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『七つの大罪』ぼちぼち感想

漫画『七つの大罪』(著:鈴木央)の感想と考察。だいたい的外れ。ネタバレ基本。

【感想】『七つの大罪』第128話 その存在 傍若無人

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週刊少年マガジン 2015年29号[2015年6月17日発売] [雑誌]

第128話 その存在 傍若無人 

  • メリオダスは<豚の帽子>亭から出て、ホークママの鼻先にいた。何故か一旦停止を命じてママを止める。
    キングがしびれを切らしたようにママの鼻先に浮かび上がってきて「団長 早く行こ……」と急かしかけたが、「!?」と動揺して前方を見やった。
    「なんだ…? 遥か遠くから感じる この桁違いの三つの気配は!!」
    メリオダスが真剣な顔で答える。
    「<十戒>と何者かは知らねえが……衝突してるようだ」「<十戒>側は――」「ガラン」「それとモンスピート」「もう一つは全く覚えのねえ魔力だ」
    「桁違い」。文字通り1万台の闘級ってことでしょうか。つまり、<十戒>と衝突しているマトローナの闘級も1万以上!
    そして、メリオダスはマトローナとは面識がないんですね。

  • その頃、エジンバラ
    現れたマトローナを見上げてボロボロ涙をこぼしているディアンヌ。
    「マトローナ…なの?」「よかった…」「てっきりキミは…」
    マトローナは一言も返さない。よろよろと嬉しげに立ち上がった少女の腹に、容赦ない体当てを喰らわした。気絶した彼女を担いで戦鎚ギデオンも忘れず携える。そんなマトローナの右足は失われ、棒義足になっている。かつて毒を受けた方だ。
  • 直後、押し固められた岩塊を爆砕してガランが大笑しつつ復活した。「久々に年甲斐もなくワクワクしてきおったわ!!」「この儂の不意をつくとは なんともニクい奴よの!!」とウキウキ見やったが、既に誰もいない。
    瞬間移動か、いや高度魔術を使う巨人族など聞かないと首をかしげ、まさか鳥に化けて飛んで逃げたかと可笑しげに空を仰いでみせ。その一瞬後。ガランは猛烈な勢いで広大な範囲の地面をズタズタに切り裂き始めた。
    まさしく『天に昇ったか地に潜ったか』で、大地を操ることに長けた巨人族ならば、地に潜って逃れたと見当をつけたのだ。
  • 一方、気絶(?)していたモンスピートは立ち上がって「食事の邪魔をするとは… 行儀マナー知らずはこれだから嫌いなのよね」と外套の埃を払っていた。
    と。不意に気配を尖らせ、「ん?」と一方を見やる。

  • その瞬間。
    遥か数百マイル離れたメリオダス、キング、スレイダーは強烈な殺気にあてられゾワッと戦慄していた。「向こうも我々の存在に気づいたらしい」とマーリン。
    ホークが「何百マイルも離れているんだろ!? どんだけ鼻がいいんだよ!!」と言ってましたが、同じ距離でメリオダスやマーリン、キングらはとっくに<十戒>側の気配に気づいてたんですから、モンスピートが特別鋭いわけじゃない? いや、<十戒>に比べてメリオダス組の気配はずっと小さいのを思えば、やはり鋭いのでしょうか。
  • 「…よりによって あいつに気付かれたか」と呟くメリオダス。
    ん? モンスピートはそれほど厄介な相手ですか。<十戒>の中でも強い? 性格が悪いとか?

  • 彼方の気配を睨んでモンスピートは呟く。
    「鳥カゴのように一か所に集中した複数の強い気配…」「しかも その内の一つは――メリオダスに酷似している」
    試してみようかね、と「獄炎鳥」なる鳥の形をした炎を創り出した。放つ!
    この場面、モンスピートの外套の中身が初披露。外套の下は上半身裸で、鋼のような筋肉に「闇」が幾重にも巻き付いて、無数のベルトを巻いたみたいな模様になっていました。ちょっとカッコいい。「ケツから女」(デリエリ?)と似た系統ですね。やっぱりこの二人は「対」な感じか?
  • 直線状に飛びゆく巨大な獄炎鳥は、途中ですれ違った凶悪なトロールもそれと戦っていた騎士たちも一様に灰燼と帰し、森をも焼いた。山を貫通して大穴を開け麓の家々も炎に呑む。道中のあらゆるものを破壊し燃やしながら、真っすぐにメリオダスの気配を目指していく。
    獄炎鳥が山に穴を開けたのを見て思い出しましたが、オーダンの街近くの山(オーダンの山?)にも大穴が開いてますよね。メリオダス曰く「風穴ふうけつ」。けど明らかに自然物じゃない。あれは誰がいつ開けたんでしょうか。「オーダン(オーディン?)」ってのも曰くありげだし。
  • 「団長!! 凄まじい魔力の塊が 猛速度で こっちに向かってきてる!!」とキングが血相を変えた。<豚の帽子>亭の中、窓辺からゴウセルが「十秒で到達」と無機質に告げる。(彼は外に出ない。つーか、キングの近くに行かない。自主謹慎?)
    「方向転換して全速前進だ!!」とメリオダスに命じられたホークママは、即座に足を止め、左手に方向転換して走りだす。
    ところが、獄炎鳥の方も方向を変えて追尾を始めたではないか。
    ついにホークママの斜め前方に獄炎鳥の姿が見え始めた。
  • 「…オレがいると踏んでの魔力攻撃だろう」とメリオダス。背中の魔剣に手をかけ、「「全反撃フルカウンター」を使えばオレが生きてることと正確な位置がバレる だが やらなきゃ後はねえ」と覚悟の顔。
  • が。抜くより早く、足元が大きく揺れた。なんと、ホークママが獄炎鳥向かって走り出したのだ。ホークがダメだと言っても止まらない。
    「ぴゃ~~~~っ」とメリオダスの顔面にしがみつくホーク。(メリオダス、技使えない)
  • お構いなしに突進したホークママは、巨大な口を開くと、ばくん、と一息に獄炎鳥を呑み込んだ。
  • 愕然とする一同。
    いつもポーカーフェイスなメリオダスとマーリンすら目を剥いていました。キングに至っては汗ダラダラ。

  • 彼方のモンスピートも驚いていた。獄炎鳥の反応が、何かに呑み込まれたかのように消失したからだ。
    やれやれ、メリオダスの存在が確認できなかったうえ、人間の魂を食べて微量に回復した魔力もパアだと愚痴りつつ、大して気にした様子もなく飄然と髭をいじる。
    彼はメリオダスが「全反撃フルカウンター」を使うと見越し、「カウンターバニッシュ」の能力も知っていました。メリオダスの能力を熟知しているんですね。
    メリオダスの方もモンスピートに詳しい様子でしたし、互いによく識っている相手のようです。
  • 一方、一帯の地面をズタズタにしたガランは、武器の刃からボタボタ滴る血を眺めて、十分手応えはあった、浮上してこないし両方死んだかと結論付けていた。
  • …が。
    彼らを見下ろす少し離れた丘の上に、地中から跳ね上がるようにしてマトローナが現れていたのである。体はズタズタに切り裂かれて血がダラダラ流れていたが苦痛を見せてはいない。気絶したままの、こちらは全く無傷のディアンヌを担ぎ、その戦鎚もちゃんと持っている。
    気配を絶っているのか、ガランもモンスピートも気づくことがない…。

  • そしてメリオダス一行。
    「いやーー すげぇなホークママ!! あの強烈な魔力を一呑みなんてよ!!」と驚いているメリオダス。「すごいというか… すごすぎません?」といささか引いた様子のキング。「ホークママ お腹は壊してない…?」と心配げなエリザベス。彼女に応えるように「ブゴッ」とホークママは鳴き、何かしきりに鳴き続けている。
    何て言ってるのかな?
  • マーリンはじっと考え込んでいた。
    「団長殿… 進路の変更を要求する」
    ハッとするキング。
    「ま… 待ってよマーリン! 話が違う!!」「ディアンヌを捜す気がないならオイラは一人でも…」
    しかしマーリンは「気持ちはわかるが 落ちつけ キング」と悠然。「…?」と戸惑うキング。
    「ディアンヌは<十戒>と対峙する強力な存在と共に気配を絶った それも<十戒>の攻撃を受ける直前にな」「おそらく 二人は無事だ …しかし我らが今 迂闊に近づけば かえってディアンヌを危険にさらすことになろう」
    マーリンは普段の様子で理詰めに諭してくる。かえってディアンヌが危なくなると言われ、キングは理性と感情のせめぎ合いで言葉を出せなくなる。
    マーリンの言ってること詭弁ですよね。しかも、すごくふわっとしてる。
    気配が消えた=死亡・瀕死かもしれないし、そもそも<十戒>と対峙してた存在が味方とも限らないのに。
  • その肩を、ポンッとメリオダスが叩いた。気さくに笑って、力強く
    ディアンヌは必ず助ける!!」「七つの大罪オレたち>みんなでな!!
    「団長…」
    キング、不安は抱えたままながらも、ひとまず肩の力が抜けた様子。
    メリオダスが団長的な気遣いしてますね。今までしてなかったわけじゃないですが、ここ最近目立つ感じになった気がします。
    そして、キングはとことん団長に弱い。誤魔化されちゃったよ。
    この人、なんでこんなにメリオダスに信頼寄せてるんでしょう。
    <大罪>メンバー中でも特に団長好きに見える三人のうち、バンがメリオダスを気に入った理由、ディアンヌがメリオダスに恋した理由は語られてますが、キングのはまだ。彼とメリオダスの初対面(?)時の話も見たいなあ。
  • 「そんで マーリン 進路変更ってことは 他に行く当てがあるわけだな?」
    空気を切り替えるように、メリオダスは笑顔を彼女に向けた。
  • 「今は 何よりも<十戒>と戦うための力をつけねばならん …その手始めに」「団長殿の”力”を戻す」
    「十年前 王国を脱出する折――」「私が団長殿から奪った”力”のことだ」
    メリオダスの顔が険しくなった。その硬い横顔を、驚いた様子で見つめるキング。
    スレイダー、エリザベス、ホークは、マーリンが何故そんなことをしたのかに戸惑っている。
    キングやエリザベスは、10年前の離散時にマーリンがメリオダスを気絶させた、というところまでは聞いていたはずですが、そこで”力”を奪われていたことは、今初めて知ったんですね。
  • ”力”は、ここからそう遠くないドルイドの聖地「イスタール」にあるという。
    柱のように立つ長石メンヒルや積み重ねた支石ドルメンが並ぶ、その荒野の一角には、門のような形に積まれた巨大なドルメンがそびえていた。
  • 次回「ドルイドの聖地」

 

…何かがおかしい。

死んだはずのマトローナが颯爽と助っ人に現れて、以前ではあり得ない服装に表情で、以前とは違って(ですよね?)闘級が桁違いにハネ上がっている。

あたかも、半日前まで半裸でフラフラ彷徨っていたヘンドリクセンが新しい服をパリッと着て立派な剣を持って使えなかったはずの<浄化パージ>の能力まで携えて、颯爽と助っ人に現れた時に感じたみたいな、微量の違和感。

 

前回のラストを見た時は、素直に「マトローナは生きてたんだ」と思ったのです。

でも今回、「マトローナ…なの?」というディアンヌの問いに、うすら笑いを浮かべて答えない。(前回、技名を叫んでましたから、喋れないとかではないはず。)

体の古傷や、毒を受けた右足が棒義足になっている(毒に侵された部分が壊死したんでしょう)点から見て、マトローナ本人なのは間違いないようなのに。どうして一声さえ応えてやらないんだろう。

まさか、記憶がないとか人格が変異してるとか!?

 

そもそも。漫画にこれ言うのは野暮かもしれませんが、タイミング良すぎじゃないですか? 何より<十戒>を前に落ちつき過ぎてる。

まるで、ディアンヌがここで<十戒>に遭うことを「予め」知っていて、救い出すために待機していたかのようじゃありませんか。

 

何かがおかしい。

あたかも、状況を俯瞰していて、(魔神族に勝てるように)裏で操作している何者かがいるみたいな……。

う~ん。考え過ぎかなぁ。

 

 

これで、マトローナの髪型が以前のままだったならば、彼女は本当は死んでいて、今はドルイド族に死者使役で使われているなんて想像するところなのですが。

髪が伸びていますから、生きているのは間違いないのですよね。死者使役で蘇った者は、肉体的には死体のままですから。

 

…もしや、死者使役とは別の、ドルイドか女神族のもっと上級な術で「本当に」生き返ったんでは!?

しかし、以前の彼女とは異なる表情で、ディアンヌの呼びかけにも答えない様子を見ていると、肉体的には蘇生していても、魂(人格)には何らかの変異が生じるのでは、と疑念がわいてしまいます。

 

ともあれ。

もし本当にそうならば、マトローナは今や、ドルイド族や女神族に使役される身なのかもしれません。そして、お見通しの力を持つ彼女らの指示で、ディアンヌを救うために予めあの場に待機していたのかも。

となると、マトローナがディアンヌを運ぶ先はドルイドの聖地で、放っておいても団長チームと合流できる…?

 

……なんてことを考えてみたりもしましたが、マトローナは死なずに普通に生きていただけで、今回のタイミングの良さも偶々で、ディアンヌを運ぶ先はメガドーザなのかもしれないですね。あるいは巨人族の修行場とか。

 

そもそも、かつてディアンヌの服にあったのと同じマークが、今回現れたマトローナの手袋に入っているという謎も残っています。

…まさか、今のディアンヌは記憶を失っているから判ってないだけで、本当はマトローナが生きていることを前から知っていて、彼女の人間風の服はディアンヌが作ってプレゼントしたもの、なんて可能性も…?

 

マトローナにはまだまだ謎がありそうですが、タネ明かしは当分先っぽいですね。

キングとヘルブラムみたいな悲劇だけは起きませんように。

それと、マトローナがもしも「術で生き返った人」ならば、その術でエレインが幸せになれるかどうかの試金石になるのかも。その術で生き返った者にリスクはないのか、身をもって示してくれるでしょうから。

 

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 ところで。ちょっと疑問なのですが。

第126話を読んだ時、ディアンヌの記憶退行は「マトローナの死の直前」なのかなと思っていました。

というのも、出奔した彼女が戦鎚ギデオンを持っていたからです。

だって、神器は<大罪>に入ってから賜ったものでしょう。それ以前の記憶しかないディアンヌからすれば、自分の持ち物という認識がないはずです。

ディアンヌは善い娘ですから、他人の物を勝手に持ち出しはしないと思う。なのにそれを持って出て行ったということは、彼女の認識では「どうしても武器が必要な危機的状況」だったんじゃないかと思ったんですよね。

しかし実際には「マトローナが死んだ」認識で、それを伝えるべく故郷に帰ろうとしていただけでした。

……となると、どうなるの? ディアンヌが、自分のものではないはずの戦鎚を勝手に持って行っちゃった、悪い子ってことに…。

 

うーん。頭の記憶は消されたけど体の記憶は残っていて、使い馴染んだ戦鎚を無意識に持って出て行っちゃったとか、そういう風に考えておくしかないのかな。

それとも、戦鎚そのものが元々巨人族の失われた宝だったとかで、それが何故か置いてあったから、取り戻したつもりだったとか?

 

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次。ホークママのこと。

やっぱりママは只者ではなかった!!

 

そんで、その正体をメリオダスもマーリンも知らないんですね。

彼らのビックリ顔は新鮮でした。

 

ホークママは飲食しないんじゃないかと思ってましたが、魔力を食べるんでしょうか? いや、単に「何でも呑み込める」特質があるだけなのかな。

昔話に、人でも動物でも建物でも、果ては太陽さえも、どんどん呑み込んでしまう怪物が出てくるものがありますけど、ホークママもそういうものなんでしょうか。

 

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ドルイドの聖地のこと。

 

マーリンが、メリオダスから奪った「力」をドルイドに預けていた。

この事実にとても驚きました。

なんとなく、女神族由来の力を使うというドルイド族と、魔界(魔神族の世界)の術を使うマーリンら魔術師は、似て非なる、相容れない存在であるかのように思っていたから。

 

まあ、元ネタのアーサー王物語群のマーリンは、ドルイド僧がモデルの一つだと言われてるわけですから、繋がりがあるのは必然なのかも。

 

まさか、団長の「力」を奪ったのもドルイド族の指示だったなんて言わないですよね?

ドルイド族、今のところ胡散臭くて怖いでござる。

すごい力を持った正義の味方集団なの? それとも裏があるの?

背後にいるのだろう女神族と、どの程度足並み揃ってるのかも気になります。

つーか、そもそも女神族、メリオダスを殺せとバンに指示して「これは女神族われらだけの望みではなく お前達人間を含む四種族の平和のためでもあるのですよ?」とまで言ってたじゃん?

なのに、彼女らと繋がるドルイド族がメリオダスの「力」を預かってて、正義の審判者めいた立場から、返してくれるわけですか?

なんか釈然としないな~…。

 

女神族とドルイドが目的を同じくすると仮定するなら、メリオダスを弱体化させるために(彼の仲間の)マーリンと協力して「力」を奪い、弱体化した彼を更に(彼の仲間の)バンを使って殺そうとしてる?

しかも、この時は あんまり真剣に依頼してないですよね。バンが ためらうであろうことは想像に難くないじゃないですか。

むむう。何がしたいの?

こういうモヤモヤも、ついに道理が明らかにされ、晴らされるのか。

 

 

ドルイドの聖地(の入口)、メンヒルやドルメンが立ち並んでました。 

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ずっと前、初めて聖戦の予言詩か語られた第16話に、マーリン(らしき人物)がメンヒルやドルメン(っぽい奇岩)の並ぶ荒野(遥か彼方に岩城みたいなのが見える)に立っている、とても大きなコマがあって。ずっと、あれはどこなんだろうと気になっていました。

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あれはドルイドの聖地のイメージだったってことでいいんでしょうか。

それとも、別にまだ何かあるのかなあ。

 

ドルイドの聖地の名はイスタール

イスタールと言えば、アッカドの愛欲と戦争の女神イシュタルのこと。

女神イシュタルと言えば黄泉下りと黄泉帰りの神話で有名。

ドルイド教は魂の不滅と転生を説いたことで知られています。その聖地の名に黄泉帰り神話の女神の名を付けてるのは、やはり、暗示ですよね。

 

リズとエリサベスの生まれ変わり?の謎。

もしもマトローナが「甦った者」ならば、その謎も。

そして、エレインが将来生き返れるかの試金石。

 

ついでに、妖精族とは違って老化するはずなのに、長い年月を経ても子供の姿のままの、メリオダスを始めとする長生者たちの謎。…も、あるのだろーか。

 

 

少し話がそれますが。

『七つの~』世界では死者の魂は死者の都で憩うことになっています。3DS版ゲームが語ったところによれば、歴代妖精王が死後に管理している地だと。

この「死者の都」の秩序と、女神族やドルイド族による「死者復活」って、干渉しないのかなあ?

 

現実世界では、キリスト教が席巻すると古い時代の「妖精(冥王)が管理する冥界」の信仰は薄れて、時に「悪」として語られました。

キリスト教の天国へ行くべき魂を捕らえて閉じ込めている、魂の救済を阻害する悪行だ、という考え方です。

こういうのを踏まえると、妖精族が死者の魂を死者の都で憩わせることを、女神族などは、もしかしたらよく思わないんじゃ…と懸念したりもします。彼女たちにも独自の「死後の世界」があったりして。

それとも、女神族も死んだら死者の都に行くんでしょうか?

そもそも、死者の都に行った魂は転生するのでしょうか? 不滅の存在として憩い続ける感じにも見えるけれど。(とりあえず、歴代妖精王は死んでも転生しないのは確定…してますよね? 統合されて冥王になるんだもの。)

 

あと、他種族の魂を食べちゃう魔神族は、ドルイド教の掲げる「魂の転生」を阻害してるって解釈でいいのかなあ。

魔神に食べられた魂は、多分、彼らの魔力として消費され、そこで本当に消滅して、死者の都に行けないし復活もできないですよね。

だから女神族やドルイド族に敵視されてるとか?

 

そして魔神族の魂は、死後にどうなるのでしょうか。

死者の都に行くの? 彷徨える魂になってその辺の肉体に入っちゃう?

なんとなくですけど、彼らはまっとうな形では輪廻転生しないのかなと思ったりも。ドルイドたちが「自然ならざる存在」と呼んでいるから。

 

もしそうだとしたら、メリオダスは死んだら二度と「エリザベス」に逢えないのかもしれないですね。

 

……とかいう、ひどい妄想でした。

 

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今回、キングとディアンヌの問題を中断して団長のパワーアップに進んだのは、色々感じるところがありました。

 

私はドラマでも「A男とB子はいつ結ばれるのかしら」とハラハラ観るような人間ですから、この二人の恋愛ドラマがまとまらずに、まだまだ、どきどきヤキモキさせてもらえるのだと思うと、それ自体は嬉しかったのです。これからも楽しみです。

反面、えっ、あれだけ盛り上がってディアンヌを救うんだと出発したのに、こんな尻つぼみで、新たな謎だけ振り撒いて方向転換なの!? と、盛大な肩すかしをくらったというか、落ちつかなさも感じました。

漏れそうになってトイレに向かったのに紙がなくてアタフタして、紙が見つからないうちに「便意は収まっただろう、今は用を足すより別の用事を片付けるべきだ」と別の方に連れて行かれちゃったみたいな。しかもそれ以前にも、あらゆる別の用事が中途半端にやりかけのままで、散らかったまま放置されてるみたいな。(変なたとえ)

 

マーリンがキングを説得した言葉もかなり強引で、モヤモヤ感がありました。

上にも書きましたが、<十戒>と対決した何者かがディアンヌの味方とは限らないですし、ディアンヌとその何者かの気配が消えたことを「無事だ」と断定するのも早計じゃないですか。

要は、ディアンヌがかえって危機にさらされる云々は詭弁で、マーリンはこの時点で、(生死を確認するのが困難な)ディアンヌ(を捜し回って全滅の危機を招く)より、(今後の戦力にすべき)キングを(囲い込んでおく道を)取った…と解釈していいんでしょうか。

それとも、まさかマーリンは、誰がディアンヌを連れ去ったか見当がついていたんでしょうか。

  


 

今週号には「七つの大罪占い」が付いていましたね。

ちょっと少女誌っぽい企画でビックリでしたが、何号も前から予告を打っていただけある力作でした。ファンブックの二冊目が出たら、そこに収録されるのかなあ。

 

私は「ギルサンダー」タイプでした。

皆さんは誰でしたか?

 

「メリオダス」タイプの解説文に

軽い性格に見られたり、得体のしれない人に思われたりすることもありますが、きちんとかかわった人にはその魅力が伝わり、愛される人です。

とあって、激ウケました。得 体 の 知 れ な い(震笑)。

 

後は「ヘルブラム」タイプの解説文に「物事をじっくり考えるタイプで、頭がいいので」とあって嬉しかったです。

というのも『アニ罪』でヘルブラムってば「知力20」とされていたから。(ちなみにヘンドリクセンは「知力96」)

「騙されやすさ99」なんてパラメータも並べてありましたし、「人間に騙された過去がある→バカ」という発想? あんまりひどいや! と印象に残っていたので。

 

そして「ディアンヌ」タイプ解説のこれ。↓

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何を観察するのよゴウセルの(笑)。

ゴウセルに観察されるんでなく、ディアンヌが観察するんかい!

 

よくよく読んだら、どのキャラタイプも、文章では「相性のいいキャラタイプ」は二人までしか書いてないのに、イラストでは三人まで紹介してあって、つまり各一人追加がある。

文章を書いた方とは別の人が付け足したんでしょうか? この「三人目」は、割と突飛な組み合わせが多かったです。

「エリザベス」タイプが意見を求めるなら「ヘルブラム」タイプとか、「エレイン」タイプが先輩にするなら「マーリン」タイプとか、「ギルサンダー」タイプが息抜きにお茶をするなら「エレイン」タイプだとか。

 

ともあれ、楽しく遊ばせていただきました。

 


電書版『マガジン』のこと。

ありゃ? またグラビア収録なしの、グラドルさんの写真使えぬ有り合わせ素材表紙に戻りましたね。先週が特殊なだけだったのか。

今週の『大罪』は見開きカラー扉絵だったのに、電書版では丸々カット…(哀)。扉絵もちゃんと収録してほしいなあ。

 

カラー扉絵は十戒。漫画では白ヌキのエスタロッサの髪がダークグレーなのに衝撃。あと、タコ娘ちゃんの触手が真緑色なのも衝撃。いやタコだから自在に色変えられるのかも知らんけど。 

 


 

ついでに。

単行本15巻のおまけページで、数キャラぶんの闘級が明かされていたので、以前作った表を補完しておきます。

名前闘級魔力武力気力
ホーク 30 0 25 5
聖騎士見習い 145 50 50 45
バルトラ・リオネス
(リオネス国王)
530      
ドゲッド
(白金)
860 290 470 100
赤き魔神 1000~1300      
デール 1220      
グリアモール
(蒼玉)
1520      
デスピアス
(金剛)
1690      
ワイーヨ
(白金)
1710      
ハウザー
(白金)
1910      
ギルサンダー
(金剛)
1970      
ディアンヌ
※人間サイズ
2330 900 950 480
イズラフ
(吸血鬼族の王)
※日中
2445      
魔神化デール 2490      
灰色の魔神 2700~3200      
ゴウセル 3100 1300 500 1300
バン 3220      
ディアンヌ 3250 900 1870 480
メリオダス 3370 400 960 2010
キング 4190      
メリオダス
※魔神の紋章を出した状態
4400      
マーリン 4710 3540 70 1100
イズラフ
(吸血鬼族の王)
※闇夜
4890      
アルビオン 5500      
魔神化ヘンドリクセン(灰色) 5800      
メリオダス
※半身が闇に呑まれた状態
10300      
ガラン
(魔力枯渇状態)
26000 0    

※スレイダーの気力は400以上。サイモン、ギーラ、リオネス国王の気力は400以下
※リオネス王国では闘級300以上が聖騎士として認められる
※武器(神器)を装備しているか否かは闘級を左右しない。素手だと闘級範囲内の一部の力しか発揮できないが、武器(神器)を持つと闘級範囲内の多くの力を発揮できるというだけである

そういえば15巻、114話の「ゴウセルに記憶を消された」伏線となるディアンヌの台詞が、雑誌時から修正されてましたね。
雑誌時は「七…つ?」(<七つの大罪>が七人いることが思い出せない→キングの存在を忘れた?)って感じに呟いてたのが、(なんだろう 頭がぼんやりする)という独白に変更されていて。この時点ではまだ記憶が消えてない感じになってました。

 

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