務ない限り眠って、可能な限り外に出ない、不自由な生活してたのかなと思ってたら、仲間たちと普通に海や山に来て、昼の間も遊んでるじゃないですか。

なーんだ。

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そして、時間だけでなく精神状態でも、エスカノールの「熱」は変動するのか。

 

それはともかく、マーリンが ほぼ全裸でウロウロしてるのに、エスカノール以外は誰も反応しないとゆー。

この安定した「嫁以外 眼中に入らない」感。

いいですね(笑)。

 

 

■メリオダスさんは悪い男です

ディアンヌを騙して毒蟲ポイズンビートル駆除させて、その後 優しく撫でてご機嫌とってたのは、言い訳しようもない「悪い男」っぷりで、ちょっとビックリしました(苦笑)。

 

わー…。メリオダス、ディアンヌの好意を、ちゃっかり利用してたんですねぇ。

本編ではディアンヌに素気ない態度を貫いていたので、キッチリ線引きして対応してたんだなと思ってたけど。

そっか、本編での態度は、エリザベスが傍にいたからであって、王国騎士時代は、ちょっと気を持たせたり・あやしたりして、ディアンヌを上手く動かすこともしてたんですね(苦笑)。

 

 

■キングさんのラブコメ

ブコメ系少年漫画の主人公が持つことを許されるという伝説の力、ラッキースケベ

脇キャラながら、キングはその保持者です。

(主人公のメリオダスは自ら触りに行けるので、その力を必要としないのでしょう。)

 

それでは、キングさんの輝かしいラッキースケベの歴史をご覧ください。

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ラッキースケベの歴史とゆーか、鼻血ブーの履歴とゆーか(笑)。

 

今回も、その選ばれし力を遺憾なく発揮していました。 

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おめでとうラッキースケベ

 

それはそうと、ファンブック2『罪約聖書』に載ってた「キングの好きな匂い」が、「ディアンヌの胸の谷間」だったのは、変態臭いなあと思いました。

 

 

今回、マーリンの水着を見たエスカノールも盛大に鼻血噴いてました。

鼻血仲間が、意外に身近にいましたね(笑)。

 

 

■月が一夜で

メリオダスが「明日バカンスに行こう」と誘った晩、夜空には細い三日月が浮かんでいました。

そして、その翌晩の月は満月でした。

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一体これは…?(゚Д゚;)

バカンス先は遠い外国だったのでしょうか…。

 

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単行本収録時に1P追加されてオチが変更になっていたので、追記 

 

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