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『七つの大罪』ぼちぼち感想

漫画『七つの大罪』(著:鈴木央)の感想と考察。だいたい的外れ。ネタバレ基本。

【感想】『七つの大罪』第153話 戦慄の告白

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週刊少年マガジン 2016年2・3号[2015年12月9日発売] [雑誌]

第153話 戦慄の告白

  • 荒野に不思議な塔が建っている。
    縦半分が崖に埋もれているように見えるが、その崖…塔より高く盛り上がった台地は、よくよく見るに密に絡み合って繁茂した木々である。その太い幹が塔にも絡みつき…あるいは、塔からそれらの植物が生え出ているようにも見える。
  • 入口は下ではなく天辺近く、台地の上側にあるようだ。円く分厚い金属製の扉は恐ろしく頑丈そうで、魔除けなのだろう、中心に赤き魔神を象ったらしき顔面飾りが施されていた。
  • 今、その扉の前に三人の騎士が腰をおろしている。
    真ん中にデルドレー。その左右にワイーヨとアーデン。<蒼天の六連星>の聖騎士たちだ。つまらなさそうな顔で、手持ち無沙汰な様子である。
  • そして塔の中では、椅子に座った姿勢で後ろ手に縛られた魔神…フラウドリンがようよう目覚め、目の前に立つ男をめつけていた。
    「…とうとう現れたな」「<蒼天の六連星>団長にして――」「国王バルトラの実弟デンゼル!!!」
    ◆王弟! そうか。他の騎士団は団長に「様」付けしてないのに、よほど尊敬してるんだなと思ってたら。そもそも身分の高い、王族だったのか。
    エリザベスから見たら「叔父様」ですね。
  • 鎧の上に質の良い長套を身に着けたその男は、なるほど、バルトラ王によく似ていた。王より険のある顔つきではあったが。髭も髪も真白の初老ながら、長身で好体格。背筋は伸びて動作に隙もなく、左右の両腰に一振りずつ剣を帯びている。
    ◆以前、「『七つの~』に長髪男性キャラは多いですが、髪は結ばないのですか」的な読者の質問に、作者さんが「男が髪を結ぶのはちょっと…」的な返答をしていたことがあったように思うのですが。
    ついに登場しました、髪を結んだ男性キャラ!
    デンゼルさん、長い銀髪(白髪)を三つ編み一本おさげにして、先を細いリボンで結んでおります! 女々しくはなくて、貴族的な洒落感があってカッコイイですね。
    これから、他にも束髪の男性キャラ出てくるようになるのかな? 個人的にはグリアモールくんに たまに縛ってほしいです。若武者ぽく
  • 「……たしかに中身はドレファスとは別物のようだ」とデンゼルは言った。「鋼の意志の持ち主と呼ばれた男が 貴様のような化け物の侵入を よく許したな」
  • フラウドリンは周囲を見回す。仕切りのない、塔の外観のままの円形の部屋で、窓一つない。人工の光源に照らされた、天井高くがらんとした中央に彼は拘束されていたのだ。
    「見慣れぬ内装だな… 王都にある建物の中ではなさそうだ」
  • 「ここはゼルドンに造られた研究棟だ」デンゼルが答えた。「貴様が<蒼天の六連星われわれ>をとばした辺境の土地…と言えばわかるか」
    「…我が兄は聖戦を予言し 回避するだけではなく万が一の有事に備え 古代魔術書の解読から魔神族その他の研究まで あらゆる手を講じてきた」
    「バルトラは10年前の<七つの大罪>による王国転覆事件当時から 貴様とヘンドリクセン両方を訝しんでいた…」「予言は まさに的中したわけだ」「私が お前たちによって王国から遠ざけられた後も その先で研究を続けられるよう ここを秘密裏に建てさせた」
  • 「なるほど… それでお前は 私から何を聞き出したい?」フラウドリンは嗤う。「いや」「何かを聞き出せるとでも思っているのか?」
  • 数瞬、デンゼルは黙り込んだ。が。
    「フ…」「どうでもよいわ…」
    冷たい顔で、無造作に剣をフラウドリンの肩に突き立てたのである。
    魔神の叫びと罵倒に「ドルイドの祈りで数年間清めた剣は よく効くだろう…」と冷ややかに返す。
    「この体は 貴様の同胞の物だぞ!?」と言われても眉一つ動かさず、「それがなんだ?」と、突き立てたままの剣をグリグリ回し、血しぶきを撒き散らさせた。
    ◆えええ~。デンゼルさんがフラウドリンをすぐに殺さず連行したのは何の意図かと思ってたら、積み重ねてきた「魔神を倒す」努力を知らしめて理論を実証するためでしたか~(汗)。「デンゼル様の計画」とか大仰に言ってた割に、しょぼかった。
  • 「があっ!!!」フラウドリンはデンゼルを蹴って跳び退き、椅子を転がして距離をとるや、両手を拘束していた鎖を引きちぎった。肩に刺さる剣を引き抜いて、片手で騎士然と構える。
    「…よほど この私に殺されたいらしい」
    ドルイドが清めてたという剣、使うぶんには魔神でも平気で握れるんですね。
  • 蹴りを片手で弾いたデンゼルも、もう一振りの剣を抜いた。東洋式の、盾を使わぬ両手下段の構え。
    「私が 今日 証明したいのは 人間の手でもいにしえの魔神を討つことが可能であること」「全ては大義のためだ お前の中のドレファスも 喜んで命を差し出そう」
    ◆デンゼルさんにはドレファスを救う気は欠片もなかったか…。

  • その頃。塔の外、円扉の前。
    「見張り番なんてたりィよな~~ 俺も中で魔神とバトりて~~~」
    不満一杯の顔でアーデンがぼやいている。立ったまま、手の中でポンポンと呪言の玉一つを弄んでいた。
    「合図があるまで待てとデンゼル様の命令でしょ!」
    彼から数メートル距離を置いて、円扉前の階段に腰を降ろしたデルドレーが注意する。「それから呪言の玉で遊ばないで」
  • 「へいへい わかって…」「あ」
    アーデンの手から、呪言の玉が こぼれ落ちた。
    「バ…」「バカ!!!」
    血相を変えるデルドレー。
  • 直後。デルドレーを挟んでアーデンの反対側に正座していたワイーヨが、脅威の瞬発力を見せて移動。落ちる前に呪言の玉をキャッチしていた。
    ◆フェルゼンの町でフラウドリンと戦った時も、アーデンが殺されそうになった瞬間、デルドレーが悲鳴をあげた一瞬に、まるで瞬間移動みたいにワイーヨが割り込んでアーデンを助けてました。これが彼の魔力なのかな?
  • 「あぁン♡ さっすがワイーヨ」
    甘い声でねぎらったデルドレーだったが、呪言の玉を手渡すついでに手を馴れ馴れしく握りしめられ、「結婚!!」と粘っこい目で訴えられると、ゾワッと鳥肌を立たせて笑顔をひきつらせる。
    「え? あ…ああ……う~~ん アハハッ」
    ◆あれ。デルドレー、愛想よくはしてても、鳥肌が立つほどワイーヨが苦手だったんだ(苦笑)。こりゃ、ワイーヨに結婚成就の目はなさそうですね。
  • 嫌な目に遭った八つ当たりのように、彼女はアーデンを怒鳴りつけた。
    「このバカ!! ドジ!! これが割れたらドえらいことになってたわよっ!!!」「チビ!! ガキ!!」
    「わ…悪ィ」あまりの剣幕に、流石のアーデンも言い返せず冷や汗ばかりである。
  • デルドレーは居住まいを正して夢を語った。
    アタイだって本当ならガキとヒゲの相手してないで――」「素敵な恋人とお祭りなんか行ってみたーい そんで… ウフ♡」
    呪言の玉を両手に握りしめたまま、うっとりと頬を染めている。
  • 「ケッ」と舌打ちして「無理だろうな」とアーデンが憎まれ口を叩いた。
    「そういや 祭りといえば バイゼルで大喧嘩祭りがあるって話だけど デルドレー 行くか?」
    デルドレーが再び怒鳴る。
    「だからクソガキは嫌なのよ アタイが言ってんのは そういう祭りとは違うんだっつの!!」
  • ワイーヨはと言えば、何故かアーデンを不穏な様子で睨んでいた。
    「アーデンめ… デルドレーさんに あんなに叱られて うらやましい…」そう呟き、怒鳴る彼女に「デルドレーさん 私のことも叱ってください」と、臆面なく訴えたのである。
    ◆『ポケ騎士』の方を見るに、デルドレーはおっさんキングのようなゴツいおっさん顔がタイプで、ワイーヨは顔なら好みにドンピシャリのはずなのに、どうして鳥肌が立つほど嫌なんだろうと思ってたら。そうか、変態だったんだワイーヨさん。マゾヒストなのね。デルドレーとは性癖が合わないのか。こりゃしょうがない。

    『ポケ騎士』の方では、アーデンはデルドレーに惚れてました。性格は少年らしく未熟で、そのぶん純粋な感じで。
    本編の方では今のところ、そうとはっきり判る感じには描かれてませんね。性格はゲーム版に比べてドライに感じられます。

    お祭りデートと言えば、キングとディアンヌがしてたなあ。ああいうのが希望なんですかね、デルドレー。

  • 一方、塔の中ではフラウドリンとデンゼルの激突が続いていた。
    前聖騎士長ザラトラスを凌ぐとメリオダスが太鼓判を押したドレファスの剣筋、そして膂力に、老騎士は微塵も引けを取るところがない。強烈な一撃で刃を噛み合わせた瞬間、同時に踏み込んだ足が、同等に石床を陥没させたほどだった。
  • 全く同等。そう思われた刹那、デンゼルが左手を剣から離すと、トンッと手刀の先でフラウドリンの首筋を突いていた。その手を引いて素早く刀印を結び、唱える。
    「”死人の復讐デッドマン リベンジ”」
    「! …なんだ これは?」フラウドリンの首筋に文字のような印が輝き浮かんだ。
    「!!!」ハッとする。背後に無数の聖騎士たちが現れ、虚無の、あるいは怨嗟の目で見ながら群がり寄っているではないか。先頭に立って肩にしがみついた三人には特に見覚えがある。
    「こ…こいつらは」「<暁闇の咆哮ドーン・ロアー>!!?」
    弓使いのワインハイト、女剣士のジリアン、全身鎧の巨漢ヒューゴ。王都決戦のあの日、牢への連行役だった彼らの不意をついて、確かに…。
    「貴様たちは 私が殺したはず――…」
    幻か。だが、彼らの刃はフラウドリンの背後から全身を斬り刻んだ。血が噴水のように噴きだす。
    よろめいた彼にデンゼルが告げた。
    「お前の目に映ったのは誰だ? 何人の死人が見えた?」「…その聖印を受けた者は 自らが殺めた者の亡霊に憑かれ 死ぬまで首を狙われつづける」
    ◆「七日殺し」かと思った(笑)。(『忍者飛翔 』という漫画に出てきた殺人技で、手刀の先で突いた部分から壊死していき、七日間ジワジワ苦しめて死に至らしめるという忍術。)

    亡霊のヒューゴには右腕がありました。(キングに石化されたのを自ら斬り落とさせてたので、殺された時は無かったのです。)亡霊になると欠損した肉体は戻るんですね。

    ところで、ここで現れた亡霊の中に前聖騎士長ザラトラスの姿がありません。どういうことでしょうか?
    説A
    特に意味はなく、たまたま描かれてなかっただけ
    説B
    ザラトラスは成仏しているので怨霊にならない
    説C
    ザラトラスは死んでいなかった。または、死んでいたが 現在 何者かに蘇生させられている
  • 血だるまのフラウドリンは漆黒の瞳でデンゼルを睨んだ。「悪趣味な魔力だ…」
    デンゼルは表情を動かさない。
    審判ジャッジメント「貴様の命運もここで尽きる」
  • 「ならば 貴様も死人の列に加えてやろう!!」
    対して、フラウドリンは怒りに呑まれていた。叫んで、ドレファスの技「羅貫」を放つ。
    ところがだ。
    間髪いれず放たれるはずの貫通の魔力は発されず、デンゼルは呑気にコキコキッと首を鳴らすと、涼しい顔でゆっくりと右に避けた。
    その後で羅貫が発動し、誰もいない空間を穿ち抜けていく。
  • (発動が遅れた!?)
    奇妙な現象に唖然とするフラウドリン。
  • 旋律メロディ
    誰かがそう告げて、靴音を鳴らして歩み寄ってきた。
    「魔力とは音楽――テンポ・強弱・速度」「…それらを操る私の前に 攻撃魔法などナンセンス」
  • 「貴様は」「デスピアス!!!」と、フラウドリンは叫ぶ。
    <蒼天の六連星>の一人だ。闘級だけを見るならワイーヨより下だが、聖騎士の最上位、金剛ダイアモンドの称号を持っている。それだけの実力・功績を誇る男。
    彼は間を開けてデンゼルと並び、考えを読ませぬ穏やかさで魔神に告げた。
    「詰みですね」
  • 剣術は互角。奇妙な術で亡霊にまで狙われている。増して、攻撃魔法を使うのも難しいとなれば。
    「チッ」舌打ちするや、魔神は一跳びで彼らに背を向けた。雄叫びと共に柱に体をぶつけ、突破口を作ろうとする。
  • ところが。
    柱にぶつかる前に、透明な壁に阻まれて跳ね返され、激しく床に叩きつけられたではないか。
    「これは――――”完璧な立方体パーフェクト キューブ”!!?」
    魔界の秘術だ。物理・魔力、全ての力を そのまま反射する壁は、上位魔神にも破るは容易くない。それが、予めこの部屋全体を包んでいたのである。
  • 「外にいる部下にしか解けぬ仕組みだ…」とデンゼル。今はデルドレーが握っている例の呪言の玉が、この魔術を生みだしているらしい。
    つまり、デンゼルとデスピアスは、絶対逃れられぬ部屋に、魔神と共に閉じこもっていたのである。それを倒せると証明するために。
    それだけの覚悟と、可能とする準備を整えていたのだろう。
  • フラウドリンはよろめき立ち上がった。乾いた声で断続的に笑い出す。
    「お前たち 今の気分は どうだ?」
  • 「最高ですよ」と、穏やかな顔でデスピアスが剣を構えた。「伝説の魔神族<十戒>と互角以上に戦えることが証明できたのですから!」
    「そうか… ではお前らに残念な知らせがある…」低くフラウドリンは告げた。「…我は真の<十戒>にあらず」
    「正確には代理のようなものだ 私を殺したところで 本物の<十戒>は別にいるのだよ」
    ◆代理の<十戒>である彼には、戒禁かいごんは無いのでしょうか。もしそうなら、逆に有利な面も? 何にも縛られないから。

    あと、気になってるんですが、フラウドリン、使うのがドレファスの技ばかりで、魔神としての魔力や技を出さないですよね。どういうことなんでしょう? 他人の肉体を乗っ取ると、宿主の力しか使えなくなるのか?
  • 苦し紛れに何を言うのかと呆れるデスピアスには構わず、魔神は言葉を続けていった。
    「そのお方は三千年前の大戦以前<十戒>の一員として君臨していた」「――が ある事情から<十戒>の前から姿を消し 行方知れずとなっていた」「しかし 先日の王都決戦で生存を確認したのだ…!!」「その姿を目にした時 おくびにも出さなかったが 正直 内心 小躍りしたものさ」
    ドレファスの意識を前面に出して、巨人族の小娘と、それを庇う若手の聖騎士二人と対峙していた時のことだ。女聖騎士にとどめを刺そうとした瞬間、彼は芝居のヒーローのように現れた。
    「あの方は 自分が何者であるかも<十戒>のことも覚えてはいない」「なぜなら」「自らが戒禁かいごんの呪いによって記憶と感情―― その全てを失ってしまったためだ」
    あの時、王国騎士時代は鈍重な甲冑に隠していた素顔と肢体、魔力を、フラウドリンの前では初めて さらして、彼はその名を告げたのである。
    「よく聞け…」「その<十戒>の名こそ」
    「<無欲>のゴウセル」

  • その頃、開店準備の掃除中の<豚の帽子>亭。
    「いざ バイゼル喧嘩祭りへ…」」「失われし物を求めて我は行かん!!」
    店の丸テーブルの上に立って、ゴウセルが朗々と声を張り上げ、芝居のヒーローのようにポーズをキメている。
  • 「ゴ… ゴウセルさん? 急に本を片手にどうかしましたか?」頭に謎生物を乗せたウェイター服のアーサーが、モップをかける手を止めて戸惑った。
    「心配はいらねぇよ あいつはいつも どうかしてるから」とテーブルを雑巾で拭きながらメリオダスが言い、「テーブルの上に乗んなよ」と注意している。
    ◆アーサー、謎生物乗ったままなんですね。頭洗う時どーしてるんだろう。
  • 「『失われし秘宝』という本の一節だ 面白いぞ 特別に貸してやろう」
    そう言われて、アーサーは笑顔で頷いた。
    「は… はい では是非」
  • 「ワハハハ」「ハハハハ」
    ゴウセルは大きく『高笑い』を発する。その顔は、いつものように、少しも笑っていなかった。
  • 次回「悪魔は微笑む」

去年末か今年頭だったかのファンとの交流会で、2015年は羊年だから<山羊ゴート・シン>ゴウセルの年、彼が活躍するかも的なことを作者さんが仰ったそうです。予告通り、年末滑り込みでドーンとクローズアップされましたね。

いや。考えてみたら今年の頭頃に「ギーラの心と身体を弄び、ディアンヌの記憶を消して、大して反省もせず どこかへ逃げようとした。邪悪っぽくて怪しい」って布石をやっていたわけで。

ゴウセルに始まりゴウセルに終わる、まさに今年は彼の年だったということでしょうか。

 

 

ゴウセルが<十戒>の一人だったなんて。

ビックリし過ぎて、逆に「きょとーん」って しちゃいました。

彼は元来「悪」で、これから更生・成長していくんだろうな~とは思ってたけれど。悪も悪、封印された魔神の英雄だったとは!

(フラウドリンに「そのお方」「あの方」なんて呼ばれてるよ! 他の<十戒>とはタメ口だし、メリオダスのことは呼び捨てなのに。)

まさか、ゴウセルが魔神王でしたってオチじゃないよね。 

 

…いやでも、考えてみたらかなり前の単行本に掲載されてた初期設定で、ゴウセルの原型キャラは「魔人(魔神族系)」でしたっけ。その時点でヒントは出てたのかー。

 

つーか。主人公チームに魔神多すぎっス(苦笑)。

ホークママと、もしかしたらホークも魔神の眷族なんでしょうし…。これでマーリンもそっち寄りだったら、主人公陣営の半分近くが魔神系だよー。

魔神(?)がボスのチームなんだから必然なのかしら。

 

 

今のゴウセルは人形ですよね。

読者によって解釈は様々かと思いますけど、今のところ私は、彼は元は人形ではなかったと考えています。

 

彼の戒禁かいごんは<無欲>だそうで。

多分、誰かのことを好きになっちゃったんじゃないかなあ。恋愛・親愛・友愛、どれかは判りませんけど。だから今は<色欲>。

で、相手にも好きになってほしいとか、一緒にいたいとか、そういう「欲」を抱いた。

それで<無欲>の戒禁かいごんに引っ掛かって、記憶と感情…即ち「好きになった経緯と、気持ち」を忘却したんじゃないのかな?

 

そうして、無力化して封印されたんじゃないでしょうか。

別に作られた人形の体に入れられたのか、魔術で肉体を人形化されたのかは判んないですが。

 

マーリンが言っていた、ゴウセルを作った「偉大なる術士」ってのが、封印者なんですかね。

もしかしたらその人をゴウセルは好きだったのかもしれない。あるいは、その人に近しい人が術士だったか。

まさかな展開で術士はゴウセル本人ってセンもあるかも。

…という妄想。

 

もしもこの妄想が当たっていたらば。

ディアンヌの記憶を消して「記憶は情報に過ぎない。大切な想いは消えないと言うなら、思い出して証明してみせろ」と挑戦したくせに、ゴウセル自身も「大切な人との記憶・想いを消され、思い出せていなかった」という皮肉な状況になります。

 

ゴウセルは「持たざる者」ではなく「失った者」だったのかな。失ったことすら忘れてる。そして もがいてる。

 

ガランを幻覚で追い返した後、気絶した仲間たちから離れて「俺にはやらねばならない事がある」と何処かへ逃げようとしてたのは、大切な何かを思い出したかったからなのかも、とか。(どっかに人形じゃない本体が眠ってるとか?)

 

ところで、封印されて人形になる前のゴウセルは、どんな姿だったのでしょうか?

今回、一応イメージイラストはあるんですけど、シルエット過ぎて どんなだか判りません(苦笑)。

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頭に布だか闇だかを巻いてる普通の人間型にも見えるし、闇を垂れ流した異形のようにも見えます。

 

けど。フラウドリンは王都決戦時に、制御鎧を着てないゴウセルを見ただけで「無欲のゴウセルだ」と気付いて、内心小躍りしてたのだと言う。(王国騎士時代は気付いてなかったのに。)

となれば、今のゴウセルの容姿は、封印前のゴウセルと全く同じ……という可能性が高いのかなと思いました。(魔力で判別した可能性も、なくはないですが。)

 

 

そーいえば。

先月の『別冊少年マガジン』のスピンオフ漫画『迷え! 七つの大罪学園』が、フラウドリンが<十戒>に紛れた部外者・偽者扱いされるというネタでしたけども。ホントになっちゃいましたね(笑)。

次にまた<十戒>ネタが扱われたら、ゴウセルにペコペコしてるフラウドリンが見られそう。

 

ついでに。今月の『大罪学園』面白かったです。

妖精王はみんなの親で、みんな一番(嫁)で、どうやって子供ができるかは謎、ですか(笑)。

最初はディアンヌとの結婚に反対してたゲラードが、妖精族を小馬鹿にするマトローナ(巨人族)に対抗するあまり、超推進派(汚い手を使ってでも結婚させる)に転身してたのが愉快でした(笑)。

本編でも推進してくれるといいですね。

そして、こっちの世界でも「キングとディアンヌは過去に恋人同士だった(ディアンヌは記憶喪失中)」設定が確立したので、色々安心しました。

 

 

 

話戻って。<無欲>のゴウセルのこと。

 

彼の正体、マーリンは知ってたんですよね、十中八九。

だから彼を厳重に封印・束縛・管理しようとしていたし、彼が所属してた<十戒>のことも知ってて、その名に過剰興奮したりしてた、と。

彼女は、恐るべき魔神であるゴウセルを飼いならし、再教育して、平和の戦士に育て上げたかったのでしょうか? 同時に、その闇の力や変化過程を研究したり利用したりしたかった?

  

 

そして。

メリオダスは知っていたんでしょうか?

彼はポーカーフェイスで大ウソをつくので、全く判断つきませんが。

 

ゴウセルが<十戒>だった頃と容姿が変わってないのなら、第一部のオーダンでの再会時、制御鎧を脱いでいたゴウセルを見た時に、初めて気付いたのかな、と思います。

あの時、「おいおい おーい」「嘘だろ~~…!」と言ってたのは(こいつ<十戒>のゴウセルだったのかよ)って意味の驚きだったのかな。

 

17巻の<お絵かき騎士団>コメントに、こんな会話が書いてあるんですよね。

メリオダス「お前とはちゃんと腹割って話をしてみてーな」
ゴウセル「望むところだ。わはは。ん? 笑うところじゃないのか?」

笑えないほど真面目に、ゴウセルと深い話がしたいみたいです、メリオダス。

多分、彼から見れば性格が激変してるんでしょうしね、ゴウセル。何があったのか、今は何を考えてるのか知りたいだろうな。

 

 

さてさて。

実は魔神族だったゴウセル。そして魔神の力を持つメリオダス。

 

そんなことなど露知らず、この二人にすっかり懐いている青年。それはアーサー王です。

今回分を読んだら、「特別に本を貸してやろう」とゴウセルに言われたアーサーが、社交辞令でもなさそげに、嬉しそうに「是非」と答えてて、ビックリしたのです。

修練窟でペア修行してから、むっちゃ仲良くなってますね~。

 

アーサーが他の人は(豚でさえも)「殿」付けで、かしこまって呼ぶのに、ゴウセルだけは最初から「さん」付けで、やや気安く呼んでて不思議でした。元々仲良しになる予定で描かれてたからだったのかな。

 

そして勿論、アーサーはメリオダスのことは以前から憧れてて、召し抱えたいと思うほどに買ってるわけで。

 

いずれブリタニア統一の王になると言われ、マーリンの子飼いでもある彼が、魔神二人をすご~く慕ってる

これって、何か意味ある流れなのでしょうか? たまたまに過ぎないのでしょうか。

 

 

反対に。

妖精王ハーレクインさんは、ゴウセル、メリオダスの魔神二人と、目下ケンカ中ってことになっちゃいました…。

うーん?

 

キングがゴウセルを殴って、その後も険悪なままだと語られたとき、結構驚いたんですよね。この漫画では珍しいことだと思ったから。

だって、最終決戦で十人以上も仲間を殺した第一部のボスとすら、さしたるドラマもなく和解して(可哀想な過去があったという説明も一部の人にしかされてません。キングは知らないまま)、許さない方が悪いみたいな空気で、仲良く一緒に旅をしてるくらいなんですよ。

更にはメリオダスとまで喧嘩して深刻に仲がこじれて、これも、その状態が続いていることが強調されて描写されていました。

これって何の意図なんだろう? と不思議に思っていたのです。

キングを孤立させるにしても、ゴウセルとのケンカはあまり関係ない。既に妖精族とは和解してて、バン組の方に移動もしたから、結局孤立しないし。(キングには他に居場所があるので、孤独で追いつめられることにはならない。)

 

そしたら、ゴウセルが実は魔神族だと判明して。

気付けば「魔神族と妖精王が決裂・敵対している」って状況になってるじゃないですか!?

むむむ。

これが意図だったんでしょうか。妖精王はあくまで魔神族から距離を置いた立場になる、のか?? 

でもそれで、どうなるんだろう。

 

ちなみに、記憶を取り戻したゴウセルが万が一<大罪>と敵対したら、一番 相性が悪そうなのは<強欲>のバンでしょうか。彼の魔力は欲望を根本とする<強奪スナッチ>。下手すれば<無欲>の戒禁かいごんに引っ掛かって、大切なものの記憶と感情を失いそう。(肉体が不死身でも、こういう攻撃だとダメですよね、バンは。)

そんなことになったら、エレインのためにも、キングが いよいよ激おこ しそうだけど…。

流石にそんな面倒くさいことにはならないか?

 

なんにせよ、キングが酷い目に遭わなきゃいいなあと、少し心配になりました。現時点で勝ち目ないし、ギル達からは「仲間を信頼しない困ったちゃん」みたいに、やや白い目で見られてますもの。

最後は仲間同士仲直りしてくれるだろうとは信じてるけど。

 

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辺境の地・ゼルドンのこと。

 

第138話、鉱山と鍛冶の町フェルゼンにて、<蒼天の六連星>にフラウドリンが捕獲されたとき。

てっきり、この町が<蒼天>の左遷先の辺境なんだと思っていました。

なので、デンゼルを警戒してる風なのに真っ先に彼のいる町へ行くなんて、フラウドリンとデンゼルには何か因縁があるのか? と不思議に思ったものです。

 

でも、そうじゃなかったんですね…。

フェルゼンは、<蒼天>とは全く無関係の町だったんだ。ただ、ドレファス&フラウドリンにとって息子と訪れた思い出の町だったってだけで。

 

しかしそうなると、どうして<蒼天>は、無関係の町でフラウドリンを待ち伏せしてたんだろうか、という謎が浮上してきます。

 

その謎も、今回のデンゼルさんの台詞で、なんとなーく推測はできる感じにはなったのかな?

「…我が兄は聖戦を予言し 回避するだけではなく万が一の有事に備え 古代魔術書の解読から魔神族その他の研究まで あらゆる手を講じてきた」

「バルトラは10年前の<七つの大罪>による王国転覆事件当時から 貴様とヘンドリクセン両方を訝しんでいた…」

そうか。

<蒼天>が、未だ世間には知られていないはずの情報…「ドレファスが生きていて魔神に憑かれてる」ことを何故か知ってたうえ、近日中にフェルゼンに来ることすら把握してたのは、全て、バルトラ王の<千里眼ビジョン>によるものだったんですね!

 

七つの大罪>の勲章授与式の日(王国誕生祭の翌日)、デスピアスらも式場に来ていました。王国誕生祭は重要な国家の祭りですし、きっと王弟デンゼルも辺境から王都に戻ってきていたのでしょう。

この日、メリオダスたちはバルトラ王から「キャメロットに聖戦の兆しあり」と告げられ、出動の要請をされています。

恐らく王は、デンゼルにも「フェルゼンに魔神襲来の恐れあり」との予言を授けていたのではないでしょうか。

そして、魔神に憑かれていたのはヘンドリクセンだけではなく、ドレファスもだった可能性がある、ならば生きているかもしれぬ、とまで聞かされていたのでは?

 

バルトラ王が、聖戦回避・回避できなかった時の勝利のために、<大罪>結成のみならず、多方面に手を尽くして幾つもの対策を並行して講じていたという事実に、とても驚きました。

今までは、「バルトラ王って、予言の力があるくせに、魔神に簡単に国を乗っ取られちゃってダメ王だなあ」という印象でしたから。

ははぁー。そうだったのかぁー。

思ってたより ずっとずっと すごい人だったんですね。

 

そして。

これが判ったことで、色々納得できるところが増えました。

 

たとえば。

10年前、ドレファスとヘンドリクセンにダナフォール崩落跡の調査をさせたこと。

何で崩落から6年も経ってから? と疑問に思っていましたが、継続的に魔神族の調査を続けていたのなら、たまたまこの時、ここを調査することになったのでも、おかしくはないのかも。

(ただ、ダナフォール生き残りのメリオダスに、予めよくよく相談すべきだったんじゃ、とは今でも思いますけど。結局、この調査が裏目に出て、魔神族復活しちゃいましたもんね。メリオダスをちょっと疑ってる面もあったのかなあ?)

  

そしてもう一つ。

赤き魔神の屍体がマーリンの館(ヘンドリクセンの魔術研究館)にあったこと、です。

これ、ずーっと気になってたんです。

 

王都決戦時、赤き魔神の屍体を前に、ヘンドリクセンは言いました。

20年前…大焼失した妖精王の森で 屍体こいつが発見された時から 全ては始まった

でも、彼が魔神に操られたのは10年前。<大罪>が結成された(この館がマーリンの研究所になった?)のは16年前です。

即ち、それよりずっと前の時点で既に、赤き魔神の研究は始められていたってことになる。

誰が、何の目的で?

 

その答えが、今回明かされたと見ていいんですよね。

20年前に赤き魔神の屍体を王都に運び込んで研究開始させたのは、他ならぬバルトラ王だったと。

妖精王の森からリオネス王都までって、230Km以上は離れてたはずです。魔法を使ったのかもしれませんが、それを運んでくるなんて大変なことです。

で。そうまでした理由は邪悪なものではなく、「聖戦に備えて、魔神の弱点を探り、対抗手段を得るため」という、大義に基づくものだった、と。

 

20年前に赤き魔神のしかばねが発見されたとき、初めて、王は「聖戦の再来が近い」と予見したのではないでしょうか。

この時から、リオネス王国の聖戦への備えが…「全ては始まった」。

 

恐らくマーリンも、最低でも王国騎士だった6年間は、赤き魔神の屍を研究していたはずです。(彼女の館に置いてあったんですから。)<大罪>の仲間にも秘密にして。

彼女は魔界・魔神の研究が好きっぽいから、楽しかったんじゃないかなー。

 

<大罪>が王都を追われて後は、ヘンドリクセンに研究は引き継がれ。大義は歪み、闇の生物兵器…魔神の眷族を作る方向へと、少しずつ傾いていった。

こんな感じだったのでは。

 

王都決戦時、赤き魔神の屍体を発見したバンは、その研究をしていたと述べるヘンドリクセンにブチ切れて、床を突き破るほど ぶん殴ってました。

その怒りは、バルトラ王やマーリンにも向けるべきものだったのかもしれませんね(苦笑)。

 

こういった諸々を考えていくと、出自不明のエリザベスを王女にしたことも、「聖戦に備える」意図でもあったのかなあと思えてきました。

 

 

 

さて。

話を、<蒼天>が左遷されていた辺境の地・ゼルドンに戻します。

デンゼル曰く、王は最初からドレファス&ヘンドリを怪しんでいて、デンゼルが彼らに辺境に左遷された際、魔神の研究が続けられるように密かに塔(研究棟)を建てさせたと。

 

となると、この塔は最長でも築10年ということになります。

(実際は、築7~5年くらいじゃないかなーと思っていますが。だって、聖騎士長になりたてのドレファスらが、王弟であり権勢を誇るデンゼルを、容易に左遷できたとは思い難いからです。ドレファスらが充分に力を付けるまで早くとも3、4年は必要じゃなかったかと。

また、<蒼天>が左遷された当時から今と変わらない人員構成だったなら、アーデンとデルドレーの年齢から見て、10年前に左遷されたとは思えません。

10年前は、デルドレー13歳、アーデンはたったの9歳です。

せめて6年前だったなら、アーデン13歳なので、ギリギリ、聖騎士になってて おかしくはない…かもですが。)

 

ゼルドンの研究棟は、10~5年前に建てられた。

そう考えると、違和感を覚えました。

だって。塔に植物の太い幹が絡みついて(生え出て?)、木々で出来てるみたいな不思議な台地に包み込まれ、半ば埋もれたみたいになっています。

たったの10年でこんなになるなんて、あり得なくないですか?

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10年弱程度の時間で自然にこうなるとは到底思えませんので、超自然的な力が働いていると推測せざるを得ません。

たとえば、この塔の中で、魔神に対抗するための怪しい魔術研究や実験が繰り返された結果、植物が異常に繁茂してこうなった、とか。

 

思えば、この塔の入口はやたら頑丈そうな鉄の円扉。室内には窓が一つもありません。

まるで、何かを閉じ込め、決して外に出すまいとしたかのようです。

(だからこそ、今回フラウドリンを連れ込む場所に選ばれたのでしょう。)

この中で生物兵器を作ったり、ヘンドリクセンの研究に負けない暗黒の実験を繰り返していたのでしょうか?

 

つーか。

そもそも、この絡みあった木々で出来てるみたいな奇妙な台地は何なの。

こんなの普通の自然じゃあり得ない気がします。それとも『七つの~』世界では平凡な自然なのかな。すごく不思議です。 

 

 

この、異常に繁茂した植物が建物と一体化しているかのごとき風景を見て、ふと想像しました。

200年間キングが禁固されていた牢獄も、こんな感じになってたのかなあと。

妖精王は人間にとって伝説の存在であり、恐怖の対象だったはずです。それを閉じ込めるのですから、もはや魔王を封じ込めるくらいの勢いでなされてたかも、とか。

一般人は近寄らない辺境に塔を建てて、窓は無く扉は重い鉄。(もしかしたら、そもそも扉は作られなかったかもしれない。)

そして、中にいる妖精王の魔力の影響で、200年の間に周囲に異常に植物が生い茂り、生え出て、建物を半ば包み込んでいたかも…。

なんてね。

 

それとも、バステ監獄みたいなとこに、他の普通の囚人たちと一緒くたに放り込まれてただけだったのかしらん?

 

 

今回、フラウドリンさん絶対絶命みたいになってますが。彼を閉じ込めてる「完璧な立方体パーフェクト キューブ」の解除キーが、塔の外のデルドレーの持ってる呪言の玉。しかも、床に落とした程度で割れて無効化しちゃう脆いモノ。

どー考えても、簡単にフラウドリンさん逃げれちゃいますよね、これ(笑)。

だって、同行者たる<十戒>、灰色魔神亜種さんが、外にいるはずですから。

彼がちょいとデルドレーたちを脅かせば、玉は割れて、フラウドリンさんも自由になる…と思うのですが、どうでしょうね。

(デンゼルたちは、フェルゼンに飛来した魔神が二人いたなんて夢にも思ってない様子。バルトラの予言も、そこまで精密ではなかったか。…まさか、まだ顔を見せてない<蒼天>メンバーのドゲッドが、抜かりなく灰色魔神亜種と戦ってるってわけじゃないですよね。)

 

この灰色魔神亜種さんも、きっと「代理の<十戒>」なんだろうなあ。

その席には、元はメリオダスがいた?

そう思わせといて、またまたビックリ・意外なキャラだったりするのでしょーか。

 

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ドロールの腕のこと。

 

前話の感想に「前回のイメージ映像見るに、腕は一対です」と書きました。

間違ってたみたいです。

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この、両脇の下あたりに ぼわぼわぼわ~っと描かれてる、噴出する気体みたいな線。これ、高速で動いてブレてる もう一対の腕を表してるんだそうな。

つまり、腕が二対描かれてるらしい。

そうだったのか~。

 

…となると。

ドロールさんて、巨人族の始祖だった当時から、腕が二対だったってことですか?

それって、どういうことなんでしょう。

 

想像A
ドロールには生まれつき腕が二対あった。彼は巨人族の畸形である。

想像B
古代の巨人族は異形なのが普通だった。今の巨人族が人間と変わらぬ形なのが異常なのである。
よって、ディアンヌがドロールの踊りを会得したら、腕がもう一対ニョキニョキと生える。

想像C
ドロールは巨人族ではない。魔神族である彼が、何らかの方法で新たに「創造」した種族が巨人族である。

肌の色の方はどうなんでしょう。

巨人族の始祖だった当時から青黒かったのかな。

 

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今回の扉絵はカラーで、「夜、配達用の酒樽を荷車に積み込んでいるエスカノール組」でした。当面は出番がないのだろう彼らの様子がチラ見出来て嬉しかったです。('▽`*)

このイラスト、色んなエピソードが窺えて面白かった。

 

まず、バン。エスカノールから着替えを貸してもらったようで、服を着替えてます。(エスカとお揃いのウェイター服。)けど、例によってサイズが合わず つんつるてん。お腹は盛大に出てるし、ズボンも丈が足りなくて脛が丸々出ちゃってて、靴も小さいから踵を潰して つっかけみたいな履き方になってる。

エレインはと言えば、なんと、バンとお揃いのメイド服(?)に着替えてました。<麗しき暴食>亭の従業員服なんでしょうか? エスカさん、こんな人の来ない酒場で、女の子を雇うつもりでいたの?

 

バンはエレインにデレデレするのに夢中で、酒樽を積み込む作業に全く参加していません。

店主のエスカノールは、一生懸命運ぼうとしてますけど、夜なので非力で少しも運べない。

結果、ジェリコとキングの二人だけが、せっせと積み込んでいました。(ジェリコは腕力で、キングは魔力で。)

 

ジェリコさん…。あんなに大変な目に遭ったばかりなのに、こんなに働いて。偉いです。

「王都復興の手伝いもしないで遊び歩くとは!」とグスタフお兄ちゃんを怒らせてたのが嘘みたい。バンとの関係が落ち着いたので、気持ちに余裕が出てきたのかな。

つーか、マジに身体大丈夫ですか。人間の女の子なのに。

 

 

エスカ組は、どこにお酒を配達するのやら。

前は、大喧嘩祭り会場に届けて<大罪>メンバー全員集合するのかなと思ってました。でも、ゴウセルが大変なことになってきたので、まだまだ合流しないのかなという気もしてきたり。

となると、黒の歓楽街ベルフォード?

エスカさんは聖騎士から逃げ隠れてたので、(聖騎士が駐留しているような)まっとうな場所へ届ける仕事は受けないと思うんですよね…。

 

考えてみたらキングだけ、未だ<十戒>と戦ったことがありません。(ゴウセルやフラウドリンとは戦った? ことあるとも言えるけど。)

彼が最初に戦う<十戒>は誰になるんだろー。

 

 

『マガジン』本誌では、これから「大喧嘩祭り編」だと、あちこちで煽っています。よほど長く喧嘩祭りをやるんでしょうか?

とりあえず予想できるのは、ディアンヌが覚醒して<十戒>に対抗できるくらい強くなること。

キングが合流しないのならば、まだ記憶は戻らないかもなと思ったりします。戻らないまま、メリオダス組に合流するんじゃないかなあ。

今の彼女の記憶は<大罪>入団前。しかし既にメリオダスとは面識があり、好感を持っています。失われた記憶の鍵が彼らにあると知ったら、付いてくるんじゃないかなあ。

そして、マトローナの子供たち・ゾルとデラは、エリザベスが女神の使徒の力で癒すんじゃないかなと。それによりディアンヌとの友情が再構築されればいいなー、という期待。

 

…なんてことはなく、<大罪>メンバー全員が大喧嘩祭りに集合して、パパッと記憶も戻っちゃうのかもしれないけど。

 

で。もしかしたらゴウセルの記憶も戻って、<大罪>を離脱するのかもしれない。

そしてゴウセル編突入、とか。

 

 

アニメ第二期があるから、来年いっぱいで大体第二部は完結するんじゃないかとは思うけれど。どうなっていくんでしょうね。

 

 

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