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『七つの大罪』ぼちぼち感想

漫画『七つの大罪』(著:鈴木央)の感想と考察。だいたい的外れ。ネタバレ基本。

【感想】番外編 ハダカのココロ 

感想・番外編

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マガジンSPECIAL 2015年No.11 [2015年10月20日発売] [雑誌]

番外編 ハダカのココロ

アニメ第二期決定発表に合わせ、月刊誌に出張掲載された8Pの番外編です。

 

一ヶ月半ほど前の、本編第138話の扉絵そのままの、「ギーラの指導で剣の特訓をしているベロニカ王女」のお話。この扉絵を描いた頃、今回の番外編の準備をしていたのでしょうか?

 

「ハダカのココロ」というサブタイトル通り、剣の特訓後には水浴びで裸の付き合いをして、心をも裸にさらけ出して理解を深めあったのでした。

ベロニカに「ベロニカ様でいいよ」と許されても頑なに「ベロニカ王女様」と呼び続けていたギーラが、最後には心を開いて「ベロニカ様」と呼ぶようになったよ!

 

 

お話の殆どが全裸の水浴びに費やされていて、『七つの~』では未だかつてないお色気回でもありました。

ギーラがベロニカに裸に剥かれた場面は、生々しさはないけど、半脱ぎパンツの破壊力と露出の大きさにビクーッ、ってなった(笑)。

いやあ、素体の美しさを感じたエレインの全裸とは違いますね。

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胸も股間も読者に向け豪快に丸出しなのに、目は覆面みたいに隠されてるあたりが、なんかこー、特殊な性へk…もとい、萌えを感じます(笑々)。

 

あと、水浴び中にギーラが怒鳴って立ち上がる場面。彼女を見たベロニカが「あ 子供」と呟いているんですが、これどういう意味なんだろう?

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説A…怒鳴る態度が子供

説B…体つきが子供(主に胸の大きさ)

説C…股間が子供。即ち パイパn……げふん

 

皆さんはどう思いました?(笑)

 

ちなみに、柱に書いてあった人物紹介によると、ギーラは「貧乳」でベロニカは「微乳」だそうです。ベロニカの方が少し胸が大きいのか。「私よか小さい奴がいるってのも励みになる」と、ちょっぴり勝ち誇るベロニカなのでありました。

「お互い頑張ろうじゃない」とも言ってましたけど、ベロニカ、胸を大きくしたいと思ってたのね。グリアモールは気にしてなさそうだけど…。

 

 

ベロニカは、「自分で誰かを守れる力が欲しい」そうです。

彼女の専属騎士であるグリアモールは、彼女を守るために防御専門の<障壁ウォール>の魔力に目覚めましたし、ベロニカも彼に守られることを望んでいる。

けど、自分でも誰か(恐らくエリザベス)を守りたいんですね。

反面、「一撃必殺で相手をぶっとばしたい」ので剣を大振りする癖があり、それではダメだと指摘されても改めようとしません。注意されたからって、教えを受けている途中で頭突きをかますし。これじゃ剣の上達は遠そうです。

『見た目にカッコいい、派手な強さ』に憧れがあるのかな。ギーラが呆れた態度になるのも解る、困ったお姫様の面もあります。

グリアモールは、奔放に跳ね回るベロニカを大きく広く包み込んで守れる男にならなきゃですね。

 

ただし、このお話では、そんな欠点など霞んで消えてしまうほどの、ベロニカの大きな器、心の優しさが描かれていました。

かつて自分とエリーを殺しかけたギーラ(聖騎士とは言え、妹と同い年の少女)を、わざわざ剣術稽古の相手として何度も城に呼び出す。

この時点で何を考えていたのかは判りませんが、そうこうするうち、稽古が終わるとギーラがすぐに帰るのは小さな弟を養っているからだと知って。

彼女を正式に自分の剣術指南役に任命。城内にギーラ&ジール姉弟のための部屋まで用意して、住み込みで働けるよう計らったのです。

 

愛想よくしているわけでもない。そもそも、王によって不問に処されたとはいえ、魔神の血に踊らされてベロニカを殺そうとした。(エリザベスの奇跡の力がなければ、間違いなく死んでいた。)そんな自分に、どうしてここまで良くしてくれるのか。

ギーラは逆に憤って「あなたが何を考えているのか わかりません!!」と怒鳴ってしまう。

 

ベロニカ曰く、殺されかけたが死ななかった。だからもう忘れたと。

続けて言った、ギーラを赦す理由が、なるほどなあと納得できて、凄く良かったのです。

「ギーラ… アンタは弟を守るために 魔神とやらの血を飲んだんだろ…?
 …それは たしかに間違いだったかもしんないけど…」
「私もアンタと同じ立場だったら」「エリーを守るために同じことをしたかもね」

大上段に「魔神に操られてたんだから仕方ない、可哀想だから許すべき」と憐憫の情で流すのではなく、弟妹を何より大事にしている姉同士、という二人の共通点を示して、共感・同調・理解を経た赦しを語っているのが、読んでいて素直に受け入れられて、後味も爽やかでした。

とても いいお話でした。

 

 

ギーラは、これからはお給料もぐっと上がりますよね。

王女の指南役ということで、後ろ盾のない、吹けば飛ぶような立場の女の子だったのが、これからはちょっとは安定しそう。(嫉妬もありそうですが、乗り越えて行くのでしょう。)

 

城に住むようになるジールは、まだメーガスおばさんの雑貨店で働くのかな? それとも、騎士でも学者でも職人でも、好きな道に進めるよう勉強しなさいと、ベロニカが計らってくれるのかな。

 

ギーラたちが住んでいた家は、父のデールと暮らしていた思い出の家かなと思うので、引き払ったりはせず、休みの日に姉弟で掃除に行ったりして維持するのかな。

いつか一人前の大人になって、どちらかが結婚でもしたら、この家に帰って暮らせたらいいですよね。

 

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