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『七つの大罪』ぼちぼち感想

漫画『七つの大罪』(著:鈴木央)の感想と考察。だいたい的外れ。ネタバレ基本。

【感想】『七つの大罪』第158話 狂宴の勇者たち

感想

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週刊少年マガジン 2016年9号[2016年1月27日発売] [雑誌]

第158話 狂宴の勇者たち

  • 迷路のあちこちで爆発のように土煙が上がり、轟音が響いていた。何頭もの怪物アースクローラーが人々を襲っているのだ。土中から現れた巨大なあぎとに噛み砕かれ、血煙と肉片が舞い散るなか、為すすべもなく逃げ惑う騎士や戦士達…。
  • その狂宴の様を、涼しい顔で俯瞰する者もいた。
    『死の罠の迷宮に数多あまたの冒険者はいざなわれ――――』『はかなき夢と甘き願いを胸に秘め 足取り軽く』『だが そこに待つは 夢と願いを踏み散らす死という名のうつつばかり』
    吟遊詩人だろうか。三角帽に先の尖った靴、耳当てを着けた、少年のように ふっくらした頬の小柄な人物が、ギターに似た楽器を手で掻き鳴らしながら、惨劇を物語に訛して歌っている。
    彼が座るのは、罠に脅かされぬ安全地帯。迷宮全体を眼下に収めた高い岩の上だ。
    ※ディアンヌは迷路の縁に登ることができなかったのに、彼は迷宮を見下ろす位置に座っています。大地の魔力に干渉されない? ドロールより魔力が高い? そのうえタコ娘の名付けた関門名「死の罠の迷宮」を知っている。
    容姿的には妖精族を想起させられるものの(翅はないけど耳を隠してるし、子供のような姿)、事態を俯瞰的に、あたかも神視点で理解している様子なのが引っ掛かります。
    単に魔神側の道化役なのか、或いは、魔神の思惑すら超越した観測者(語り部)なのか。


  • 「のわ~~っ!!」
    突如現れたアースクローラー。ホークの悲鳴に驚いたか、いったん土中にダイブして消え、ドンッと土砂を撒き散らした。
  • 咄嗟にエリザベスを片手にすくいあげて胸に庇うディアンヌ。
  • ホークは土砂に跳ね飛ばされ、頭から地面にぶつかった。ところが、そのまま抵抗なく土中に沈む。
    「お?」「お?」「おお?」
    息も詰まらず、尾びれをくねらせるだけでスイスイと移動できるではないか。これが今回の「変身トランスポーク」で得た能力らしい。
    「おい 見ろよ!! この姿だと 土の中をラクラク移動できんぞ!!」
    得意げに報告したホークにエリザベスは汗タラし、ディアンヌは「遊んでる場合じゃなーーい!!」と まなじりを吊り上げた。
  • 「それより ホーク だっけ 王女さんをお願い!!」ディアンヌはそっと友人を地上に下ろす。
    「合点!!」海中からジャンプするイルカのごとく、ポンと土中から飛び出したホークがエリザベスの傍らに付く。
    「気をつけてディアンヌ!!」「大丈夫 任せて!!」
    友人の声援に自信の笑みで応えると、ギルらと共に、土中から顔を出したアースクローラーに立ち向かった。
    「行くよ!! キミたち」「おう!!」
  • まずはディアンヌが戦鎚の強打を見舞う。
    「やあっ!!!」
    尖った方で後頭部を打った。通常なら それだけで頭蓋は陥没していただろう。ところが厚い粘膜に滑り、勢い余ってたたらを踏んだ。
    「うそ!?」「体がヌルヌルで武器の手応えがない!!」
  • ギルとハウザーが綺麗に声を揃えた。「「なら魔力で攻める…!!」」
    『”雷帝の粛清”!!』『”ライジングトルネード”!!』
    ギルの雷撃、ハウザーの竜巻。それが合わされば雷気を帯びた強力な魔力の渦となる。
    『合技”雷竜の城ドラゴン キャッスル”!!!!』
    これまでも聖騎士の任務で使ってきた、定番の合体技だ。
    雷を煌めかせた漆黒の渦がアースクローラーを包み込み、巨体を土中から引きずり出して、逆しまに浮かばせた。
  • 「わおっ♫」
    巨人すら巻き込む規模の大技に、ディアンヌが歓声をあげる。
    つい一週間ほど前の王都決戦では、彼女自身もこの技で穴から引きずり出され苦しめられたのだが、記憶がない今は、ただ感嘆の対象でしかないらしい。
  • しかしアースクローラーは易々と渦の下側に抜け、土中に逃れかけた。
    「地中に逃げ込むぞ!!」
    「させるもんか!!!」ディアンヌが背中で戦鎚をバトンのように回す。
    『”双拳ダブル・ハンマー”!!!!』
    土中から彼女より遥か巨大な両腕が生え出し、拳で怪物を腹から挟み殴った。
  • 「さすがだな ディアンヌ!」
    ハウザーからの信頼に溢れた賞賛に「えへへ」とウインクを返しながら、彼女は(って やっぱりボクのことを知ってるんだ)と考えていた。王女の友人だと言うが、今までも共に戦っていたのだろうか?
  • ギルが叫ぶ。「気を抜くな!!」「効いてはいるが決定的じゃない!!」「今度は 三人同時に――…」
    怪物は巨体をのけぞらせている。気を失ったか…そう思わせておいて、布を巻いたようにギュルルンッと丸まった。その姿勢から一気に身体を解き、尾びれで大地を抉り叩く。
    パァアン
    今までの比でなく強烈な衝撃波と土砂が、津波のごとくディアンヌたちを襲い殴った。
    「くっ」咄嗟に戦鎚で尾びれを弾いたディアンヌは、転びこそしなかったが押されたように十数メートル地を滑る。
    「がっ!!!」まともに土砂に跳ねられたハウザーは地に叩きつけられて血を吐いた。
    「ハウザー!!」雷気で全身を包んで空に飛び、一人逃れたギルが叫ぶ。
  • 「あらら~~…結構ピンチ?」冷や汗をかき始めた偽豚の隣で、エリザベスも顔色を変えてうろたえ始めていた。「みんな……!!」
    巨体とは言え、土に潜るだけの魔力しかない怪物モンスターごとき、敵ではないはずだ。しかし本来ブリタニアに存在しない未知の生物ゆえに、上手く対処できていないのである。
  • 「アースクローラーは砂漠から身を護るため 保湿性と防御性に優れた粘液をまとっている」
    誰かの声が聞こえた。
    「この粘液は高温の炎で蒸発させることも可能だが 最も効率の良い倒し方は粘液を本体ごと――――」
    ヒイィィィ…ンと、高く音を立てて『気』が振動した。
    「こ… この冷気は?」
    ディアンヌが驚きと警戒で目を見開く。吐き出す息が白かった。ギルやハウザー、エリザベスらも。
    「凍らせる」
    急激に下がった気温は空気中の水蒸気を凍らせ、キラキラと氷の粒が舞う。アースクローラーも巨大な口から白い息を吐いて、不思議そうに「ゴア?」と鳴いたが、その直後、まさに『凍りついた』。動きが止まり、見る間に白い霜で厚く覆われていく。粘液が霜と化しているのだろう。
    『”凍結棺アイス コフィン”』
    氷像になったアースクローラーの全身が呆気なく砕け、崩れ落ちていった。今までが嘘のような、儚げとすら思える脆さである。
  • 怪物モンスターの巨体が無くなれば視界が開け、空中に浮かぶ人影が露になった。
    薄い色の長い髪をなびかせているが、男だ。若そうに見える。袖口のゆったりした服に、大きな留め金の着いたマント。手に持つは環飾りの付いた長杖。
  • 「だ… 誰?」見上げて、ディアンヌが疑問を落とす。
    魔術を使ったのだから魔術師なのだろう。見覚えはないが、まさか彼も知り合いなのだろうか?
    けれど、ハウザーは呟いた。
    「俺たちと同じ 大喧嘩祭りの参加者か…?」
    誰にとっても初対面の相手。見知らぬ救援者だったのだ。
    ※王都決戦の時にビビアンが使ってた魔術は「凍結棺アイス コフィン」ならぬ「凍結棺フリーズ・コフィン」でした。…ふりがなだけ違って漢字は同じ、か……。これ、ミスと見るべきなんでしょうか?

  • 迷路の各所に響いていた悲鳴や轟音は、少しずつ鎮まり、消えていきつつあった。
  • ある場所では、一頭のアースクローラーがぐったりと岩壁にもたれかかり、泡を吹いた口から笛のような か細い息を吐いていた。小刻みな痙攣を繰り返す身体の腹部は斑に変色しており、幾つもの小傷から血が滲んでいる。
    足元には三人の男が並んで、時折尾びれを震わせる怪物モンスターの経過を観察していた。
    「これだけの傷を負い まだ生きているとは」と、男の一人。
    「直に毒が全身に回ろう」と、もう一人が言った。
    「しかし所詮は獣よ 我らに気圧され身動きの一つも取れぬとはな…」と、最後の一人。
    そうこうするうち痙攣は止まり、怪物モンスターは静かに息絶えた。見届けると、最も背が低く恰幅のいい男が静かに言った。
    「我らマラキアの暗殺騎士団に死角はなし…」
    手に手に刃物を持ち、道化のような頭巾、案山子のような不気味な覆面。僅かに露出した肌の色は濃い。大・中・小の背丈で、のっぽ・普通・小太りの体格の、堅気とは見えぬ三人組だ。
    「さぁ 急ぎ迷宮を抜け 大喧嘩祭りを制し…」「我らが悲願を成就させるのだ…!!」
    暗い静謐さを湛えた瞳からは、並みならぬ意志が窺い知れた。
    ※マラキアとゆーと、アフリカ北東部の地域名を連想します。実際、肌が黒い(?)し。この人たち、アフリカ大陸から旅してきたのでしょうか。

    関係ないけど、アーサー王物語群って、黒人、または黒人と白人の混血の騎士が ぽつぽつ出てきますよね。『パルチヴァール』に出てくる、聖杯探索の騎士パルチヴァールの異母兄であるフェイレフィースとか。トリスタンものに出てくる、イゾルデを巡ってトリスタンと争って最終的に仲良くなって円卓の騎士の仲間入りしたパロミデスとか。
  • またある場所では、一頭のアースクローラーが血にまみれ倒れ伏して息絶えようとしていた。
    頭部に滅多やたら穿たれた十以上もある円い陥没痕は、一つ一つが直径1m以上ある。口からも鼻からも血が溢れ出し、殴られ過ぎたせいだろう、左の眼球は抜け落ちて地面に転がっていた。
    無惨な怪物モンスターの顔の前には、長柄の棍棒(杖?)を手にした長身の男が立っている。
    瀕死のそれが漏らした「プキィ…」という か細い声を聞くや、彼の右頬をツーと涙が伝い落ちた。左の頬には べったりと返り血を付けたまま。
    「「プキ」…?」「「プキ」って鳴きました?」
    涙は左頬にも溢れ、とめどないそれは返り血を塗り替え落としていく。
    「なんて無様な苦悶の声!!」「これこそが魂の叫び!!」
    歯を食いしばるようにして泣きながら、男は朗々と声を張り上げた。
    「あなたを創造した女神に感謝の祈りを捧げねばなりません」
    長い前髪に隠されて両目は見えない。筋骨隆々の逞しい体を覆う服は、あちこちに十字がデザインされたものだ。
    「もっと もっと もっっっっと 拙僧に 魂の叫びを聞かせてください!!」
    そう訴える男の周囲には、二人ほど騎士の死体が転がっていた。半身が丸々潰され、地面ごと円く陥没している。……それは、怪物アースクローラーの頭部に穿たれた陥没痕と全く同じものだった。
    ※快楽殺戮者か……。ヤバい。
    女神を信仰する宗教のお坊さん? まさか、この人がドルイドの司祭?(汗)

    気になったんですが『七つの~』世界では女神が創造主なんですか? まさか、魔物も人間もその他種族も、女神族が創ったの?
  • そしてまた、別の場所では。
    一頭のアースクローラーが、ちょこんと座ったような姿勢で縦に真っ二つになっていた。即死であろう。
    その前に立つのは、道着のような上衣に袴、帯に無造作に日本刀を差し、長い黒髪を束ねたサムライ然とした細身の男。裸足で、風来坊を気取っているのか口に草を一本咥えている。
    彼の背後には数人の騎士が生きており、一様に腰を抜かしていた。
    「あわわ……」「すげえ……!!」「俺たちが傷一つつけられなかった怪物かいぶつを… たった一振りで!!」「見かけねぇ格好だが アンタ…一体 何者だ?」
    男は答えない。いや、問われていると理解できなかったのかもしれない。なにせ、彼の口からこぼれたのは異国の言葉だったのだから。
    『俺の目指す峠は まだまだ先だな…』
    ※束髪の男性キャラ、二人目ですね。
    何故か草を咥えてるのは、昔の漫画の番長キャラっぽい。もしくは時代劇『木枯らし紋次郎』か。

    暁闇の咆哮ドーン・ロアー>のサイモンが戦国武将風の鎧や長太刀装備してたり、バンが三~四節棍で怪鳥けちょう音 発して戦ったりするのは別に気にしてなかったんですが(だって、この人たちブリタニア人だから)、このサムライさんには、なんかすごい違和感を感じてしまいました。
    いや。着る物・食べるものだって現代風な、緩~いファンタジー漫画に、風俗の違和感がどうのなんて超ナンセンスだと解ってます。近年の漫画ゲームにサムライ風キャラが出るのもテンプレだもの。
    ですが。
    例えて言うなら、緩くとも一応は戦国時代を舞台にしてる漫画に、江戸風のかみしもを着た武士が登場しちゃったくらいの。そんな違和感を感じてしまい。(^_^;)
    アーサー王の時代、日本はまだ古墳時代だよ~。ああいう着物や刀のサムライは、多分、1100年以上は後にならないといないよ~。
    この漫画を、アーサー王物語群の一端として読んでた面があったので、時代が盛大にずれたサムライの登場、それが匂わせる「日本?」の存在に動揺してしまったみたいです。
    すんませんどうでもいいですね。


  • そして。
    ここには、五・六頭ものアースクローラーが、だらりと舌を垂らし無造作に積み上げられていた。
    その前に立つのは、金髪の小柄な少年。メリオダスである。
  • 「いやぁ おかげで命拾いしました!!」
    憧れの目で声高に話しかけているのは、<豚の帽子>亭ウェイター服を着て頭に猫風怪生物を乗せた少年・キャメロットアーサー王だ。彼が攻撃をかわすので精一杯だったアースクローラーを、目の前の男は簡単に倒してのけたのだから、感嘆せずにはいられない。
  • 無視して、メリオダスはアースクローラーの肉の一部を二ヶ所くり抜いた。両手をこすり合わせて棒を回すや、一瞬で木片に火種が出じる。火を起こし、木の枝に刺した肉をくるくる炙り回しながら「さてさてさーーて 試食のお時間です」と独りごちた。
    手早くはあるものの雑なやりようで、明らかに焼き過ぎの黒い脂煙が上がっていたが、気にしていない。
  • アーサーも、そんな様子を無視して話しかけ続けている。
    「しかし さすがですね メリオダス殿は!! こんな怪物かいぶつを一人で何匹も倒すなんて」
    火から目を離さぬままではあったが、ようやくメリオダスが言葉を返した。
    「気絶させただけさ ちょっとだけ肉をもらったけどな! さーて 新メニュー誕生なるか否か…」「ほい!」
    枝に刺した肉の一つを差し出されて、アーサーは少し面食らいはしたが「い… いただきます」と手に取った。
    ぬらぬらの粘液に覆われていた未知の怪物モンスターの肉だ。とはいえ、心酔する英雄が手ずから調理して御馳走してくれたのだ。いいものに決まっている。たとえ、下処理を一切施さず、塩も振らずに、外側ばかり真っ黒の炭みたいにガピガピに焼け焦げているとしても。
    笑顔で「はむ…」と かぶりつく。
    「う゛?」
  • ほぼ同時に黒焦げ肉に齧り付いたメリオダスが、真顔で言った。
    「不味い!!」「ホークの残飯決定!!」
  • 次回「言葉はいらない」

前回から新登場した長髪イケメンお兄さん。

前回のアップ絵だと20代半ばか それより少し上くらいの「お兄さん」に見えました。でも、今回の立ち絵では10代半ばの「男の子」っぽく見えますね。どっちでしょ?

 

彼をドルイドの司祭じゃないかと推測してましたが、ハズレだったみたいです。

魔術師なのかー。

まあ、騎士のドルイド族もいるのですから、魔術師のドルイド族がいたっていいのかもしんないけど。…むしろ、今回初登場の快楽殴殺僧マッチョさんの方が、「女神を信仰する宗教?の僧侶」ってことで、条件的にはドルイドの司祭っぽい。

こんな司祭はイヤだが。(^_^;)

 

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新キャラ登場ラッシュでした。

 

正直。前回、長髪イケメンお兄さんが出てきただけで「ええ~…。キャラ多すぎなのに、ここで新キャラ投入…!?」とゲンナリしてました。それが吹っ飛ぶくらいの一挙大量投入。 '`,、('∀`) '`,、

確かに、闘技大会なんだから新キャラ(対戦相手)がいないと始まらないんだけど。

 

二部に入って一年。メイン扱いの味方キャラが増えたうえ、三つくらいのチームに分裂して、それぞれの話をちょっと語っては別パートへ移動と、ブツ切れの状態で。

他の、十年とか連載してる週刊少年漫画よりは、よほど展開が早いのだと思いますが。それでも、気になるあの話の続きはどうなったの? お気に入りのキャラはいつ活躍するの? と、イライラが溜まっていました。

<蒼天の六連星>が登場して、もう このくらいで飽和だ、多すぎる、これ以上はキャラ(語るべき要素)が増えないだろうと思ってたのに。

ドジャドジャ増えやがった~。 '`,、('∀`) '`,、

 

 

新キャラさんたちをパッと見て思ったこと。

 

●長髪イケメン魔術師くん

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初登場時の顔アップを見た時はもっと歳くってると思いましたが、今回の絵では、かなり若く見えました。

ブリタニアにいない砂漠の怪物を倒すための知識を正確に得ている。博学です。勉強してるってことなのか、現実の砂漠を知る異邦人なのか。

彼、自分を襲ってきたアースクローラーを一人で倒した後、短時間でディアンヌらが襲われてる所に移動してきて助けてくれたってこと…ですよね。

この阿鼻叫喚の中、大喧嘩祭りのライバルでもあろう他人を助けに駆けつけるなんて、心と力に余裕のある人なんだな。

 

●マラキアの暗殺騎士団

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この場合、「マラキア」は国名?

マラキアだし、肌の色が黒いので、アフリカ大陸から来たのかなと思いましたが、黒人ではなくて、カラー原稿なら肌の色は緑とか青なのかもしれません。毒を扱っているうち変色したとかの設定で。

暗殺、毒といった暗黒のイメージがある半面、「切なる願い」があるらしき布石を感じます。

 

●殴殺マッチョ僧侶さん

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修道僧ムンク と表現すべきなんでしょうか?

断末魔の苦鳴を「魂の叫び」と称し、それを聞くのが泣くほど好きらしい変態さん。目的しか目に入らない視野狭窄で、周囲の無関係の人間が巻き込まれて死んでも平気という、第一部初期の聖騎士みたいな性質の人。

つーことは、伝家の宝刀「実は悪い奴じゃなかった」が抜かれて、仲間になる可能性もあるかもしれませんね(苦笑)。

ケンカ脳っぽいところは、メリオダスやバンと気が合いそうではある。

 

●裸足のサムライさん

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異国語(日本語?)を喋ってるぽい。こっちの言葉は喋れるんでしょうか。片言だったりしたら、ギャップで可愛いですね。

アースクローラーは粘液に覆われていて、刃物は最も相性が悪いはず。それを一刀両断とは、なんたる達人か。

もしかしたら、剣技だけならメリオダスやドレファスの上をいくのかも。

しかも、周囲にいた人々を(結果的にかもしれませんが)救っています。いい人だ。

彼は大喧嘩祭り参加者ではなく、別の用件で旅してて迷宮に巻き込まれたようですね。

 

●吟遊詩人の少年?

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少年のようなコロコロした容姿で、高い場所に座ってて、耳を隠してる。…こういう条件を見ると妖精族っぽいです。

まさかこの子こそが古の妖精王……いやいや。

が、超俯瞰して事態を見てる「語り部」っぽくもあり。魔神族すら超越した第三部のラスボス関係とか(笑)。

大喧嘩祭りが始まったら司会(もしくは、超俯瞰の実況)やりそうな感もありますかね。第一部のラブヘルムのポジションで。

 

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闘級3250のディアンヌと、2330のギルサンダー、2350のハウザーが三人がかりで手こずったアースクローラーは、ムチャクチャ強いのでしょうか? 闘級3000~4000超とか。

 

ただ、三人がてこずったのは闘級のせいだけではないと思っています。

一番の原因は、攻略法を知らなかったことではないでしょうか。

 

粘液を除去すれば楽に勝てると知っていたなら、ギルが「雷神の抱擁」で拘束しつつ焼けば、戦局は変わってた。ディアンヌの「千の礫ラッシュ・ロック」やハウザーの「貫突ブレイクスルー」を使ってもよかったと思う。

新キャラ魔術師くんが簡単に倒せたのは、強い魔術を使えるのは勿論ですが、攻略法を知ってたからこそじゃないかなと。

やっぱ、蘊蓄・分析係はパーティに必要ですね。

 

 

一方、粘液そのままで一刀両断しちゃったサムライさんは、闘級10000以上はありそうです…。マトローナもそのくらい? 獄握で瞬殺してそう。

 

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メリオダスは、何頭ものアースクローラーを気絶させただけで殺しませんでした。

ビックリしました。

だって、閉ざされた空間で暴れ狂ってる怪物ですよ? 放置してたら たくさん殺すよ? エリザベスともはぐれたままです。なのに。

 

不殺主義だから? 「アースクローラーも被害者なんだ。どんなに危険でも命はとらないよ。だってボクらは同じ地球号の仲間だから」みたいな動物愛護?

と思いきや、アースクローラーの肉を「生きたまま」抉り取って食べてるやん…。

しかもお腹が減ったからとかでなく、酒場の商品テストとして。ダメな調理で自ら残飯化しちゃってたけど、美味かったら殺して肉にするつもりだったってコトですよね。

……つまり「気絶させただけ」なのは優しさからではない、んだ。

 

むう。簡単に殺せる虫ケラを、ふと仏心が湧いて草むらに逃がしたくらいの気分なのかなあ、殺さなかったのは。自分は強いから危険だと思えず駆除の必要を感じない? とは言え主義思想があるわけじゃないから、利益になるなら殺します、という感じなのか?

 

メタ的に見れば、一頭殺すより「何頭もいたのに気絶させただけ」の方が難易度が高いっぽいから、「メリオダスは桁外れに強いんですよ~」、食ったのは「メリオダスは豪放磊落な男なんですよ~」って示したかっただけのエピソードなのかな、とは思いますが。

それにしたって。うーむ。

なんか普通じゃない。なんか変な気がします…メリオダスの言動って。

 

 

エリザベスは第一部から変わらず心が強くて素敵なヒロイン。バンは第二部になって文句なしの「いい男」に成長。キングやディアンヌは より理解できるようになった。

けどメリオダスだけは。

第二部に入ってから(理解し難くなったという意味で)時々、モヤ~と気持ち悪いです。うーん。(^_^;)

これ、意図的にそう描かれてるのかなあ。それとも、単に私に次第に明らかにされてきた「メリオダス節」が合わないだけか…。

 

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今回の扉絵、現時点のヘンドリクセン、ちびグリアモール、スレイダー三人の様子でした。(パパ二人と小さい息子、って感じの組み合わせですね 笑)

どうも、ちょっと前にディアンヌやエリザベスらが通った、迷宮に巻き込まれた町の辺りにいるっぽい。近々合流しそうです。

物陰に隠れてアースクローラーをやり過ごそうとしているヘンドリクセンが、抱きかかえた ちびグリアモールが泣いて声を出さないように、彼の口を押さえつけているのが、潜伏中の幼児誘拐犯みたいだった(苦笑)。

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大ノコギリ持った仮面男もウロついてるし。

おまわりさん この人です!

 

 

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